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【社員インタビュー】金融業界からの転身。興味関心から飛び込んだまちづくりの現場

クオルで働く社員を紹介する「クオルメンバーBLOG!」第2弾は、クオルで「つづける」を担当する運営メンバー西林亮太(2017年中途入社)に話を聞きました。

どんな想いでクオルに転職したのか、またクオルでどのようなことを経験しているか聞いてみました。

まちづくりへの興味は些細なきっかけ。今では事業計画の立案からテント設営までやる何でも屋!

いまでの経験や転職のきっかけを教えてください

実はクオルが3社目なんです。学生時代は理工学部を卒業後、MOTという技術経営を学ぶために大学院へ進学しました。当時から電機業界で働きたいという想いがあり電機メーカーのSEとしてシステム開発のコーディングやプロジェクトマネジメント、新規部署へのIT導入など様々な経験をしました。その後、現在急速に普及しつつあるQRコード決済など、今後来るであろう新しい決済に興味を持ち、カード会社へ転職。そこでは決済データを処理するためのオペレーション設計や業務フロー改善、システム導入、ビッグデータを活用した新規ビジネスの立ち上げなど、ここでも多くの経験をさせてもらいました。

そしてクオルへ移ったわけですが、ほんとに些細なことがきっかけだったんです。プライベートで岐阜県郡上市へ行った際に、現地の人や文化・景色に触れることでそこに魅了されました。そのことから地方に対する興味が爆発し、興味を持てば猪突猛進タイプなもので地方創生関連の書籍やテレビ・イベント等情報収集を始め、”まちづくり”に対する関心が止められず、転職を決めました。

実際にどういったことをしているのですか?

品川シーズンテラスのエリアマネジメント事業に入社以降関わらせてもらっています。この事業は品川シーズンテラスというオフィスビルを活動拠点として、様々な賑わいづくりを行っています。品川って多くの人が訪れているはずなのに、どこか殺風景とかビジネス街というイメージが先行していてもったいないなと。そういった中で、品川で働くワーカーや地域住民・その他エリアの方たちをうまく巻き込み、だれに対しても品川がワクワク楽しい場所になるよう、我々は年間を通して約80ものイベントを企画・運営し継続的な賑わいづくりを行っています。

僕は、これら多くのプログラムの全体を管理するディレクターという役割で関わっていますが、小さな会社なので近隣マンションへのチラシ配布やイベントの様子をSNSで発信したり、現場で汗をかきながら体を動かすなど何でもやります。

▲品川シーズンテラスのハロウィンイベント。事業主や関係者一体となってエリマネイベントを推進します

やりがいのカギは、モチベーションを高める「試行錯誤」「課題解決」

どんなところにやりがいや楽しさを感じますか?

イベントは良くも悪くもその内容の良し悪しがすぐに返ってきます。それは参加してくれた方から直接聞くこともありますし、表情から感じることもあります。すべての活動において1から関わっているので、その反応をもとに「次はこうした方がいいな」とか「次はこうしてやろう」ということを試せるのがいいなと思っていますし楽しさを感じています。なので極論、評価や反応が良くても悪くても僕の中でのモチベーションは変わらないのかもしれません。常に考え続け、その時の最善策を講じていく。その過程をアジャイル的に繰り返すことが僕のやりがいですね。

▲年間を通して様々なイベントを実施し、継続的な賑わいを生み出しています。

今後はどんなことに挑戦したいですか、目標は?

これまでを振り返ると、自分の興味関心のあることに対して気の向くままアクションを起こしているなと。現在興味のあることは、空き家の再生やそこを運営すること。その拠点を構えるまちの人たちと床はりやや家具などを一緒にDIYしながら作ったり、自分の興味関心を表現できる場として運営していきたいなと考えています。クオルのビジネス領域外の話ではあるのですが、例えば僕がこういった拠点を地方に構えることで、そのエリアでのまちづくりにクオルとして関わりを持てる可能性があったり、僕みたいな人を増やすことでクオル発信のエリマネを全国に展開できる可能性があるのかもとか考えています。

あとは、飽き性な僕が物心ついたころからずっと変わらない熱量を注いでいる野球には将来関わりたいなと思っています。野球も本拠地を構える地域の方たちと一緒に盛り上げていくという発想がだんだん根付いてきたり、最近ではボールパーク構想を掲げそこに向けて戦略的に推進する球団が増えてきているので、まちづくり業界とも距離が近くなってきているなと実感しているので、これはチャンスだと思っています。

▲野球に打ち込む西林少年。大人になっても気持ちはこの頃と変わらず永遠の野球少年!

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