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グループ経営を進化させる新バリュー「Optimal Designer」の誕生storyを語ろう!

私たちオブジェクティブグループは創業から約9年目にして、ビジョン(経営理念)とバリュー(行動指針)を再定義いたしました。

「快適かつ最適な環境の提供」というビジョンと、それを支える「Optimal Designer」というバリュー。

今回のstoryでは新バリュー「Optimal Designer」にフォーカスして、策定の中心メンバーであり、創業初期からオブジェクティブグループを支える二人に、策定の経緯や込められた意義を語っていただきました。

-東端 佑典 Yusuke Touhata
オブジェクティブコードの取締役兼グループ会社社長
24歳でリファラル入社。オブジェクティブコードは8年目。
前職は四ツ谷にある卸の会社でお酒を運ぶドライバー。高卒でルートドライバーを6年間経験。
大の新日本プロレスファン。
※過去のインタビューはこちら

-東 峻之 Takayuki Higashi
オブジェクティブコードの採用責任者兼グループ会社社長
大学卒業後、求人広告代理店の営業を約1年9か月、ニートを半年経験し、東端の3か月後にオブジェクティブコードに入社。現在7年目。

ビジョンもバリューもメンテナンスが必要な指針

-お二人ともほぼ同期入社で入社から約8年。入社当時から比べるとどれくらい社員は増えましたか?

東端:
当時はグループで社員が50名程度でしたが、今は約230名です。7~8年で4~5倍ぐらいの規模感になりました。

-ビジョンやバリューを変えることは思い切った決断だと思います。どんな経緯で変更に至ったのですか?

東:
変えたというより、そもそもあったビジョンやバリューをより明確に言葉にしたといった方が正しいかもしれません。
オブジェクティブグループはエンジニアを派遣するSES事業や業務システムの受託開発を柱に成長してきましたが、自社でプロダクトやサービスを開発して運営する、いわゆる自社サービスもかなり増えてきました。また、コロナ禍で市場からの期待値も変わってきました。
こうした激しい変化の中で「自分達らしくブレずに事業や組織を運営していくために、今一度ビジョンやバリューを大切にしていこう!」というグループ代表の坂本の発信がきっかけでした。

東端:
そもそも人事考課に使う評価シートもビジョンやバリューをベースに作っていました。それを理解して行動することができれば当然評価もされます。一方で「結局どうしたら評価されるの?」という社員の意見が絶えなかったことも、今回改めて言語化した理由です。


-ビジョンの作成にはどれぐらい時間を掛けましたか?

東端:
役員を中心に半年間ほぼ毎日1日2~3時間ぐらい掛けて練っていきました。

東:
議論を始めた頃は坂本が言っていることが理解できなかったんですが、会議を重ねていくごとに徐々にピントが合っていって、イメージが鮮明になっていきました。

東端:
実は複数の役員がこのプロセスの中で辞めていきました。「ここを目指さなければいけないのなら辞めます」と。もちろん喜ばしいことではありません。ただ、今回のビジョンやバリューはオブジェクティブコードとしてそもそも目指していたものなんです。極論、今に合わせて改めて言語化し直しただけです。
つまり、最も大切にしていたモノがいつの間にか形骸化し、無きものとなってしまっていた。自分自身がそもそもビジョンやバリューの大切さをわかっていなかったことを痛感させられました。

率先垂範と日常とリンクする仕組みこそ浸透の鍵

-バリューはなかなか浸透しないものですが、浸透に向けて何か取り組んでいることはありますか?

東:
手始めにめちゃくちゃ小さいことから始めています。率先垂範で役員から体現していくべきだよねということで、役員だけのslackのルームで、「毎週1回は全社に対してバリューやビジョンにまつわる自分たちの活動をシェアしていこう!」と投げかけました。今2週目ぐらいですが、みんなしっかり取り組んでくれています。

-お二人はどんな発信をしましたか?

東:
東端さんどんなことを発信してくれてましたっけ?

東端:
盛り上がってないClubhouseを盛り上げる(笑)。
Clubhouseを活用してる関連会社のライブには基本的に参加して、聞くか喋るかして盛り上げて、時間が来たら退出するみたいなことをやってみています。
あとは、社員のみんなに有名人のインタビュー記事を引用してバリューを浸透させる試みをしています。例えば、僕が好きなキングコング西野さんの音声配信を共有してみました。僕の言葉だとバイアスがかかってしまうので。「西野さんが嫌いだから聴かない」とリアクションが返ってきたのでGacktさんに変えて発信したり。とにかく伝え続ける。受け止めて変えてみる。続けることができれば徐々に徐々に広がっていくはずなので。これはOptimal Designerの「受け取るよりも与える」という価値観に該当する取り組みです。
あと、質問からずれてしまうかもしれませんが、去年初めて買ったAir Pods Proで僕の耳に革命がおきまして(笑)。歯を磨いている間にもインプットができる、マスクを付けていてもトレーニングジムに行ってる時もVoicyなどの音声サービスを聞けるわけなんです。
オブジェクティブグループには社内報があるんですが、あんまり見てくれてる感覚がなくて。「どうせ自分には関係ないっしょ」的なスタンスの社員が一定数いるはずなので。だったら直接社員の耳に届けちゃおうとことで、音声データを共有する試みを始めました。

東:
僕は自分自身のミッションステートメントを、そのままみんなにslackでシェアをしました。立場や役割を考えても、自分自身のことを理解してしっかり日常にリンクさせていくことができないと会社の業務にも影響があります。Optimal Designerでいうと「自分の人生に責任を持つ」という価値観に関連するアクションです。
あとはWantedlyのミートアップで先週リリースしましたが、求職者の方と面接以外の場所でも話そうという機会を作ってみました。「受け取るよりも与える」という価値観にも通ずるし、そこでの出会いが応募に繋がってくれたら最高です。


-教えて下さった取り組み以外で今後社員の皆さんにバリューを浸透させていく仕掛けは企画していますか?

東:
3月中には何か発信する予定です。やり方はこれからですが、僕や役員陣がそれぞれの社員と会うタイミングで展開していきたいです。日々のコミュニケーションではzoomなども活用しているので、zoomで230名全員にいっぺんに伝えることも可能ですが、意図や目的を考えるとそれでは厳しいと考えています。同じ現場にいる人から直接、それも何度も伝えていく機会を作りたいですね。1回の説明だけで浸透するはずがないですし。少しずつ着実に展開していくようなイメージを持っています。
あと、弊社では目標管理の手法としてOKRを導入しているので、個人のOKRにOptimal Designer絡みの目標を加えていく形になると思っています。

-今回のビジョンやバリューの言語化で面接の中身も変わっていきますか?

東端:
結構変わりました。以前は「採用させていただく」ぐらいのスタンスでした。「弊社ではあなたにこんな条件をGiveできます!」と明確に提示していました。
今は「弊社はこんな会社なんです!」とお伝えたした上で、「あなたはどんな人ですか?」「あなたは将来どんなことしたいですか?」「私たちと一緒の船に乗りませんか?」というスタンスに変えた。「お互い共感しあえるのであれば是非一緒にやりましょう!」という考え方です。

東:
面接にいらしていただける方も「具体的にこんな条件を希望しています。」と割とはっきり示してくれることが多いのですが、「それはできる」「それはできない」「むしろこれならできる」と、はっきりその場で伝えています。あとは「人生で何を大事にして生きてますか?」を必ず聞くようにしています。
あくまで一例ですが、今の僕たちのビジョンやバリューを考えれば「とにかく手に職つけて安定したい」と主張する方はあまりフィットしていないので。人生の目標や、それをどう叶えるかを考えている人なんかはすごくフィットしています。
結論、Optimal Designerが体現できそうか否かというポイントを大切にして面接していますね。

-既存社員とこれからjoinしてくるメンバーにギャップが出てくるような気がしますし、そこを一つにまとめていくことは大変なミッションです。

東端:
もしかしたら、変化に対して後ろ向きな社員が一定数離れていってしまうかもしれません。一方で、新しく入ってきたメンバーとのシナジーが生まれて、今までくすぶっていてもどかしさを感じていた社員が開花することだって必ずある。あくまで前向きに徹底的にビジョンやバリューを浸透させていくことが、自分のミッションです。
勉強会を開いたり、コミュニケーションの手法を変えたり、外部での学びの場に参加してもらったりと、とにかくたくさんの場を作って、社員自身が行動を起こせる環境を整えていきたいです。

東:
僕は今は採用や人事制度、労務などの人事業務全般を担当していますが、とにかくブレないようにとやっています。変化しているので、不満は必ず上がってきます。でも、そこに合わせるわけにはいかないと強くコミットをして取り組んでいます。


-恥ずかしいかもしれませんが、お二方それぞれのOptimal Designerっぷりを教えてほしいです。

東端:
僕から行くと、東はどんな話も「なるほどー!」って肯定してくれるし、実際に動いてくれる。この素直さと行動力はめちゃめちゃOptimal Designerです。
例えば、ビジョンやバリューを作りこむプロセスで、僕が東にsalesforceのマーク・ベニオフが書いたトレイルブレイザーがいいよねって話を振ったら、すぐに読み始めて、2ヶ月ぐらいかけて実際に実践してオブジェクティブ流に作りこんでしまう。フットワークの軽さがえぐい。
Voicyでおすすめ配信者を紹介すると必ず聞いてくれるし、競馬全くやらないのに「競馬行こうぜ!」って誘っても競馬場にも来てくれるし、お酒飲まないのに「居酒屋いこうぜ!」って言ったら一緒に飲んでくれる(笑)。

東:
笑。でも、柔軟かと言われると割とそうでもないんですよね。無趣味なことも手伝って、とりあえずやってみようって思えているんです。特に東端や坂本から言われたら、とりあえずなんでもやってみる。広く浅くってなってしまってるかもしれませんが…。

東端:
自分はおすすめされた作品は全く見ない(笑)。東からおすすめされたコードギアスは見てないし、坂本からおすすめされたキングダムは5年の月日を経て、ようやく読み始めました(笑)。
東さんの包容力というかキャパの広さは、ホントにすごい!

東:
東端はとにかくgiverですね。良かれと思って何かを提供できる感覚って誰もが出来る行動ではないと思うんです。僕なんかはコードギアスを誰かにすすめて、相手が見てくれなかったら「うあー…」みたいに思って、もうgiveすることを諦めたりしちゃうんですけど東端はそうじゃない。常に与え続けようとアクションする。オブジェクティブグループでも圧倒的です。
意図的にやろうと思えばできるとは思いますが、自然にできてしまうのは本当にすごいです。

東端:
打率よりも打席数を意識してヒットを量産してやろうの精神ですね。どんだけ失敗しても全く気にしない。もはやビーチでナンパするのと一緒です。2週目回ったらもしかしたら的な(笑)。

-最後にお二人のミッションステートメントを教えてください。

東端:
最近改めて言葉にできたんですが、今の自分のサイズ感では叶わないコトを実現したいです。
例えば、僕は競馬がかなり好きなので競馬界の話を上げると、競争馬って毎年7000頭ぐらい生産されていますが、実はそれと同じ数ぐらいの頭数が行方不明になっています。食肉工場で家畜にされていたりするのですが、土地も人もお金もあってなんでそんなことになるんだって思うんです。非効率で不幸せです。
この問題を解決するためには大前提、競馬界に影響力を持つ必要があります。それには権限が必要で、馬主になることが一つの手段。そして、競走馬の馬主になるためには7500万円の個人資産が必要。つまり会社を今以上に成功させなければなりませんし、実現できたら多くの馬の命を救えるかもしれない。
これまでも「仕方ない」「どうせ無理だ」を打破することに全力を注いできたので、これまで以上のスケールでそれを実現していくことがミッションステートメントです。

東:
僕は「楽しく生きる社会」という私自身のビジョンの実現を掲げています。
今、採用にかなりモチベーション高く向き合えています。改めてその理由を考えてみると「シンプルに楽しいから」という結論に行きつきました。それは仕事だけではなくて、プライベートも幸せで楽しく過ごせていることも大きく影響しています。
やっぱり楽しく生きるってめちゃくちゃ大事で、オブジェクティブコードをもっともっと楽しく働ける会社したい。そして、日本全体を活性化できるような仕組みの一端を担いたいと考えています。

オブジェクティブグループの根幹を支える東端と東の対談でした。
今、オブジェクティブグループは事業や組織の大きな転換点を迎えています。その一翼を担っていただける意欲を持った方を探しています。
少しでも興味を持って下さった方は是非一度遊びにいらしてください!

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