何になりたいか分からなかったから、シンプルに「ありがとう」って言われる仕事を選んだ。ブライダル業界から転職した遠藤さとかさん
こんにちは、キュレーターの森あや子です!
本日は“中途採用メンバーへのインタビュー企画 第一弾”として、昨年6月にブライダル業界からReadyforにジョインした遠藤さとかさんに話を聞きました!
前職はブライダルですよね?どうしてブライダル業界に進んだのですか?
「実は、ブライダル業界に入りたいって思っていたわけではありませんでした。
小さい頃から夢を持ったことが無くて、だからきっと大学を卒業したら、公務員とか銀行とか、安定した職に就くと思っていました。
でも就活の面接のときに『あなたのキャリアプランを教えてください』という質問に、どうしても答えられなかったんです。『やりたいことすらわからないのに、つきたいポジションなんて聞かれても…』って。そんな時、偶然友達に勧められたのが、前職の会社でした。
『キャリアプランなんてわかりません』って面接で素直に言うと、『どんなポジションにつきたいか、より、どういう人になりたいかの方が大切だよ』と言われ、こんな言葉を言える社会人になりたいと思ったのが入社の決め手でした。」
ブライダルでは、どんなお仕事をされていたんですか?
「石川県金沢市にドレスコーディネーターとして配属されました。初めは、ウェディングプランナーになりたかったんですが、会社が好きで、そこで働く人が好きだったからここで頑張ろうと決めました。
仕事内容は、ドレスやタキシード、和装などの結婚式の衣装・スタイリングの提案などの華やかに見える仕事だけではなく、衣装のお直しや、クリーニング出し、衣装の搬入搬出までさまざまです。
失敗の許されない仕事なので、プレッシャーはかなり大きかったです。でも、一生に一度の結婚式に関われること、そして、当日のお二人の笑顔と「ありがとう」のためならいくらでも頑張れました。
そこで、私自身が人のために働けること、そしてその結果が目に見える仕事にやりがいを感じるということを知りました。」
それからReadyforに転職することになった経緯は?
「家の事情で転職をすることを決めました。いずれは転職も考えていたけれど、『これから頑張ろう』と思っていた時期だったので、具体的になにをやりたいのかはわかりませんでした。
でも、またブライダルの時のようやりがいをもって働きたいと思っていたので、色々と求人を探し、求人エージェントの面接なども受けました。でもそこで書いてあるのは、必要なスキルや条件ばかりで。
そんな時、偶然WantedlyでReadyforの記事を見つけたんです。
『ありがとうと言われる仕事をしたい人の応募を待っています』
シンプルに、これだ!って思いました。やりたいことはわからないけど、ありがとうのためなら頑張れると思ったんです。」
入社する前に不安なことってありましたか?
「Readyforの面接を受けるまで、クラウドファンディングを知らなかったんです。そんな私は、特別な知識も全くなく、これまでの接客を活かせるのか、それ以外の必要なスキルを身に付けることができるのか。ほぼゼロからのスタートに不安でいっぱいでした。」
実際に入社したときの印象は?
「社員の平均年齢がすごく若いことに驚きました。社員同士の距離も近くて、そして何より、みんな優しくて仲がいい!私の初歩的な質問にも、とっても丁寧に、根気強く教えてくれました。
あとは、前は規模が大きい会社にいたので、数字の報告や今後の施策などを社員みんなで共有していて、一人一人が会社を担っていると感じられたことが新鮮でした。」
入社前に心配していたことはどうでしたか?
「はじめはろくに文章も書けなくて(笑)。でも、懇切丁寧にご指導いただいたおかげでスキルも付いてきて、『思いを言葉にしてくれてありがとう』と言ってもらえるまでになりました。
そのほかにも、数字の見方や、アクセス解析など、たくさんやっていく中で教えてもらいながら身につけることができました。」
前職のスキルが活かせる部分はありましたか?
「接客をしていたので、実行者の潜在的な要望、言葉にできていないニーズを汲み取るという部分、スケジュールの管理は活かせているかと思います。
あとは、これはスキルではないのですが、目先の利益ではなく、本当に実行者のためになる提案をすること、そして、最後まで諦めない粘り強さは前職で鍛えられていたと思います(笑)」
入社してからなにか変わったことはありましたか?
「入社して1年半。これまで、たくさんのプロジェクトを担当させてもらい、知識や経験、人との縁がつながるなど、自分の世界が広がったように思います。
実行者さんのプロジェクトが達成した時、自分のことのように嬉しいんです。こんなに近くで、誰かの夢の実現のためにお手伝いができる仕事なんて、そうないと思いませんか?笑
もちろん、大変だと思うこともあります。キュレーターという仕事に正解がないからこそ、日々勉強、試行錯誤しています。でも、どうしたらもっとよくなるのかを考えるのも楽しい部分なのかもしれません。
今、私はまだ自分がやりたいことは見つけられていません。でも、最近はそれでもいいのかなと感じています。
夢を持つ人と、それを叶えるためにサポートする人どちらも必要で、どちらも活躍できるのがReadyforなのではないかなと。」
どういう人がReadyforに向いてると思いますか?
「まだ、Readyforは成長途中なので、整っていない部分やこれから作っていかなければならない部分もたくさんあります。
だから、そんな変化をポジティブに捉えられる人、いろんな課題に対して良い悪いを決めつけずに、どうやったらできるのかを自分事として考えられる人は、Readyforを楽しめると思います。
そして、人のためになにかすることが好きな人。そんな人と一緒に働きたいですね!」