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《ゲームショウへの道2019 Vol.3》まずは自分達で体験してみよう!ディスコと狂言ワークショップへ行ってみた

こんにちは。プロディジ広報部です。

いよいよ9月に入り、ゲームショウ本番も来週となりました。開発は順調に仕上がっておりますが、事務方としては「今年こそは!」と早めに準備をしていたのに、やはり色々なことがギリギリになるという謎の状況に陥っております。。。本番まで何とか頑張って乗り切ります!!

ディスコに行ったことありますか?

1970年代~80年代にかけてディスコブームがありましたが、そのブームと共に今聞いても素晴らしい名曲がたくさんありますよね。広報担当者はそんなディスコやソウル音楽が好きですが、残念ながら実際にディスコに行ったことはありません。そして、開発担当者に聞いても、社内を探しても、ディスコに詳しい人がほぼいないことが判明!

ディスコ文化を敬う【やまびこ狂言アフロ】をつくるにあたって、その"良い時代"のディスコ文化~音楽・ダンス・ファッション・世界観~を知らなくてどうするんだ・・・そんなことでは【やまびこ狂言アフロ】はつくれない!!

という事で、今も当時の良さそのままに飲んで・歌って・踊って・楽しめる場所がある!という情報を聞き、鶯谷にある【歌謡曲カフェLovers】へ行ってきました。

まさに当時のディスコです!店内のインテリアやディスプレイなど参考になるところがたくさんありました。素敵な音楽に合わせて踊って楽しんでいるお客様がたくさんいらっしゃったので、照れながら我々も踊ってみました😄楽しかったです!

この素敵なディスコのオーナーと、60s~80sのJ-POPやSOULと音楽映像を楽しめる湯島のソウルバー【60s~80sSOUL J-POP ココカフェ】のママに【やまびこ狂言アフロ】のディスコ部分を監修していただけることになりました!これは心強い! 


じゃあ狂言はどうするの?

そして、ディスコより更に問題なのは狂言でした。狂言のリズムゲームをつくろうと決めたものの、映像や資料を観るだけで狂言の奥深い世界を表現できるのか?!という事に気づいた時、コラボしていただけることになった『劇団前進座』様から素晴らしいご提案がありました。

「それなら体験できるワークショップがありますよ」

それはぜひ体験したい!と、早速予約しました。

伺ったのは、狂言方の川野誠一さんが行っている、声と身体のワークショップ 狂言処=う舞謡~

川野先生は、代表の山嵜と同じ大分県ご出身で、そこにすでにご縁を感じてしまいました!1995年に劇団大樹を旗揚げされた一方で、大蔵流狂言方の善竹十郎師(重要無形文化財・総合指定保持者)に師事し、大蔵流狂言方と俳優業を並行して行われているんです。すごい方です!

そんな方に直接指導していただけるとは思ってもみなかった一同は、「狂言ってもっと敷居が高いと思ってた」「素人でもいきなり体験できるなんて!」と驚いてばかりでした。

白足袋ひとつでワークショップへ

ワークショップでは他の参加者の方もいらっしゃいましたので撮影の許可をいただき、お稽古の様子を撮影させていただきました。一緒に参加されたのは女優さんで、何度もこのワークショップに通っているとの事。最初の発声練習から素晴らしくお上手で、我々は足手まといなのではと心配になってしまいましたが、、、見本をみせてくださったりとご協力いただき、とても助かりました。ありがとうございました!

姿勢、発声の仕方など、初歩の初歩から難しい!!まず、先生の声量にビックリ!そんな急に声が出せませんよ。。と弱気になる一同。

そして、基本姿勢をとるだけで足腰がツラい。。

川野先生がマンツーマンで教えてくださるのですが、日舞などの基礎もない我々には基本の立ち姿勢ですらもはや異次元。その基本姿勢で声を出すだけでも大量の汗をかいてしまうほどの運動量で、「白足袋だけを持ってきてください」というお言葉に甘えスーツ姿で来てしまった常務の三澤は始まってすぐに後悔しておりました。。

でも、セリフや所作を教わるにつれ、恥ずかしさも薄れ、次第に声も出せるようになってきましたよ。

声を出しながらお稽古場を歩き回ったり、

扇子を使った所作を教わったり、狂言に出てくる動物や、感情を表す時などのセリフや型を教わりながら自分たちもやってみました。

最後の方はなかなかいい声を出せるようになったんですよ?!ホントです。動画でお見せできないのが残念です!!そして、先生を真似しながら様々なセリフを言っていたら、自分も狂言方になったようでとっても楽しかったです!

ワークショップは100分間でしたが、終わった時には使い慣れない筋肉を動かしたことでスポーツをしたかのような疲れが!!特に脚がガクガクでした。


狂言の奥深さをゲームで表現できるのか?!

日本の伝統芸能である狂言は、日常生活の動作を言葉やしぐさですべて表現するので、独特な型が存在します。セリフを言うだけでも大変なのに、さらに所作の型を演じるのはとても大変です。日々の鍛錬が必要なのがとってもよく分かりました。その運動量はすさまじいものでした!!

ワークショップで体験したことで、腰の位置や手の角度など、映像を観るだけでは絶対に分からなかったであろう部分を教わることができました。大変参考になりました!

そして、狂言を教わっただけではなく、川野先生には様々なセリフと動きの動画を撮らせていただき、アニメーションの基礎をつくるお手本となっていただきました。本当にありがとうございました!

さあ、ここからついにゲーム制作に入ります。

この言葉では表現できない狂言方の動きをゲームできちんと表現できるのか?!プロディジの腕の見せ所ですね。

ディスコと狂言がどのように融合されたのか、次回はゲームの制作過程をお届けしますのでお楽しみに!

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