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全体最適を意識し、業務フローの根本から改善に導く

ラクス採用担当です!

今回は社内SEを担う佐藤にインタビュー!

社内の業務システム管理や、事業部の業務効率化のための改善提案などに取り組んでいます。
企業規模が急拡大している中で、中長期的な視点、全体最適の視点をもって積極的に業務改善を提案・実現できる環境です。

詳しく知りたい方は是非ご一読ください!

<プロフィール>

佐藤悠樹
技術本部情報システム部システム管理課 システム管理(社内SE)

大学卒業後、製造業に就職。社内基幹システムの管理業務に約6年半従事し、主に生産管理や販売管理の領域を担当した。2018年10月にラクスに入社し、社内の業務システムの管理を中心に、業務用PCの管理や業務フローの改善など、幅広い業務を担っている。

根本から携われることに興味が沸いた

──佐藤さんは元々、社内SEを志していたのですか?

いえ、全く想定していませんでした(笑)。大学では教育を学び、教員免許を取得したのですが、就職活動を進めるうちにモノづくりを支える仕事に意欲が湧き、製造業への就職を決めました。そこで配属になったのが、思いもよらぬシステム管理部門だったんです。

──そこから社内SEの面白さを見いだしたのですか?

そうですね。システムのユーザーが同じ会社の社員なわけですから、ユーザーとの距離が近く、人と密接にかかわりながらシステムの運用を担い、会社を支えることにやりがいを感じていました。元々”人”への興味が強いことも、やりがいの源泉になったのだと思います。

──その中で、転職を考えるようになった理由はなんだったのでしょうか?

製造部門が会社の基幹を担っていたため、投資の大部分も製造部門に向けられていました。そのため、システムの刷新や改変を提案しても、予算を割けないからと却下され、既存システムの運用管理に業務領域が限られていました。

そこに、物足りなさを覚え始めたのです。

──そのジレンマを払拭できると感じたのが、ラクスだったのですね。

はい、面白い仕事ができそうだと、強く感じました。

会社・事業の急速な成長に向けて、「システムをどう運用するのか」という根本からガッツリと携われることに、純粋に興味がそそられたんです。実は前職の会社がラクスのクラウドサービス『楽楽精算』を活用し、ペーパーレス化や業務効率化を推進していたことも、ラクスに興味を持つきっかけになりました。

規模拡大を見据え、業務フローの標準化に挑む

──ラクスの社内SEとして、どのような業務を担っていますか?

ラクスおよびグループ会社の社内業務システムの管理、BIシステムの導入・管理、東京本社・東京第2オフィスの業務用PCの管理など、社内のシステム・PC周りを幅広く担っています。

なかでも私はラクスの主力サービスの一つ、クラウド型販売管理システム『楽楽販売』の自社内活用を中心に担当し、自社内ユーザーに対して、トラブル解消や業務フローの改善などをサポートしています。

──業務フローの改善とは?

例えば現在だと、営業部門の「セールスターゲットを明確に把握したい」という要望に取り組んでいます。営業社員がセールス時に掴んだ情報、展示会を通じて得た情報、これまでの顧客データベースの情報など、いろんなかたちで散らばっている顧客データを集約し、セールスターゲットの実情をより明確化したいが、進め方がわからないという相談です。

──社員=ユーザーからの相談が寄せられるのですね。

そうです。いわば、『楽楽販売』の自社内ユーザーに対するカスタマーサクセスのような側面があり、システムを活用する際の業務フローにまで踏み込んでサポートしています。

例に挙げた事例では、『楽楽販売』上で顧客データを一元管理・共有するための業務フローを提案することで、セールス現場の課題解決、業務効率化をめざしています。

──そうした業務が帯びているミッションとは?

ラクスの人員が急速に拡大することを見据え、社内システムにおける業務フローの標準化・効率化、リスク低減をめざすことです。

──まさに入社前に興味をそそられた「根本」の部分ですね。

そうですね。会社規模がコンパクトであれば、社員同士の共通理解を図りやすいため、イレギュラーな業務フローが発生しても何とかなります。

しかし、新しい社員がどんどん増え、人員が増えていくと、そうはいきません。属人的な運用では回しきれず、人的ミスが起きやすい状況をつくってしまいます。そこで、リスクを減らすためにも業務フローの標準化・効率化が必要不可欠になるわけです。

全体最適視点で課題を捉え、最適解を導き出す

──そこにはどんな難しさがありますか?

ラクスのリーダーシッププリンシプルの一つである、「全体最適視点をもつ」ことの難しさに直面しているところです。

先ほど例にあげたように、各部署からさまざまな相談が寄せられます。しかし、それらに対して、特定の部署や個人ばかりに目を向けて効率化を考えるだけでは、時として会社全体の成長や利益と乖離してしまうことがあります。

──それでは本末転倒だと。

そうです。一歩引いた立場で広範囲を俯瞰したうえで、各部署へ最適な手法やフローについて提言・交渉する必要があります。

各部署がやりたいことを因数分解し、会社全体の利益を考えて再構築し、最適解を導き出すという感覚。そのバランスの取り方に悪戦苦闘しています。

──とてもロジカルな考え方ですね。

ラクスに入社してからより鍛えられました。私の直属の先輩がつねに全体最適を意識していて、あらゆる可能性を考えたうえでベターな手法を導き出すタイプの人なんです。そうした考え方に間近で触れ、吸収できているのだと思います。

──難しさが伴う反面、やりがいも大きいですか?

大きいですね。とりわけやりがいを感じるのは、社員の皆さんに効率化という成果を実感してもらえた時です。

他部署から依頼を受け、業務用のデータベースを作成したことがありました。もちろん、今後の人員増を見越し、全体最適を考えて業務フローを組み立てながら。いざ運用が開始され、「業務負担が大幅に軽減された」との言葉をいただいた時には、貢献を身に染みて実感できて嬉しかったですね。

人が好き、考えることが好きなら最適な環境

──前職では新しい提案が通りにくかったとのことでしたが、ラクスではどうでしょうか。

どんな効果を得られるのかを論理的に説明できれば、新しい施策に対してGOが出るため、積極的に提案できています。業務フローを変えることに対しても、「やってみよう」と前向きにトライする人が多いですね。

例えば、「担当業務のここに困っている」と相談を受けた時などは、課題を一つずつ解きほぐして解決案を提示すると、「そうか、やってみるね」と、ポンと理解して行動に移してもらえます。だから、私もどんどん課題に切り込んでいけるんです。

──今後はどんな課題に取り組んでいきたいですか?

会社全体の利益と、個人の利便性・使いやすさを可能な限り両立させるシステムや業務の仕組みをつくっていきたいですね。

システムでコスト削減・効率化を徹底できても、ユーザー個人の利便性が伴わなければ、利害が相反してしまいます。一方、ユーザー個人の利便性ばかりを重視すると、コストが増えてしまいかねません。

そのバランスは非常に難しく、でもだからこそ挑みがいのあるテーマだと思っています。

──最後に、ラクスの社内SEにはどんな人が合うと思いますか?

第一に、人と話すことが好きな人ですね。そして、問題を表層的に捉えるのではなく、根本まで深く掘り下げられる人。

ラクスの社内SEにはいろんな部署から相談が寄せられ、ヒアリングし、ディスカッショし、提案する機会がたくさんあります。そうした機会を通して、システムのベースは「人」だと、あらためて実感する毎日です。

私の趣味は音楽で、社内の音楽サークルでつながりを広げています。ラクスには本当にいろんな趣味や考えを持った人がいるので、「人」が好きな方はなおさら楽しめると思います。

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