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SaaS事業経験者がリーガルテックを選んだ理由

はじめまして、この5月からGVA TECHに入社した有賀と申します。

主にAI-CON、AI-CON登記などのマーケティング領域を中心に担当しています。実は昨年秋から副業のかたちでマーケティング面をご支援させていただいており、新入りのような、そうでもないような不思議な気分です。

趣味は釣りや熱帯魚(カバー写真は、自宅で飼っているミクロラスボラ・ハナビというお気に入りの熱帯魚です)で、これからはアウトドア的な活動も増やしたいと思っております。4人家族で男女の双子がいます。

前職ではマーケティング系のSaaS事業に関わっており、それ以前はスマホアプリ事業やポータルサイトなどBtoC事業中心というキャリアでした。

今日は、そんな私がリーガルテックおよびGVA TECHのどんなところに興味を持ったのかお伝えできればと思います。

GVA TECHに興味を持ったきっかけ

いつものようにRSSリーダーでTechcrunchの記事を読んでいたところ、

「契約書をAIでどうのこうの・・・」

という文字が飛び込んできました。

ちょっと前からAIといえば既存の仕事を奪うとか、今後の働き方への影響の大きさといった話が各種メディアで触れられていましたが、日本でもついにサービスとして出てきたのか、と感じました。実は前職で新規事業部門を担当したときに、契約書作成のサービス(弊社のAI-CONドラフトのようなもの)を立ち上げたこともあり、将来はこういうのが一般的になるんだろうな・・と漠然と思っていたのですが、そんな時代がとうとう来たか!と思ったわけです。

まぁ、入ってみたら「そんな時代」はまだ来てなくて、むしろ自分たちでそうしなければいけないということに気づくわけですがw

SaaSの領域においてもバーティカルSaaSのフロンティアは医療、法律、不動産etc・・・と言われることもあり、こういうサービスがそれなのか、という実感がありました。

最初は副業からスタート

その頃、前職の会社で副業ができることになったこともあり、さっそくGVA TECHのホームページから問合せてみました。

「私は〇〇の経験などあるのですが、とても良いサービスだと思ったので手伝えることありませんか?」

代表の山本から割と即レスがきまして、まずはスポット的に関わってみるところからスタートし今に至ります。

なぜリーガルテック?

大きく3つのポイントがあります。

前職では新規事業の立ち上げからスマホアプリ事業、SaaS事業まで幅広く経験させてもらいました。

少し愚痴っぽい話なのですが、スマホアプリの事業をやっていたときに感じていたのが「アプリ(特にゲーム)ってやっぱり水ものだよな」ということです。ヒットするアプリや会社にはいくらかの蓋然性はありそうですが、最後は出たとこ勝負だなと。確かにアプリがヒットして売上が上がると面白いですし、広告ネットワークの事業もやっていたので事業が拡大していくのはエキサイティングでしたが、どこかで「結局プラットフォーム次第か」という感覚を持っていたような気がします。

そんな中、再現性を持てるビジネス領域として対象に考えたのがSaaS分野でした。このSaaSで3年以上の経験ができ、もし次の展開があるとしたらこの領域だな、というくらいの感触は得ていました。

次に考えたのが「日本の社会課題の解決に貢献できるか」です。トレンドをすばやくキャッチするよりも、日本に確実に存在する、しかもすぐに解決できない課題を解決する対象に魅力を感じていました。ご存知の通り、日本は労働人口の減少など少子高齢化を背景にした課題がいくつかあり、その解決のためのひとつのパーツとしてリーガルテックは役立てるのではないかと思ったんです。

そして3つめは技術との関連性です。機械学習などAI領域はもちろん、将来的にはスマートコントラクトなど、新技術を活かす場としてもリーガル分野は切っても切れないんじゃないかと思いました。

まとめると

①SaaS事業
②社会課題の解決
③技術的な発展性

というのがこの分野を選んだ理由です。

実際に入ってみて

AI、リーガルテック、とキャッチーなワードが並びますが、入ってしまえばいちスタートアップ企業にすぎません。かっこいいこと言う前にリードや会員登録、購入といったKGI/KPIを追い、日々発生する課題解決に向けて取り組む毎日です。

ザ・過渡期という感じですが、どんなものも世の中に浸透してスタンダードになっていく過程というのは案外こういうものなんだろうなと思っています。

というわけでまだ不慣れなこともありますが、精一杯頑張らせていただきます!

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