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アドレスホッパーの生みの親・市橋正太郎さんが語る「自分に自信を持つ方法」とは?

今回は「アドレスホッピング」という言葉を生み出し、自身も移動生活を実践している市橋正太郎さんにインタビュー。市橋さんがアドレスホッパーになることを選んだ経緯や、市橋さんならではの自信を持つための方法についてお話を伺うことができました。

◆市橋正太郎さん / アドレスホッパー、『HoppingMagazine』編集長
1986年、京都府生まれ。京都大学卒業後、株式会社サイバーエージェントにて「ABEMA」のマーケティング責任者を務める。性格診断『mgram』を運営する株式会社mgramを経て独立。現在はAddress Hopper Inc.代表、『HoppingMagazine』編集長を務める傍ら水道いらずの手洗いスタンド「WOSH」を開発するWOTA株式会社のCMOも務めている。移動生活を始めて約3年。「アドレスホッパー」という言葉の生みの親でもある。

様々な人や場所との出会いがある’’アドレスホッピング''という暮らし方


──まずは自己紹介からお願いします。

アドレスホッピングという生活をしている市橋正太郎です。定住しないアドレスホッパーの生活を紹介する『HoppingMagazine』の編集長を勤めています。

──「アドレスホッパー」とは聞き慣れない言葉ですね。どういった人たちを指すのでしょうか?

メディアでは「家を持たない生活」と呼ばれることもあるんですが、僕自身では定住せずに転々と移動する生活スタイルを「アドレスホッピング」と呼んでいて、そういう人たちを「アドレスホッパー」と呼んでいます。

金銭的な事情で定住ができないのではなく、あえて移動生活を選んでいるというところが特徴です。


△お仕事は3年前からリモートワーク。オフィスに出勤するよりも捗るのだそう。

──市橋さんはどういう経緯でアドレスホッパーになられたんですか?

「住み方」ということについてずっと実験していたんです。

まず上京してきたときは、「いいところに住みたい」と思って中目黒に住んでみたり、「仕事に集中したい」と思ったときには会社の真横に部屋を借りて住んでみたり。

さすがにそれは会社と家との往復になって疲れるので、自然を求めて代々木公園近くのシェアハウスに住んでみたりと、その時々にテーマを決めて住むところを変えていたんです。

スタートアップ企業に転職して、働き方が変わったことがきっかけで、もっと今の自分に合った住み方を考えたときに、賃貸住宅の2年契約というものがマッチしないのではないかと思いました。

そこで、より柔軟な住み方を模索して、まずはAirbnbで短期で住居を借りて暮らしはじめたんですが、色々な場所を転々とすることで、様々な人や場所との出会いがあって素晴らしいことに気がつきました。

──おもしろいですね。そもそも昔から実験思考のようなところがあったんですか?

「とりあえずやってみる」というマインドでいます。

WEBの仕事をしていると、小さな実験を積み重ねて施策を打っていくんですね。その手法を自分の生活にも取り入れています。

自分の求める豊かさや快適さと向き合ってみて、色々試してみて一番良い方法を選択しています。

生活の中に自然に取り入れられる「Oh my teeth」


──軽やかに物事に取り組まれているイメージですね。今回Oh my teethでオンライン矯正をはじめられたきっかけはなんでしたか?

歯科矯正はずっとやりたいと思っていたんです。前歯が大きいことがちょっと気になっていて。

でもそんなに手間やお金を掛けたりするほどではないと思っていたので、「機会があれば」というくらいに考えていました。

何度か検診も兼ねて歯科クリニックに行ったこともありましたが、アドレスホッピングをしていると継続的に同じクリニックに通うことが難しいんです。

だからこういう生活スタイルになって、歯科矯正をするタイミングを逃したと思っていたので、Oh my teethのようなオンライン歯科矯正が登場するのを待っていたところでした。


──実際に歯科矯正をはじめられて、理想や意気込みはありますか?

歯科矯正はハードルが高い気がしていたんですが、Oh my teethは一度歯型をスキャンをすればキットが自宅に届いて、あとはクリニックへ通う必要もない。費用も従来の歯科矯正よりも抑えられるので、はじめるハードルが低いんですよね。

だから「やるぞ!」というよりは、自然に生活の中に取り入れるような感じではじめました。

──そう言っていただけると嬉しいです。我々もガジェットを買うような感覚で気軽にはじめてほしいと思っているんです。実際にはじめてみていかがですか?

マウスピースを付けていても気付かれないですし、装着していても違和感がありません。


──Oh my teethをどんな人にすすめたいですか?

歯科矯正をしたいと思っていても諦めている人は、たくさんいると思うんです。

Oh my teethは従来の歯科矯正と比べて費用も抑えられますし、忙しくてクリニックに継続的に通えない人におすすめしたいですね。

自信を持つために必要なことは、自分を相対化すること


──自分のスタイルを持っている市橋さんから、自信を持ちたい人へメッセージをお願いします。

自信を持つために、まずは自分とは何なのかを知ることが必要だと思いますが、それはすごく難しいことです。

「人間」とは「人の間」と書くので、社会の中の他人との相対的な関係で自分が定義されていくものだと僕は思っています。

だからいろんな人と会ったり、物理的にも精神的にも現在地からもっとも離れた場所へ行ったりすることで、自分と他人との境界線がくっきりわかると思うんです。

日本だとみな似たような感じなので、ちょっとの違いで差別されたり仲間外れにされたりしますが、全く違うところに行くと価値観が異なって、お互いにそれがいいよねと認め合えることもあるのではないでしょうか。

だから自分を相対化して、自分の輪郭を削り出していくようなイメージで、いろんな場所へ行っていろんな人と会って、いろんな文化に触れるといいんじゃないかと思います。


──今のご時世「あちこちどこかへ行くのは難しい」という声が聞こえてきそうです...

コロナの影響でリモート化が進み、オンライン上でもいろんな人と会いやすくなっていますよね。むしろ、遠くの人と気軽に会えるチャンスだと思います。

また、最近気がついたんですが、時間が縦軸、空間が横軸と考えると、旅行や移動生活は水平移動なんです。

僕はインプットについて、水平移動も垂直移動もどちらもする必要があると思っています。

それでは垂直移動をどうやってするかというと、本を読んで過去の歴史を学ぶということがそれにあたるんじゃないかと思います。

なのでこういうタイミングだったら、垂直移動に振り切ってみることもありなのではないでしょうか。

それも自分の座標を移動させるという意味で、ある種のアドレスホッピングですね(笑)

そんな市橋正太郎さんが利用している「Oh my teeth」とは?

矯正開始までの来店は原則1回のみ。従来の歯科矯正よりも約40%安い金額。専属パーソナルコーチが矯正ゴールまでサポートするまったく新しい矯正サービスです。

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