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【製造事業開発部対談インタビュー】“クライアントファースト” を貫き、技術力で選ばれるパクテラ。夢は、自社ブランドの医療プロダクト開発!

こんにちは、パクテラ・テクノロジー・ジャパン(以下、パクテラ)の採用担当です。

パクテラは、グローバルで4万名を超える社員が在籍するグローバルITファームの日本法人です。保険や製造業、自動車や医療機器メーカーなど様々な業界に、ビジネス/ITコンサルティング、ソリューション、アウトソーシングサービスを提供しています。

今回は、製造事業開発部にフォーカス! 執行役員 事業開発部長の孫永海(ソン エイカイ)さん、メンバーの藤本敦(ふじもと あつし)さん、藤田翔太郎(ふじた しょうたろう)さんの対談インタビューをお送りします。

リーダーである孫さんの下、藤本さんはスマートERPシステム “Odoo” 事業、藤田さんは部内最大のクライアントである大手医療機器メーカー向けのプロジェクトに従事しています。

そんな3人に各プロジェクトの業務内容ややりがい、パクテラの強みなどを語ってもらいました。ぜひ最後までご覧ください!

上流から下流まで一気通貫! 製造業のクライアントを手厚く支援!

―― まずは、みなさんの自己紹介をお願いいたします

 2005年、ハルビン工業大学を卒業し、パクテラの前身であるハイソフトに入社しました。妻が同社の日本支社に勤めていたため、2006年末にいったん退職して来日し、4年ほど別の会社で働きました。2011年に中国へ帰国して再びハイソフトに戻り、まずはエンジニアとして大連の支社で日本の大手医療機器メーカー向け開発を担当し、その後プロジェクトマネージャーを任されました。

2016年、その医療機器メーカーのプロジェクトを拡大することになり、再度来日し、2021年に事業開発部長に就任しました。

藤本 私がパクテラに入社したのは、2021年7月です。それまでは数社で、ソリューション営業や事業開発を手がけてきました。前職が最も長く、地図メーカーのIT子会社で13年ほど勤務。大手自動車メーカーと新規ビジネスを共創する部署の事業責任者や、ドローン向け3D地図を活用したソリューション開発のR&D責任者というポジションを担っていました。

これまでの経験を活かして車載ビジネスの立ち上げに加わるべくパクテラにジョインしたのですが、入社後すぐに組織変更があり、現・事業部へ。現在、Odooを使ったERP事業の責任者と、OA機器メーカー様のアカウントマネジャーを担当しています。前職までは “ビジネス寄り” の立ち位置でしたが、開発という ”ものづくり側” に移ったことで自分を高めるいい経験ができています。

藤田 私は大学卒業後、日系のメーカーに就職し、産業用の映像機器・システムの研究開発を担当していました。2015年に海外の現地法人があるドイツに駐在し、ヨーロッパの医療機器メーカー向け映像モジュールのOEM提案、受託開発、要件定義を2年半ほど行いました。現地法人と日本の研究開発拠点をつなぐブリッジSE業務も行っていました。

帰国後はスタートアップ事業に転じ、病院の手術室で使う映像システムの開発を担当しました。

そのプロジェクトが一段落したところでキャリアアップを考えて転職活動を始め、2021年2月にパクテラに入社しました。現在、大手医療機器メーカーの開発支援事業に従事しています。

―― 製造事業開発部全体の概要を教えてください

 事業部名からもわかるとおり、製造業クライアント向けの開発やアウトソーシングサービスがメインで、医療機器、オフィス機器、家電業界を中心に支援しております。今までは組込み系、オープン系を含めたソフトウェア開発が中心でしたが、顧客のニーズもあって、近年はハードウェア開発を拡大。将来的にもハード領域を伸ばしていきたいと考えております。

また、大手医療機器メーカーとの開発プロジェクトで蓄積したノウハウやスキルを活かして、ヘルステック事業をさらに成長させていきたいと考えています。製造事業開発部のメンバーは日本人と中国人、ほぼ半分ずつ、日本人がわずかに多いという編成ですね。

多様なプロジェクトで経験を積めるチャレンジングな環境!

―― では、藤田さんがご担当する大手医療機器メーカー向け事業について教えてください

藤田 メインは、医療機器メーカー様の内視鏡やその周辺機器の開発支援事業です。上流の要件定義から基本設計、詳細設計、実装後の検証など下流まで一気通貫で支援しています。今後はさらに、要件定義や医療機器特有の法規制対応など上流部分を強化していきたいと考えています。

プロジェクトによってチームの規模は変わりますが、現在は30名弱。グループ企業のパクテラ・コンサルティング・ジャパン(PCJ)を含めると65名ほどになり、中国のオフショア拠点には100名を超えるメンバーがいます。

―― プロジェクトで感じる困難ややりがいは、どのようなところでしょうか?

藤田 やりがいでもあり、困難でもあるなと感じているのは、短期間で複数の案件に携われること。メーカー勤務だと5年10年という長期間、同じ開発に従事するケースが多いと思いますが、パクテラでは様々なメーカーの多様なプロジェクトにどんどんチャレンジできます。だからこそ大変な面も多いのですが、結果的に多くの経験値を積むことができます。

やりがいは「パクテラを選んでよかった」というクライアントからの言葉

―― 続いて、藤本さんが担当されているOdoo事業について教えてください

藤本 Odoo事業はパクテラの中でも、ユニークな位置づけにあります。ERPシステム事業は大企業、中小企業問わず、サービスのSaaS化、クラウド化を背景にここ数年、年率10%強規模で伸長しています。パクテラは日本有数の企業とプライム契約を結んで事業を展開していますが、Odooが持つオープンソースで軽量かつスピーディに開発が可能な特性を活かし、比較的中小規模の企業を支援しています。

最近では補助金やインボイス制度、電子帳簿保存法の改正対応などトリガーが多々あって、業種・業態を問わず提案する機会が非常に増えています。

―― プロジェクトで感じる困難ややりがいは、どのようなところでしょうか?

藤本 Odooはあくまで手段であって、顧客の業務を効率化させること、もしくは業績に寄与することが最大の目的です。そのため、お客様それぞれの業務構造を理解することが重要となりますが、新規業界に参入する際、最新知識をキャッチアップするのはなかなか困難なところです。

でも、他社のリプレイスで入った際に、クライアントから「パクテラに頼んでよかった」と言われることがよくあるんですよ。そんな瞬間は「やっぱりこの仕事っていいな」と、やりがいを感じますね。パクテラは中国籍でも日本語のコミュニケーション能力が高いメンバーが多く、しっかり理解して進めてくれることが、評価の高さにつながっています。

―― では、総括して製造事業開発部の強みを教えてください

 パクテラは基本的にクライアントファーストの意識が強く、顧客を第一優先に進める思考が根づいています。お客様は何がほしいのか、導入したらどんなメリットがあるのか、顧客の立場に立って提案することができます。

元々、パクテラは豊富なリソースを駆使したオフショア開発が強みですが、私たちはソフトだけでなくハードも手がけていますので、一気通貫で連携できることはクライアントにとって大きなメリットです。さらに、PCJのコンサルティングチームと連携して上流から下流まで対応できる柔軟性と実行力が、選ばれる理由だと自負しています。

医療機器分野でさらなる存在感を示したい! 採用ではスキルではなく “伸びしろ” を重視!

―― 今後、製造事業開発部をどのように発展させていきたいか、それぞれのプロジェクトの展望を教えてください

 私の夢は、パクテラブランドの医療プロダクトを作ることですね。市場の動向を見ながら医療分野のケイパビリティを伸ばし、将来的にパクテラブランドの医療製品、医療ソリューションを生み出したいと考えています。

藤田 同じくです。医療マーケットは非常に巨大で、日進月歩の市場。自社のプロダクトがあれば、パクテラの高い技術力やパフォーマンスを示す武器になります。先は長いかもしれませんが、素晴らしいチャレンジだと思います。

藤本 ゆくゆくはOdoo事業を一事業部として独立させるのが、目指している方向です。あとは、Odooだけではなくエンジニアとして様々なケイパビリティをつけていけるよう、チームメンバーを支援したいと考えています。

―― 最後に、製造事業開発部で求めている人物像について教えてください

孫 第一に優先するのは、ロジカル思考とコミュニケーション能力です。事業部メンバーは客先に常駐する場合もあり、お客様のニーズを最大限にくみ取ることがプロジェクトの成功につながります。あとは、チャレンジ精神と成長する意思を持っているかを重視しています。スキルはその次ですね。

藤本 難しい課題に直面したとき、やらない理由を並べるより、どうしたら顧客の要求に少しでも到達できるのかを、積極的に考える人と働きたいですね。“現在地” のスキルよりも、そういう考え方を持っているかいないかで、伸びしろは変わってくると思います。

藤田 私も、学習意欲やチャレンジ精神などの伸びしろが非常に大事だと考えています。IT業界も医療業界も日々進歩していますし、顧客によって考え方もプロセスも違うので、どんな環境でも勉強やチャレンジを忘れず、ポジティブなマインドを持った人と一緒に働きたいですね。

いかがでしたか? 日々新たな課題に果敢に挑む製造事業開発部メンバーのエネルギーを感じていただけたことと思います。

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