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採用への新たな一手。社員数10人以下の極小企業が「採用ピッチ資料」を作り、公開した話。

こんにちは。
RCIエージェンシーの永井です。私は今年7月からこの会社にジョインしています。

当社が力を入れている採用を補強するべく、「採用ピッチ資料」を今年の6月下旬に作成しました。今回は採用ピッチ資料作成の経緯や、完成までの流れについて紹介します。

2019年3月まで社員1人、そこから9人。会社を大きくすべく、速いペースで駆け抜けてきた。

当社は「より多くの人に共鳴される自分と組織をつくる」というミッションの元、2015年5月に創業しました。ここだけ聞くと、それなりに活動してきた会社なのではと思われるかもしれません。

しかし実際のところは、長らく代表の白川がひとり奔走しておりました。


社員数の推移



会社の規模を大きくするべく採用活動に着手したのが2018年暮れ、ようやくひとり仲間が増えたのが2019年4月。今年の秋に2名増員し、年内にやっと社員2桁に届くかなといったスピードです。グラフの通り、スロースターターなのです。

また、白川自身もまだ現在32歳。社員の平均年齢も28歳と若いメンバーで構成されています。


社員は顧客企業のコンサルティングやシステム開発案件に参画し、プロジェクトを成功へ導くために日々活動しております。よって社員同士で顔を合わせる機会は月に一回であり、基本的には定例会・社員レクリエーションくらいです。

そんな私たちですが、「家族や仲間を大切にする」といったコアバリューに共鳴して集まっているため、非常に関係性は良好です。


専任の採用担当者はゼロ。試行錯誤のうえで始めた「採用ピッチ資料作成」という試み。

採用について話を戻します。
先述の通り、小さな会社なので専任の採用担当はおりません。ついこの間までは白川ひとりで採用に関する一連の役割を担っていました。

現在は私とプラス1名増員し、それぞれが兼務しながら3名体制で採用活動をしています。私が入社したのは7月ですが、入社前の6月に採用の新たなチャネル獲得を提案し、実現させています。


その根底として、私は成長フェーズにおいて、会社の発展に貢献できる活動をしたいという気持ちがありました。
白川から採用状況についてヒアリングした結果、課題と認識しているのは「採用の手段が少ない」ということでした。したがって、採用を成功させるためには手段を増やす必要があると考えました。


実際にどうしたらいいのか考えていたとき、存在を知ったのが採用ピッチ資料です。起業・スタートアップを対象にしたオンラインセミナーに参加した際に話題になっていたのです。


採用戦略としての広報の重要性も実感する中、採用ピッチ資料を近年取り入れている企業が増えているという話題を耳にしました。Smart HR社やミラティブ社が作成していることで有名です。
採用ピッチ資料とは、「採用情報をオープンにすることで求職者と当社の両方に利点がある」というものです。


【採用ピッチ資料を公開することのメリット】

求職者:当社の理解を深める。エントリーの判断材料のひとつになる。
当社 :事前に会社のことを知ってもらい、有効応募を増やし、ミスマッチを減らす


その後、「こんなもの(採用ピッチ資料)もあるよ」と白川に紹介したところ、評価は上々。即日作って公開しようという運びとなりました。

採用情報を載せたWebページこそありますが、採用ピッチ資料はゼロベースからの作成です。
よくある採用ピッチに盛り込む内容に定石はありますが、当社の場合はやはり「立ち上げ当初からの成長がイメージできる」・「仲間同士が仲良く活動している」ことが伝わる資料にしたいと考えました。


【採用ピッチ資料に掲載する内容の例】

・会社概要
・事業概要
・ミッション・バリュー
・今後のビジョン
・自社の魅力
・会社の風景(職場の写真、ニュース)
・採用ポジション情報
・一緒に働きたい人・働くのに向かない人の人物像
・メンバー紹介
・福利厚生


【実際に掲載したスライドの一例】



ご覧の通り、生の様子が伝わる資料になったのではないでしょうか。

資料作成にあたり、過去の写真をかき集めました。各種採用媒体にも一部掲載しておりますが、それよりも写真マシマシです。

また、比較的早い段階に入社している大川・栗田にも協力してもらい、社員の生の声を入れました。単なる理想論だけではなく、会社の実態を知っている既存社員のよりリアルな意見を入れることで、これから応募を検討している方の参考になると考えました。


なお、作ると決断してから完成するまでおよそ3日。このスピード感もスタートアップならではです。


★実際の採用ピッチ資料はこちらをご覧ください!

採用活動も道半ば。ビジョンやバリューに共鳴してもらえる仲間を探していきたい。

ピッチ資料を公開した後は会社説明にこの資料を使うことができ、採用にかかる時間が短縮できました
。現状も白川が候補者との面接を行っていますが、採用ピッチ資料を見たという声もいただきます。

ただし、まだひっそりとスライド共有プラットフォームに公開しているだけで、認知してもらえる方法をもっと増やしていく必要があると実感しています。
このご時世なので、現在はオンラインのみで採用スカウトなどの広報活動をしていますが、少しづつ直接お会いして会社のことを伝えていけたらいいですね。

会社を作っていくのに必要なのは資金よりもまずは「人」だと考えているので、まずは当社のビジョンやバリューに共鳴してくれる仲間を集めていきたい。
採用は時間もお金もかかりますが、まだまだ道半ば。頑張って仲間を探したいと思います。


直近の採用の目標は「今期中(2020年12月まで)に15人体制へ」。もちろん目標達成は大事ですが、やみくもに採るだけではミスマッチが起きかねません。
当社では選考段階できちんと候補者と向き合っていきます。


そして、これからも事業を通して「より多くの人に共鳴される自分と組織をつくる」ことを実現したいと考えております。


当社RCIエージェンシーでは、一緒に組織をつくって育てていきたいメンバーを募集しています!

少しでもご興味がある方は是非一度お会いし、人生において大切にしていることについてフランクにお話ししましょう!

ITコンサルタント/PMO
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RCIエージェンシーは、「クライアントの重要課題の解決と、IT業界の多重請け構造の根絶」をミッションに掲げ、以下2つの事業を推進しています。 ① コンサルティング・ディベロップメント https://rci-a.com/case/ 製造・流通・サービス、金融、公共などの幅広い業種のお客様に対して、コンサルティングやシステム開発支援を支援しています。RCIは、売上高10兆円を超える小売企業を主要顧客に抱え、同企業のDX推進の中枢を担っています。  【実行中のプロジェクト(一部)】   ◆RCIのコンサルタントが支援しているプロジェクト     ・業界TOP大手小売企業のDX推進     ・業界TOP大手小売企業の横断PMO支援     ・損保会社発注者側プロジェクトマネジメント支援     ・飲料メーカーSAP導入プロジェクト     ・通信事業者 業務移行設計支援プロジェクト   ② プラットフォーム IT業界の⼈材調達領域における商取引は多重請け構造になっており、成果に⾒合う報酬を受け取れていないエンジニアやコンサルタントがたくさんいます。 RCIは、FINDiP(2023年2月リリース予定)の提供を通じて、多重請け構造をなくし、すべてのエンジニアやコンサルタントが納得感をもって商取引ができる環境と、成果に⾒合う報酬を得られる仕組みを提供します。
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以下のリクルートサイトにも会社のリアルな情報を載せております。

【リクルートサイト】
https://rci-a.com/recruit/

お会いできることを心から楽しみにしています。

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