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playground コーポレートミッション・ビジョンを再定義しました。

2017年6月に設立して早3年。playgroundはコーポレートミッションおよびビジョンを再定義いたしました。



「夢を与える仕事を、夢の職業にする。」playground、コーポレートミッション・ビジョンを刷新
playgroundは2017年6月に「リアルイベントに、デジタル革命を。」というビジョンに掲げて創業して以来、電子チケット発券サービス「Quick Ticket」を起点に、デジタル技術でスポーツ・エンターテインメント業界の収益性向上を目指してきました。 いま、コロナショックにより全世界のスポーツ・エンターテインメント業界は大きな打撃を受けています。このタイミングで私たちは、 ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000026782.html

現在、コロナショックによりスポーツ・エンタメ産業はかつてないほどのダメージを受けています。コロナショックが起きる前と後では、スポーツ・エンタメの在り方が大きく変わることでしょう。また、コロナショックの渦中においてもその生き残りのために新たな在り方を模索しなければならない状態にあります。

私たち playground は今回の状況を目の当たりにし、いまこそ存在意義を発揮し、業界に寄与しなければならないと強く思っています。また、この思いを社内外に明示的に発信するとともに、将来に渡ってその志を持ち続けるべく、ミッション・ビジョンという形で定義することといたしました。

◆創業から今に至る歩み

私たちは、2017年7月に実店舗のデジタル化(オムニチャネル)領域を得意とするメンバーが集結し、店舗とデジタルを繋げる世界で培った知見や技術をリアルイベントの世界に持ち込むことで来場体験向上や収益向上を実現するために立ち上がったチームです。

設立当初、当然ながら業界の知識が極めて希薄な私たちでしたが、大変有り難いことに業界のたくさんの諸先輩方に本当に細かいことまで教えていただきながら技術開発や事業展開を行ってまいりました。(本当にありがとうございます!)

「Quick Ticket」をはじめた理由

playground の創業事業は、電子チケット発券サービス「Quick Ticket」で、「ブラウザ版の電子チケット発券 x SNS」という小さなサービスです。このサービスから初めたのは、興行の収益向上の実現には「最初の顧客接点構築のハードルを下げること」が極めて重要だということを小売業時代に痛感していたからです。そのため、Quick Ticketは(実は技術的なハードルはめちゃくちゃ高かったのですが)アプリ不要というユーザー体験にこだわって設計しました。

この手軽さをご評価いただき、西武ライオンズ様の電子チケットを起点とした「チャットベースのスマートスタジアム化」化や、吉本興行様やサンリオピューロランド様など、大手興行をはじめとしたたくさんの興行の皆様のデジタル化を支援させていただき、おかげさまで2.5万件件以上のイベントで「Quick Ticket」をご採用いただき、「電子チケットといえば playground」と言っていただける機会も増えてまいりました。

ただ実は、私たちが目指していたのは単なる"電子チケットの会社"ではありませんでした。


ライブ体験の全てをデジタル化する挑戦「MOALA」

私たちの旧ミッションは、「エンターテインメントにデジタル技術を持ち込み、100万人が熱狂するリアルイベントを開催できる世界を実現する」。デジタルの力で、チケットを起点に「もっと面白いライブ体験を実現すること」を目指して事業を展開してきました。

その実現に向けて、2018年9月には、コネクテッドスタジアムのプラットフォーム「MOALA(β版)」をリリースし、ライブの前・中・後の全てを電子化する挑戦を開始いたしました。具体的には、リアルイベントに特化したマーケットプレイス「MOALA Market」と、ライブのチケットや特典券、思い出の写真を保管できるサービス「MOALA Pocket」を実装して、来場者のライブ体験を向上させる取り組みです。

MOALAはβ版という段階にも関わらず数多くの有名興行で導入いただき、お客様から大変好評の声を頂戴することができました。一方で、事業を進めていけば進めていくほど迷いを持つようになりました。業界を盛り上げていくのに必要なのは「ライブ体験を向上させること」ではなく、もっとシンプルに「興行主がもっと簡単に適切な儲けを得られる仕組みを作ること」ではないか、という迷いです。

この業界には既に沢山の素晴らしいクリエイティブや表現を持った方々がいらっしゃいます。しかし、彼らの時間やマインドシェアのかなりの割合が、実はクリエイティブではなく運営するための雑多な業務やお金の確保に割かれているのが、この業界の現状でした。この状況を見て私たちは1つ大きな興味を持ちました。“クリエイターがクリエイティブだけに没頭し、充分な投資ができる環境が提供されたとき、どれほど素晴らしいライブが生み出されるのだろうか”と。

そして、私たちplayground が業界の発展のために為すべきことはクリエイターたちにその実力を遺憾なく発揮できる環境を実現するための「興行が収益性を高めるための仕組みを作ること」という考えに至りました。

◆コーポレート・ステートメントを変更し、次のステージへ

こうして、事業活動の目的を改めて議論・認識した私たちは、コーポレート・ステートメントを再定義することといたしました。

私たちのミッション


人は、スポーツ・エンタメから、夢や希望・喜び・緊張・笑い・面白さ・愛情など、数え切れない程たくさんの感情をもらい、人生を彩りあるものに変えてもらっています。スポーツ・エンタメは、人が生きている時間を単に息をして食べて寝て過ごすだけではなく、「なぜ生きるのか」を自分に問いかける機会を与え、人間が人間らしく生きるために欠かせない存在です。

そんな「人生に生きる意味を与える仕事」は、表舞台に立つ人も、その舞台を創り上げる人も、人生として、キャリアとして、憧れられる存在であって欲しいと、私たちは強く願っています。

誤解を恐れずに言うと、今の日本のスポーツ・エンタメの仕事は「楽しいけど儲からない職業」です。高収入ランキングの上位には見当たらず、エリートコースと呼ばれることも殆どありません。一見とても"売れている"表舞台に立つ方々も、現役時代に一生分を稼げることは少なく、一握りの大成功者以外のほとんど全ての人たちがセカンドキャリアに悩んでいます。人に夢を与える仕事をしている人たちが一番将来を憂いているという極めて不健全な状態なのです。

私たちはこの課題を解決したい。

playground はスポーツ・エンタメの収益性を高めることを通じて、夢を与える仕事の市場価値向上と、スターに憧れたこどもが大人になっても夢を追い続けられる世界を目指します。

私たちのビジョン


前述のミッションを実現するための手段として、私たちは「デジタル」というアプローチを選択しました。

日本のライブ・エンタメ市場が10年で約2倍に拡大するなど、いま、世の中のデジタル化トレンドに引っ張られてる形でリアルイベントに足を運ぶ人が急増しています。例えば日本のプロ野球は、2018年シーズンにメジャーリーグを抜き去り、世界第6位の平均観客動員数を誇る世界的に見てもトップクラスのリーグになりました。しかしながら、産業規模で言うと米国のスポーツ産業50兆円に対して日本は僅か5兆円と、収益性の面では明らかな差をつけられてしまっています。

それはなぜか。

今、日本の興行はマスメディアで集客し、人海戦術で運営するという30年前と大きく変わらない形で運営されています。

一方、米国では予定来場客数に基づき自動で配信されるダイレクトメールや球場内のリアルタイム販売状況管理が行われるなど、恐ろしいほどのスピードでIT化が進み、収益性向上に大きく貢献しています。今後も、ファンサービスの向上やCRM、ダイナミックプライシング、グッズ・飲食の需給予測など、デジタル化による収益性向上のタネは益々増えていくでしょう。

私たちは電子チケットを起点にスポーツ・エンタメのデジタル化を推進。
スポーツエンタメ業界にデジタル革命を起こし、業界全体の収益性を10倍に引き上げ、スポーツ・エンタメに関わる全ての職業が憧れの職業にすること、ひいては世界にもっと素晴らしいライブ・エンタメが提供される世界を目指していきます。

最後に:私たちが目指す次のステージ

いま、コロナショックにより業界はかつて経験したことないほど落ち込みを経験し、私たちの事業も大きな影響を受けています。しかし、春は必ず来ます。人類がコロナショックを乗り越え、再び歩みはじめたとき、人々に新たなスタートへと向かう勇気を与えてくれるのは間違いなく勇敢に戦うアスリートたちの姿であり、ホールに鳴り響くアーティストの熱い音です。

私たち playground は夜明けを迎えたその日に向けて、今まで失った以上の収益を届け、再びクリエイティブに没頭できる世界を取り戻すべく、世界が驚くような新しいプロダクトの開発に没頭する日々を送っています。

after/withコロナの世界に再び彩りを与えたい。

更に事業を加速させるべく playground では既にコロナショックを受けた体制の再整備と資金調達を終え、全職種に渡る採用を再スタートしております。少しでも興味を持っていただけた方はぜひお声がけください。

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