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「ダンゴムシ博士」の経験がスタートアップの仕事に活きたこと


昨今のドラマや映画の影響により、IT系スタートアップでの仕事はなんだかキラキラしたものだと思う人が多いようです。実際スタートアップで働く人たちはみんな情熱を持って、自分の仕事で社会を変えたいという気持ちで働いており輝いていますが、その反面で実はスタートアップの仕事にはドラマや映画では描かれていない地道で泥臭い裏側の一面があります。

そう、まさに「ダンゴムシ博士」のような地道さと泥臭さが。


「ダンゴムシ博士」という職業が実在するわかりませんが、幼稚園児のころダンゴムシ探しに熱中していた私のあだ名は「ダンゴムシ博士」で、当時は子供ながらにひたすらダンゴムシを探しまわり、ダンゴムシに食べ物を与え、ダンゴムシを丸める多忙なルーティーンの中を夢中で生きていました。

今では「オメガ広告博士」として、ひたすらユーザーに最適化された広告の表示方法を探し回り、ユーザーにサービスを提供し、ユーザーのリアクションを探るというルーティーンの中を夢中で生きています。


私が働くオメガではダンゴムシ関連のサービスを取り扱っているわけではありませんが、ダンゴムシ博士をやっていた幼稚園児の経験がオメガというスタートアップで働く今の仕事に活きていると思うことを「地道にやる」と「夢中でやる」の2つの軸からまとめてみました。

地道にやる

スタートアップでの仕事は世の中のイメージよりも地道で泥臭い仕事が多いことは事実だと思います。
もちろん、地道な仕事だけではなくスタートアップではドラマのような出来事がたくさん起こりますし、普通じゃないような出会いも発生するので、どちらも合わせてやりがいを感じる毎日です。


ほとんどのスタートアップの事業はまだこの世に存在しないものを世界に生み出していくことが目的です。
提供するサービスにおいて、なにが正解かわからないためユーザーの反応から小さいアップデートを繰り返し、少しずつサービスや商品に磨きをかけていく必要があるので、いろいろなことを試し、研究しなければなりません。

オメガでは独自技術を活用した広告をスマートフォンのアプリケーション上に掲載することでマネタイズ(収益化)しています。広告の質やアプリケーションのクオリティが悪ければユーザーはサービスから離れていってしまうので、広告をどれだけユーザーに最適化し、アプリを使いやすいものにできるかが評価の大きなポイントとなります。そして、その結果はユーザーの行動に反映されるため、よりよい結果を出すため試行錯誤を繰り返す必要があります。


オメガの広告ではおよそ4つの要素の組み合わせで表示の最適化をしています。
広告やコンテンツの掲載方法をユーザーに合わせて調整するためには、膨大な組み合わせを試す必要があり、1ヶ月に最大で1,000種類以上の広告パターンをテストすることもあります。

オメガのアプリを使ってくれるユーザーはたくさんおり属性も年齢層もみんな違うため、使われるシチュエーションや使われ方はまさに千差万別で、実際に膨大な数の組み合わせをテストしてみても思っていたような良い効果が現れないこともあります。

このような途方もない作業をするマインドは、重い石を持ち上げ、落ち葉をひっくり返し、いるかもわからないダンゴムシを探し続ける地道さに通じているところがあると思います。
幼稚園児だったころの自分自身のマインドセットはあまり覚えていませんが、当時も自分なりに使命感を持ってやっていた気がします。

どちらも非常に大変な作業ですが、それでもスタートアップの仕事も、ダンゴムシ探しも、手を休めることがなかかった理由があります。

それは「夢中でやる」ことです。


夢中でやる

オメガのサービスはBtoCのアプリ事業なので、ユーザーのリアクションやダイレクトな反応を数値として可視化することができます。
ユーザーにとっていいアップデートができたときは利用率が上がるだけでなく、ユーザーの感想を直接聞くことができるので、サービス改善のモチベーションにもなります。



自分が関わったアップデートで、ユーザーに届けるコンテンツが喜んでもらえたり、利用率が上がった時の喜びは、大きめのダンゴムシを見つけた時の当時の私の気持ちと根本的な部分では同じだと思います。

やってみるまで結果が完璧に予測できないからこそ、夢中で挑戦し続けることができるし、試行錯誤したことがユーザーの動きにポジティブな結果として反映された時には何にも代えがたい喜びになり、もっとよいサービスをユーザーに届けたいという気持ちに繋がります。

「自分の力でサービスをより良くすることができる」という当事者意識を持てるのも他の企業にはない、スタートアップならではの魅力だと思います。


スタートアップでダンゴムシを探す

きっと誰もが体験したことがある「ワクワク」や「嬉しい」がスタートアップの仕事には詰まっています。

幼稚園児の時の私にとってそれがダンゴムシだったように、今の私にとってはスタートアップでの仕事が夢中になれる対象です。

私と同じように何かに夢中になったことがある人、仕事に当事者意識を持って夢中になりたい人には、とてもスタートアップの仕事が向いていると思います。世間に思われているより地道な仕事も多いですが、その分楽しいこともたくさんあります。

スタートアップに興味を持ってくれた人、ダンゴムシ丸めたいけどどこにいるかわかんないよっていう人は、まずはカジュアルな面談からでも、お気軽にご連絡ください。



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