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lab workers #4 むしろ逆境こそ楽しむ。ポケラボを支える女性Mgrの仕事論

2011年12月に入社して約7年。
良い時も悪い時もポケラボのバックオフィスを守り続けてきた人事マネージャー藤原さんのこれまでを振り返りながら、仕事に対する想いを聞いてみました。

ポケラボに入る前は、どのようなお仕事をされていたのでしょうか。

新卒で都市銀行に入行し、ハイカウンターの窓口で入出金や、国内為替等の受付をする業務をしていました。

正直、銀行を選んだのは、「最初に決まったから」という理由が大きくて、この頃はあまり考えられていませんでした(笑)

新宿駅に併設する支店だったので、五十日(5日、10日、15日、20日、25日、月末のこと)は、お客様が100人待ちになるような忙しさでしたので当時はとにかく「お客様の待ち時間をいかに短くするか」を大事にして仕事をしていました。

他の窓口より早く処理することが、仕事の一番のモチベーションだったように思います(笑)

数年銀行の仕事をしていましたが、ふと「この先銀行にいて何がしたいんだっけ?」と思ったら何もなかった(笑)もう少しいろんなことを経験して何をしていきたいか考えたいと思って退職を決めました。

まずは普通の仕事をしていたら出来ないことをしたい!と思い、短期留学にいくことを決めました。

その思いつきでいった留学が、本当に楽しくて楽しくて。

銀行員時代には出会えないような人たちに沢山出会えたことが新鮮で「こんな経験ができるひとをもっと増やしたい!」と思い、留学斡旋の仕事につくことにしました。

実際の仕事としては、資料請求してくれた方のアポをとってカウンセリングし、自社の商品のニーズを作ってクロージングする、という超ド営業(笑)

途中うまく契約が取れない時期が続き、元々固定給+歩合という給与形態だったのがフルコミッションの給与形態に変更になり、背水の陣で営業活動をしていました。

でも、それが功を奏して、安定的に契約がとれるようになり、海外視察のインセンティブがかかったコンテストで、上位に入賞しインセンティブを勝ち取ることができました。

(インセンティブで行ったパリでの一枚)

ただ、それで燃え尽きてしまったんです(笑)

毎週成果が出せるように昼夜問わず、休みもなく走り続けていたので、一定結果を残せたことに満足した自分がいました。

留学斡旋の仕事は、お客さんの人生を大きく変える選択だと感じていて、そこにやりがいを感じていたので、何か他の商材で、経験を活かしながら「人の人生に関われるような仕事」がないかと考えていました。そこで見つけたのが、人材派遣のコーディネーターの仕事です。

登録者のスキルを棚卸して案件を紹介することと、企業担当がもらってきた案件にスキルマッチしそうな方に片っ端から電話して応募意思をとる、というのがメインの仕事でした。

この頃、30歳を目前にしてこの先の人生を考えた時に、何かひとつ専門的な知識を身に着けないと食べていけないのでは?と考えるようになりました。

これまでのように人を軸にした仕事で、専門的な仕事と考えた時に、人事の仕事が一番イメージに近かったので、人事職で仕事をさがしました。

そして、オンラインゲームの会社の人事担当になったんです。

最初は採用を担当させてもらいましたが、今とは市況感も違うので、今ほど色々とやらなくても本当に手なりで採用できる時代。単純に手数を打てばなんとかなる、という採用でした。

他にも、研修企画や運営なども経験させてもらいましたが、0から1をつくる仕事は得意ではないなーと感じていたのと、労務業務の方が自分には向いていそうなだなと思い始め、担当変更をさせてもらうことになりました。

給与計算や社会保険実務などを担当をするようになり、このまま引き続き労務の経験 を積んでいこう!と思っていたところで、まさかの会社が解散することになって(笑)

最後の仕事は、従業員全員分の離職票の準備。

それを終えたところで、退職しました。

ポケラボへの入社したのはどのような経緯だったのでしょうか?

次の会社は、変わらず人事の職種で仕事を探していました。
ゲーム業界という軸で探していたわけではありませんでしたが、同じ業態の方がこれまでの経験をより活かせそうと思い、ゲーム業界も視野にいれていました。

そんな中で、出会ったポケラボは、当時労務の担当がまだいなくて、自分の経験を活かしつつ、今までできなかったことにもチャレンジできるのではないかと思いました。
まだ100名規模くらいの小さな会社でしたので、自分で会社を作っていく実感を持ちながら仕事ができるのではないかと思いポケラボに入社を決めました。

当時のポケラボのフェーズが上記のような状況だったから、というのが一番大きいかなと思います。

(入社当時、今の二つ前のオフィスでのランチ風景)

ポケラボに入ってからはどのような業務を担当してますか?

現在は、労務業務全般とチームのマネジメントをしています。
直近まではデザイナー採用の担当もしていました。
具体的には、労務領域に関しては、給与の締めや、規定の改定、衛生管理業務、労働時間管理、異動・配置のとりまとめや出向契約など、全般的に対応しています。

また、評価のタイミングでは、評価の運営も担当したり、デザイナー採用では母集団形成につながりそうな施策の検討/実施や、選考のハンドリングを行ったり。

あとは、マネージャとしての業務ですね。メンバーのマネジメントやチーム運営を行っています。

本当にめまぐるしく状況が変わるのがポケラボなので(笑)
状況に応じて、労務だけではなく様々な仕事に取り組んでいます。


仕事をする中でどんなことにやりがいを感じていますか?

「ポケラボスタンダードを作る一部を担えること」です。

会社のフェーズや取り巻く環境の変化に伴って新しいルールや制度を作ることだけじゃなく、ここだけは変えたらいけないよね、というものを守っていくこともポケラボスタンダードを作るという意味では大きいように思います。

例えば、制度ひとつとってもガチガチのルールを守らせるのは管理は楽だけどそんな会社で働きたい人はたぶんポケラボには入ってないんじゃないかなと思うんです(笑)
もちろんきっちり守らなきゃいけないことはあるので「それはダメですよ」と言うこともありますが、どうしたらやりたいことができる状況に近づけるか、そのためには何をしなきゃいけないかを考えて、落としどころを調整して意思決定をしてもらうようにしています。

こういうことを積み重ねてポケラボという会社のスタンダードが出来てきたように思っているので、その一部に関われることは責任も重いですがやりがいを感じています。

(ポケラボが初めてTGSに出展したときの一枚)

仕事をする上で大切にしていることはどんなことでしょうか?

「スピード」と「任された仕事はやりきること」
この2つをすごく大事にしています。

ポケラボに入ってからは大なり小なり新しいことにチャレンジすることの連続で、それだけでもハードル高いのに加えてだいたい短納期。もちろん通常業務もやりながらなので容赦なくあちこちからいろんな仕事が降ってきます。もう余白0の状態(笑)

でも、仕事を任されることは嬉しいし、ありがたいと思うので全部やり切りたい。
みんな早く成果物がほしいよなーと思うと待たせないようにしなきゃとなる。
それに仕事も放置したら腐っていって最初より厄介なものに変化していく。
だからどんなに大変でもなんとかしてやり切ろうとします。
(もちろん時間は有限なので明確に優先順位はつけますが)

それに、自分のチームのメンバーも私と同じように新しいチャレンジや、ストレッチしたミッションに取り組んでいるので、「頑張れって言ってるだけで楽してるな」と思わせちゃいけないとも思ってますね(笑)
だから一番頑張らなきゃ、という気持ちも実はあります。

仕事をやりきることも、スピードを大事にするのも何かキッカケがあったわけではなく、直感的に「そうするのがいいことだ」と思っていたからなのですが、上司の「信用残高」の話を聞いて、なんだかしっくりきました。

任された仕事をやりきることや、出来るだけ早く成果物を出すことは、仕事をする上で信用を積むことなんだ、そうやって信用残高を積むことで新しい仕事を任せてもらえたり、その信用を担保にしてやりたいことができるようになるかもしれない。
(あわよくばその信用でチーム全体の士気も上げたい)

そう考えると余白0でも頑張る価値がある、そう思っています。

ポケラボにきてから、特に心に残っている出来事はありますか?

シノアリスがリリースされて、トップセールスで1位をとったときですね。

それまでの2年間、開発に集中することを決めて、ずっと潜っていたこともあり、たくさんの人にポケラボのゲームが認知されたことが素直に嬉しかったし、「みんながやってきたことは間違ってなかった」と初めて実感値をもって思えました。

今後チャレンジしたいこと、叶えたい事を教えてください。

ひとことで言うと、強いチームを作りたいと思っています。

私の思う強いチームは、全員が成果(形は色々ありますが)にコミットして、同じ目標に向かって頑張りきれるチームを今のメンバーと、これから入ってくれるであろう方と一緒に作っていきたいです。


藤原さんにとってポケラボはどんな会社ですか?

ひとことで言うと、自由な会社です(笑)

ゴールにどうやったら近づけるか考えて、それが「いいね!」となれば余計なしがらみにとらわれず目的に向かって真っすぐ進むことができる会社だと思います。
また、どんなにくだらないことでも面白いとなれば本気でやれるのはポケラボのいいところだと思っています。

ポケラボへ応募される方へのメッセージをお願いします!

会社なので良い時もあれば、悪い時も、もちろんあります。
ただ、悪い時も「どうやってこの状況を変えていってやろうかなー」とそれすら楽しめる「逆境◎」の方には、ポケラボ以上に楽しめる会社はないんじゃないかと思っています。

仕事の進め方を自分で考えたい、もっとこうしたら良くなるはず、ここまでやったらあとの人がやりやすいだろう、などなど意思をもって仕事をしたい人は是非ポケラボへ!

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