1
/
5

「敬意尊尚」で”間違えても大丈夫”という心理的安全性の高いチームを作る/Photoruction Values体現者インタビュー

フォトラクションでは先日、半期に一度の締め会を開催しました。

締め会の中のコンテンツの一環として、フォトラクションValuesを最も体現しているメンバーを表彰しました。

フォトラクションのValuesは、その価値観に基づいた行動を重ねることで事業が成長していくように設計された5つの価値観から形成されています。その大切にしている価値観を体現しているエピソードを推薦形式で全社から集め、そのうち合計9名をノミネートし、その中から受賞者を表彰しました。

Valuesに関しては以下をご覧ください。

組織を作る5つの価値観。Photoruction Valuesを公開 | Photoruction Way
先日、フォトラクションはValuesを公開しました。 近年、スタートアップではValuesを策定することがスタンダードになってきていますが、原則や定石はありつつも、各社Valuesに求めるものは様々なように感じます。 フォトラクションでは、Valuesが定義する行動を一貫して続けることで事業が成長し、ミッションとリンクした文化が醸成されることを目的としています。 ...
https://www.wantedly.com/companies/photoruction/post_articles/339794

今回から5回連続で、ノミネート者のエピソードと共に社員のインタビューを記事として公開します。第一回は「敬意尊尚」というValueの体現者エピソードです。

敬意尊尚とは

敬意尊尚とは、日々の業務の中で建設的な議論を重ねていくために、チームの心理的安全性を高めることを目的としたValueです。

Googleのエンジニア組織を題材にした名著「Team Geek」の中では、心理的安全性が高い組織を作るためにはHRT(謙虚、尊敬、信頼)が必要だと記されていますが、フォトラクションでも心理的安全性の高い組織を作るために「互いをリスペクトし、立場に関わらず相手の意見に耳を傾け、建設的な議論をすること」を良しとしています。

「気持ちよく仕事をするために、話しやすい雰囲気を作り出す」テクノロジー・サービス部 PMグループリーダー 市橋 蒼

推薦者の声

  • 相手の話を咀嚼し、前向きに自分の解釈を示してくれる。
  • 相手の意見を傾聴する姿勢、相手を尊重するような丁寧な言葉遣いをしてくれる。
  • 誰に対しても聞く姿勢を持っていること。おかげでいつも仕事がやりやすい。
  • 市橋さんはどんな状況でも冷静かつ相手に寄り添った話し方をしている。など
今回敬意尊尚のValueを体現している人としてノミネートされましたが、コミュニケーションの中で意識されていることはありますか?

仕事を頼むにしても頼まれるにしても気持ちよくできるようにしたいなと常々思っていて、コミュニケーションを取る時は柔らかく、受け取り手が嫌な気持ちにならず、できればやる気が湧くようにするためにはどうしたらいいかを考えています。

基本的な気質としてリラックスしているタイプではあるのですが、例えば声のトーンとか表情を柔和にするように心がけています。

市橋さんはPMという立場で、柔らかくコミュニケーションはしつつ伝えるべきポイントは伝えないといけない。いわゆる忖度にならないようにしないといけない役回りだと思いますが、気をつけていることがあれば教えて下さい!

そうですね、結論をはっきりと最初に伝えるようにしています。言いにくいことをオブラートに包んで言っても伝わらないので、はっきりと伝えつつ経緯をしっかり説明するとか、口調がきつくならないように気をつけるようにしています。

とはいえ上手く行かないこともまだまだ多くて、どこまで強く伝えるべきなのかは悩んでいるところではありますね。

PMグループのリーダーという立場で、チーム内で心理的安全性を高めるために意識されていることはありますか?

チームで意見を言いやすい空気を作ることを意識しています。緊張している人には話せないので、MTGでは必ず3分くらいアイスブレイクを入れて全員がニコニコとした状態で本題を話し始めるようにしたり、ちょっと相談いいですかと聞かれたらたとえ忙しくても必ずノーとは言わない等ですね。

自分はリーダーとして引っ張っていくというよりは、皆をサポートしていきながら気持ちよく仕事がしたいと考えているので、高圧的な雰囲気にならないように気をつけています。

最後に一言お願いします!

皆には気持ちよく働いてほしいですし、自分も気持ちよく働きたいので、これまで通り誰と接するときも安心して話せるような雰囲気作りを継続していきたいと思っています。

「敬意尊尚で”間違っても大丈夫”という空気感を作りたい」執行役員 COO 米澤正博

推薦者からの声

  • COOという立場でありながら低姿勢で色んな人の意見を聞いている。
  • 話を聞いている最中に「おもしろい意見ですね!もっと聞かせてください!」と興味を持って聞いてくださるので話がしやすかった。
  • 相手の課題や懸念に対して真摯に話を聞いてくれる。それぞれのスペシャリストを信じ、尊重していると感じる。
  • 〇〇だから××というよな事象や人のことを決めつけで判断しない姿勢が強い。など
米澤さんはCOOでありながらどんな人にも低姿勢でお話を聞かれている印象があります。普段意識されていることなど教えて下さい!

そうですね、毎朝起きた時にValuesを口に出しています!

毎朝「敬意尊尚」と5回唱えてから会社に向かっているのでそれが秘訣ですね!

ありがとうございます!

絶対嘘ですよね(笑)真面目な方でお願いします!

すみません(笑)

COOという職務を会社全体のマネジメントと捉えると、一緒に働くメンバーの意見を聞いて能力を引き出すことで、組織をバリューアップしていくのが役割だと考えています。

その過程で相手に気持ちよく発言してもらう、間違っても全然大丈夫だぜ!という風に感じてもらうのが大事だと思っているのですが、その目的のために振る舞いを変えているかというと、元々こういう気質ですというのが正直なところです。

一方で人間としてのスタンスとして、僕はどんな人でもプロフェッショナルな領域を持っていると信じているので、常に教えてほしいというスタンスでいますし実際に興味があるので、そういう考え方の部分が皆さんに伝わっていれば嬉しいですね!

米澤さんはキャリアとして証券会社や投資銀行で約15年働かれた後家業に関わられていますが、そうしたスタンスをお持ちなのは家業での経験が大きかったりするんでしょうか?

そうですね、人間としてのスタンスは昔から大きくは変わっていないと思うのですが、家業では特に働く人それぞれの価値観を引き出すというのが非常に大事だったので、コミュニケーションの引き出しは増えたかもしれません。

昔働いていた投資銀行や、フォトラクションのような急成長スタートアップで働く人であれば、成長する、成果を出すといった共通の価値観を共有しているケースが多いと思いますが、北海道の中小企業で働いている方の中には「ただ家族と幸せに暮らしたい」という価値観の方も多くいらっしゃいました。

そうした環境で仕事をしていく中で「相手もこれを望んでいるはずだ」というのを決めつけないように意識するようになりましたね。

なるほど。たしかに人によって大切にしている価値観・人生観は異なりますよね。

その人は何に関心を持っているのか、何が好きで何が嫌いなのか、という価値観のところに興味を持って、この人面白いなと思ってもらえると徐々に関係性ができてきて、冒頭で話したような「間違っても全然大丈夫だぜ!」というチームの空気感だったり、いわゆる心理的安全性の高い組織が作られると思うので、仕事としてというよりは人間としてのスタンスを大切にしていきたいなと思います。

最後に一言お願いします!

難しいことは言わずに「みんなで楽しく働こうぜ!」というのが正直なところで、ヤバいことがあったらいつでも相談してほしいですし、ヤバいことほど早めに相談しようと思ってもらえるようにこれからも「敬意尊尚」を続けていきたいなと思いますので、皆さんよろしくお願いします!

株式会社フォトラクションでは一緒に働く仲間を募集しています
3 いいね!
3 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング