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【社員インタビュー Vol.6】通訳者からエンジニアに挑戦! きっかけはスティーブ・ジョブズと福沢諭吉? モバイルエンジニアをインタビュー!

こんにちは!PREVENT採用担当です! 最近、たくさんの方にインタビューをするようになり、私自身も知らないことがたくさんあるなと改めて思います!

今回、インタビューさせていただくのが 開発部門 モバイルエンジニアの伊藤さんです!伊藤さんはなんと、前職では今とは全く違うお仕事をしていたということで・・・   詳しく聞いていきます!!

■伊藤さんプロフィール
部署/職種:開発部門/モバイルエンジニア
入社年月:2020年12月

いきなりですが、伊藤さんの前職の仕事内容について教えてください!

前職では航空宇宙分野で企業通訳者として働いていました。

社内にグローバルエンジニアと呼ばれる世界中から集まったエンジニアが数百人いたため、社内で行われる会議の通訳や、国内外のサプライヤー、各国の航空局と会議を行う際に同行し、主に逐次通訳、会議規模によっては同時通訳を行うこともありました。主な業務は通訳でしたが、他には技術系の文書の翻訳も行っていました。国内なのにまるで海外、日本の縦の文化と海外の横の文化がクロスし合う環境で、言語、文化の橋を渡しをするそんな仕事でした!

昔から、通訳・翻訳者になりたかったのですか?

思い返すと最初のきっかけは高校生の頃、アメリカからの留学生と仲良くなり、覚えたての英語を話すうちに、世界中の人と自由に会話ができたらもっと自分の世界観を広げられるのにっと感じていたことですね。

大学時代は、交換留学でアメリカに滞在し、通訳の講義などを受けたことで、段々と言語スペシャリストになることに興味を持ち始めました。が、その頃はまだ通訳をやれるほど、日本語にも英語にも自信がなく、夢でありながら、いつかできたらいいかな程度の気持ちでした・・・

卒業後は、最速で成長できそうな商社を選び就職しましたが、夢を夢のままにしていいのかと思い始め、働きながら大学院に通うことにしました。主に医療、司法に関わる通訳を専門として研究しながら、警察署、刑務所、国際フォーラムなど多くの場で通訳の経験を積ませていただきました。在学中に豪州の大学院に交換留学し、海外の大学院に籍を移し、豪州通訳翻訳国家試験のNAATIを取得するため日々、通訳・翻訳の訓練を積み、無事NAATIを取得。帰国後は、企業通訳として毎日通訳をし、とても充実した日を過ごしていました。国家的なプロジェクトに通訳者として関われたことや、通訳を通して普段なかなか接することができない国内外のスペシャリストたちと繋がれたことは今でも自信となっています。



そこからなぜ、エンジニアになろうと思ったのですか?

挑戦すべきか迷ったとき、スティーブ・ジョブズの有名なスピーチの言葉にある「Stay Foolish, Stay Hungry」や福沢諭吉の学問のすすめにある「一身の衣食住を得てこれに満足すべきものとせば、人間の渡世はただ生まれて死するのみ、その死するときの有様は生まれしときの有様に異ならず。」を判断軸としています。

エンジニアを志望した理由は主に2つあり、一つが思いついたアイデアを形にするスキルが欲しかったことと、もう一つは自分の成長曲線から逆算するとこのままだと、5年後、10年後になりたい自分になれないっと思い始めたからです。

通訳という仕事はとても楽しく毎日充実していましたが、将来が想像できる人生は面白くないし、技術の進歩を考えると、10年後にレバレッジを効かすことができないと思い始めました。例えば、対象規模にもよりますが、1人の通訳者としてサービスを提供できる人は会議通訳であれば数人から数百人、より多くの人と関わるには技術は不可欠、ソフトウェアを開発すれば、数万人にも数百万人にもサービスを提供できる。そういったプロダクトを作るにも、もう一歩自分を人として成長させるためにも、エンジニアとしてのスキルは必須だと考えました。

その中で最初にモバイルアプリ開発を選んだのは、利用者にダイレクトにリーチできるプロダクトを作れるからであり、自分が最初に作りたいと思ったものがアプリで実現できるものだったからです。

最終的には、迷ったら挑戦すると決めていたので、再び挑戦することにしました。

エンジニアの中でもPREVENTを選んだ理由は何ですか?

- 事業ミッションへの共感

もともと体作りには関心があり、大学を卒業したあたりから、趣味で筋トレ続けていました。個人開発の軸も、心と体の健康につながるモノづくりだったので、そこがPREVENTの事業のミッションと重なり、会社と一緒にヘルステックの分野でエンジニアとして成長したいと思うようになりました。自分が携わったアプリを使用した人が元気になっていくなんて素晴らしいですよね。

なぜ、心と体の健康なのか?と問われると、人生を最後まで全力で楽しむためです。ちょうど入社する2年前にベトナムで南北縦断バックパッカーの旅したとき、日本での当たり前の生活は実はとても裕福なものなのだと感じ始めました。そんな何も不自由のない衣食住が満たされた環境にいるからこそ、ただ自分の裕福さに満足するのではなく、何か自分にできることはないかと考え始めました。

自分の人生も最後まで全力で楽しみたいし、自分の両親や周りの人にも、同じく健康でしたいことをできる体を維持して欲しい。そんな自分自身の想いと、PREVENTのミッションである「一病息災の健康支援モデルを社会に」という病気を抱える⽅が病気とうまく付き合いながら⽣きていける社会を実現するという想いに強く惹かれました。

- Data Drivenの考え方

もう一つは、PREVENTのData Drivenの考え方です。プロダクト開発をしていると、より多くの人にアプリを使ってもらうにはUX、UIをどう改善すべきか考え、日々意思決定をしなければいけません。個人でアプリを作っている際に私に欠けていたのが、このデータを軸に意思決定を行っていくというところです。PREVENTには一流のデータサイエンティストがおりアプリや他の媒体から集めた情報を日々解析し、ベストな改善をするための指標を出してくれます。こういった考えを軸にサービスを展開している会社は強いと個人的には思います。

さらに開発者だけではなく、看護師、栄養士、理学療法士など医療従事者が社内にいることで、開発に各種専門家の意見を取り入れることができるため、開発者よりのプロダクトにならず、真にエンドユーザーのためになるプロダクトを開発することができます。私も日々、開発だけでなく、そういった各専門家の方々から様々な知識を吸収させていただいております。

最後に開発者目線でいうと、技能テストで開発したアプリへフィードバックをいただいた際に、開発部長や、モバイルアプリチームの先輩から直接丁寧なフィードバックをいただくことができ、これなら業界未経験の自分でも頑張れそうと思ったのが最終的な決め手となりました。



現在の業務内容はどのようなことを行っているのですか?

私が使用している言語はSwiftで、モバイルアプリエンジニアとしてiOSアプリの開発を行っています。Android版のアプリ開発にはKotolinを使用していますが、こちらはまだ勉強中です!

今月で入社して、4ヶ月が経ちましたが、最初は軽微なバグ修正や簡単な機能改善から始まり、現在はプロダクトのDBの総入れ替えの最中で、開発部門が一丸となって対応しているため、私も微力ながら、アーキテクチャーのリファクタリングなどアプリ側の受け入れ環境の改善を行っています。

その他にも、長期的な運用・開発しやすいアプリにするために、クリーンアーキテクチャーに関して知識を深める勉強会を行い、シニアメンバーから日々、開発者としてのノウハウを教わり、学んだことを業務内に取り入れるようにしてます。

実装以外では、プロダクトを更に良いものにするためにアプリにどういった改善を加えるべきかを話し合う場としてプロジェクトを開き、開発チームだけではなく、デザインチームや、DSチーム、医療サービスチームの方と一緒になり、他社のアプリを研究したり、論文を読み解きながら行動変容を導くための施策を一緒に考えるなどもしています。


PREVENTに入社してみて率直な感想を教えてください!

まだまだ貢献はできていませんが、開発業務やプロダクト開発など私がやりたかったことに少しずつ関われるようになってきて、毎日楽しいですし、成長も感じています!

一方で、PREVENTは毎期急成長しており、開発メンバーやその他の部門のメンバーもどんどん増え、成長に対して熱い思いを持っている社員が多いので、自分もエンジニアとして会社の成長についていけるよう必死です!

良いものであればどんどん取り入れるという雰囲気もあり、これまでの経験を元に色々な意見を率直に言いやすい環境です。自分から提案すれば、どんどん裁量権を与えてくれるところが私にとっては、とても働きやすいと感じています。

四半期ごとに行われる全社会議もとても刺激的です。社長の萩原さんや各マネージメント職の方々の、熱い思いや、戦略、目指すべきところなど共有していただき、私自身、学ぶことだらけです。評価については、部門ごとで技能に応じて評価軸がしっかり定められており、それに沿って、自分で四半期ごとに目標を立て達成することで、評価してもらえるっというのも良いと思います。

エンジニアとして働くのは、初めてとのことですが大変なことはどんなことですか?

これまでの働き方とはかなり違うので、業界のスタンダードがわからず、最初はコミュニケーション一つをとってもなかなか上手くいきませんでした。開発知識もまだまだなので、言いたいことを正しく説明するのにも一苦労ですが、発言を前向きに受け入れてくれる風土があるので、思ったことや疑問に感じたことは、多少遠回しでも、どんどん発言するようにしています。技術のキャチアップに関しては、新しいことを学ぶのは好きなので、学んだ知識をどんどん溜めて吸収するようにしています。



今後の目標を教えてください!

PREVENTのサービスが国の重症化予防サービスのスタンダードとなれるように貢献することです。

短期目標として、まずは目の前の開発業務をしっかり理解し、作りたい機能やプロダクトのプロトタイプを即座に作れるだけの技量を身につけることを目標にしています。

また、開発力だけではなく、プロダクト視点で考え、ユーザーさんに使い続けてもらえるアプリにするにはどうするべきかを、感覚ではなく行動変容理論をもとに考え、施策を打てるよう周辺知識も固めつつ、プロダクト開発や、開発フローを最速で回すための自己・チームのマネージメント力もつけていきたいです。

あと、趣味の目標はウクレレを極め、コロナ解禁後にまたバックパッカーの旅に出ることです!w

PREVENTに興味を持っている人・転職を悩んでいる人に向けて一言お願いします!!

PREVENTには、夢や目標を持った社員が溢れています。また、各分野の専門家が日々密にコミュニケーションをとり助け合いながら、ユーザーの気持ちや利益を一番に考えて、サービス運営・開発を行っています。ユーザーファーストの開発をしたいという方にはぜひおすすめです!

また、未経験から転職を目指している人への、個人的なアドバイスとしては、悩んだら、考えるより前に動き、挑戦した方がいいと言うことです。これまで商社、通訳、開発と自分がやりたいことしかやってこなかったのでこれだけは言えます。何かに挑戦するときは、それなりの苦労が伴いますが、数年後には点と点がつながっているはずです。次の挑戦の場には、PREVENTを!!

伊藤さんの今までの経歴も、PREVENTへの想いも本当に熱く、改めてこのような想いをもっているメンバーと働けていることがとても嬉しいなと感じました!

興味のきっかけは人ぞれぞれです!開発環境に興味がある、事業に興味がある、健康に興味があるどんな方でもまずぜひカジュアルにお話しできればと思います!

お待ちしております!

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