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「最速挙動」で改善のサイクルを高速で回す/Photoruction Values体現者インタビュー

フォトラクションでは先日、半期に一度の締め会を開催しました。

締め会の中のコンテンツの一環として、フォトラクションValuesを最も体現しているメンバーを表彰しました。

フォトラクションのValuesは、その価値観に基づいた行動を重ねることで事業が成長していくように設計された5つの価値観から形成されています。その大切にしている価値観を体現しているエピソードを推薦形式で全社から集め、そのうち合計11名をノミネートし、その中から受賞者を表彰しました。

Valuesに関しては以下をご覧ください。

組織を作る5つの価値観。Photoruction Valuesを公開 | Photoruction Way
先日、フォトラクションはValuesを公開しました。 近年、スタートアップではValuesを策定することがスタンダードになってきていますが、原則や定石はありつつも、各社Valuesに求めるものは様々なように感じます。 フォトラクションでは、Valuesが定義する行動を一貫して続けることで事業が成長し、ミッションとリンクした文化が醸成されることを目的としています。 ...
https://www.wantedly.com/companies/photoruction/post_articles/339794

前回に引き続き、ノミネート者のエピソードと共に社員のインタビューを記事として公開します。第2回は「最速挙動」というValueの体現者エピソードです。

最速挙動とは

最速挙動とは、不確実性の高い状況であってもまず実行に移してみることで、改善のサイクルを高速で回すことを称賛するValueです。

「最速挙動は熱量として周囲に伝播する」 テクノロジー・サービス部CREグループリーダー 脇田 慎平

推薦者の声

・開発とCS間でのやりとりや、協力会社への依頼が迅速。とにかく初動が早いので、最速で動ける

・意思決定のスピードと行動に移すまでが早いと思います。直近の緊急対応でも素早く対応に動いていたのが印象的でした

など

部門を問わず多くの方から脇田さんの最速挙動への推薦がありましたが、普段の業務から最速挙動は意識されていますか?

意識はしていますが、まだまだ自分自身できていないと感じるところが多いので、自分の感覚よりも評価してもらっているなと感じました。素直に嬉しいです。

現在役割として不具合解消に取り組んでいる中で業務上意識していることは、不具合対応って開発チーム、CS、オフショアの協力会社など関係者が多いんですよ。その上で自分がそのハブとして動く感じなので、自分が止まると全体が止まってしまうんですよね。なので、自分でボールを持たないように早く動こうというのは意識しています。

レスポンスのスピードだけではなくて、最速挙動の「まずやってみる」部分に関してはいかがですか?

僕がリーダーとしてアサインされた当時、CREグループは新設されて数ヶ月と日が浅かったので、「今まではこうだった」というのがほぼ何もないところからのスタートでした。全てを自分で決めていけたので、とりあえずやってみようという気持ちで取り組めました。

元々長々と検討するというよりは、7割、8割検討できたらまずやってみようという性格なので、最速挙動のバリューを見た時に、これはまさに自分が大事にしている価値観だなと思いました。

自分自身が最速挙動で動くことで周囲への波及を感じられることはありますか?

そうですね、レスポンスの速さだったり、初動の速さって熱量として相手に伝わる気がしています。反応が遅いと関係者も「この案件はそんなに早く動かなくても良いんでしょ」と負のスパイラルになってしまうところが、早く動くことによってポジティブなスパイラルに入るんじゃないかと思います。

僕が入社する以前のことはわかりませんが、早く動くことで周りも早く動いてくれている気がします。

これはレスが早いという部分だけじゃなくて、まずやってみるの部分も含めてですよね

そうですね、アクションに移していくみたいなところですかね。

いいですね。最速挙動でアクションに移せる人が増えると会社全体のスピードが上がっていくと思います。

多分アクションに移すのが苦手な人は、失敗してしまったらどうしよう?と自信を持てず、最後決めるのに勇気がいるんだと思うんです。

なのでそこはリーダーとして最後の決めを率先して担うことで前に進んでいけていると思います。誰が決めるんだという宙ぶらりんになっている問題は、どんどん率先して決めていくように心がけています。

心強いです!開発チームとしては今後最速挙動のValueをどのように捉えていきたいですか?

全てを自分ゴトとして捉えることでスピードが上がっていくと思っているので、当事者意識を高めていきたいです。例えばグループ宛に来たメンションも誰かが拾ってくれるだろう、ではなくて自分の問題として率先して拾うようにするなどでしょうか。

誰も自分の仕事じゃないと思っているものを、誰もが自分の仕事だと思って取りにいけるチームになると良いなと思います。その為に、リーダーとして仕組みや雰囲気作りをやっていきたいです。

最後に一言お願いします!

スピード感を持って仕事に取り組めば、その分やり直せて試行回数も増えるので、高いクオリティの仕事ができると信じています。よい仕事ができるように今後も最速挙動を意識して取り組んでいきます!

「既存のフレームワークを活用し、最速で動く」社長室 プロダクトマーケティングマネージャー 桑畑 幸千生

推薦者の声

・CS部の重要課題であるデータ整備をぐんぐん推し進めている。データをどう活用することでどんな世界が実現できるのかを常に考えて実行されています。

・入社してまだ数か月にもかかわらず、マーケの新しい施策なども着手していてすごい

・頭の中にある複雑な思考をアウトプットし実験のように行動を重ねている

桑畑さんといえば最速挙動のイメージがありますが、何か仕事をすすめる上で意識していることはありますか?

個人的にはできてないことばかりで恐縮ですが、最速で動くために持っているテーマの一つが「既存のフレームワークを使って新しいフレームワークを作る」というものです。

既存のフレームワークというのは、例えば他社がすでに取り組んで成果が出ている事例などですね。近い領域で一定成果を生んでいるやり方をまず取り入れてみるというのは意識しています。

正解がわからない中で何か施策を打つといっても、闇雲にやるのって難しいんです。方向性が正しそうな施策を打つために、外部のケーススタディを学習してやってみようと考えているのが動き出しのスピードに影響しているのかもしれません。

なるほど、たしかにただ早く動き出すだけではなくて正しそうな施策を打ち続けて勝ち筋を探るというのは非常に重要ですもんね。キャッチアップが大変そうですが。

キャッチアップはかなり意識して取り組んでいますね。フォトラクションのマーケティングは、どの施策も劇的な反応がある市場ではないため難しいとは思いますが、過去を含めてもまだ施策をやりきれていないので、まずは何の施策でどれくらい反応があるのかを最速挙動で色々試しつつ、把握していきたいです。

今でもかなりスピード感をもって働かれていると思いますが、更に加速されるんですね...!!

仮説と実行と検証の繰り返しただと思っているので、振り返ることが出来る環境を構築し、もっともっと試さないといけないと思っています。

その中でも予算を確保する必要があったり自分だけで決めて進められないことも多く、ステークホルダーを巻き込む必要があるのですが、今は自分がボールを持ちすぎている感じもするので、もっと早く進めていきたいですね。

最後に一言お願いします!

自分への戒めも込めてですが、最速挙動するには「決める」ことが大事だと思っています。

他の人には別の視点があるかもしれないけど、自分の中で意図・目的をはっきりさせて決めていくことが重要なのかなと。自分の中でぐるぐる考え込むのではなく、決めて動き始めるということが大切なんじゃないかなと思います。

「30点でいいので早く出す。とにかくやってみる」テクノロジー・サービス部 デザイングループ 末冨 賢志

推薦者の声

・レスや意思決定が早く仕事をスムーズに進められていると感じることが多い。

・Vlues策定という正解のないミッションにおいて、例えば組織課題の解像度が低いのでヒアリングを実施する、経営陣の意図を正しく理解できていないのですり合わせをするといった、不確実性の高い状況の中でブランディングチームの最初の一歩を最速挙動で歩んでいた。

末冨さんといえばとにかく仕事が早いイメージがありますが、普段から最速挙動は意識しているんですか?

意識していると言うよりは、元々の性格がせっかちなんです(笑)遅いのが嫌いで、自分は早く動こうと思っています。

Slackのレスもめちゃくちゃ早いですもんね(笑)また、ブランディングチームとしてValuesを決める時には「最速挙動は絶対にフォトラクションに必要だ」と説いていました

これは僕自身の価値観と言うよりは、もともと組織全体として石橋を叩いて渡るのが価値観として根付いていて動きが遅いというのがワークショップやインタビューの結果から分かっていたので、組織のスピードを上げるために絶対必要だと思い推していました。

末冨さんはメンバーの中でも「とにかくやってみる」が上手い印象です。

自分以外にも関係者がいる中で最速挙動をうまく進めるために、「とりあえず進めてしまう」というのはよくやります。

具体的には、モックアップだけ先に作ってしまって「こんな感じで進めようと思うんですけどど大丈夫ですか?」って事後報告するパターンですね。

自分が出すものに自信がない人だと誰かに許可をもらわないと進められないと思ってしまいがちですが、ある程度正攻法を理解していると「こうした方が良いだろう」というのが分かるので、関係者に提案してもだいたい通るだろうなと言う感覚でどんどん進めていけます。

爆速ですもんね。事後報告とはいいましたが、末冨さんは結構細かく確認をとりながら仕事を進める印象が強いです。

もちろん、細かく合意形成をしながら仕事を進めるのは非常に大事だと思っています。そこで意識しているのは30点くらいのクオリティのものをとにかく早く出してフィードバックをもらうことです。

こちらの脳内と関係者の脳内を細かくすり合わせることで、手戻りが少なくなりますしミスに気づくのも早いので、結果的に早いです。

まさに最速挙動の「まずやってみて改善のサイクルを高速で回す」という価値観を体現してますね。すごいです。最後に一言お願いします!

死にはしないのでとりあえずやってみましょう!考えすぎずに、まず30点のものをチームに出してみる。それで自分の頭の中を見てもらうほうが、結果的に早いです。最速挙動していきましょう!

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