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NLINKSメンバーインタビュー⑨「マネジメントと開発を両立。誰もが認めるエンジニアになる」ハイクリエイター・山下祐輔

2010年に創業したNLINKSは、メディア運営や採用コンサルティング、営業代行ビジネスなど、さまざまな事業を展開している会社です。今回は、2016年にNLINKSに入社し、『イエプラ』の開発エンジニアとして活躍した後、現在はハイクリエイターとしてイエプラの開発を統括している山下さんにお話を聞きました。

山下祐輔(やました ゆうすけ):情報処理の専門学校を卒業後、ITアウトソーシングの会社に入社。約9年間、大手を中心にさまざまな企業で運用系のプロジェクトを担当したのち、2016年にNLINKSへイエプラの開発エンジニアとしてジョイン。現在はイエプラ開発チームの統括をしている。

上流工程から携われる「裁量の大きさ」が魅力

ー現在にいたるまでのキャリアを教えてください

情報処理の専門学校を卒業後、新卒でITアウトソーシングの会社に入社しました。その会社には約9年間在籍し、大手企業のサーバーやネットワークの保守運用に携わっていたんです。データのバックアップやシステムのアップデート作業など、ネットワークとセキュリティの知識は一通り学ぶことができました。

また、緊急時の対応をしたり、トラブル防止策を検討したりしていたので、自然とリスク管理能力が身についたと感じています。

ーどういった経緯でエヌリンクスに入社したのでしょうか?

高校の同級生でもあるエヌリンクス執行役員に「Web開発エンジニアをやらないか」と声をかけてもらったことがきっかけです。

前職が保守運用だったので開発はしたことがなかったのですが、IT系の会社に勤めているというだけで起業した友人から「webサイトを作ってほしい」と声をかけられることが何回かあって。開発ができるようになった方が、自分のキャリアにとってプラスになるだろうと考えてはいたんです。ちょうど前職の案件が3か月後に終わるという良いタイミングで声をかけてもらったこともあり、転職を決意しました。

ー入社してみて、魅力に感じるのはどんなところですか?

もっとも強く魅力を感じるのは「裁量の大きさ」です。運用サイドから依頼された通りに開発をするのではなく、仕様を決める段階から携われる点は非常に魅力的だと思います。

たとえば、Webアプリの数値計測を目的とした開発を進める際に、そもそも計測の目的は何なのかからヒアリングして、その目的達成のために計測する数値はそれが妥当なのか、もっと効率良く計測できる方法はないのかなど、上流から参画して開発方針や内容を決めることができるんです。リリースした後に、数値が思うようにとれて運用サイドの役に立っているのを見ると、やりがいと喜びを感じますね。

他部署とコミュニケーションを取りながら、プロジェクトを推進すると、エンジニアだけでは気がつけなかった物の見方を知れるので、おもしろいし視野が広がります。このこともまた、魅力のひとつかもしれません。

プロジェクト全体を俯瞰できる力が身についた

ー現在の仕事内容を教えてください

チャット不動産『イエプラ』に関する全ての開発・改修のディレクションをしています。ハイクリエイターといって主任のような立場なので4割がマネジメントで、6割は自分自身も手を動かすといった具合です。

イエプラのエンジニアメンバーは全部で6人。前職でもWeb開発を2~3年していた者と、Web以外の開発実務経験のある者以外はみんな、未経験から始めたメンバーです。なので、開発方針を明確にした上で、リソース状況を見ながら適切に振り分けるのがマネジメント上では大事だと考えています。

メンバーには基本的に伸び伸びと自分でやり方を考えながら開発を進めてもらっています。当然わからないことがあれば教えますし、指導もします。僕は少し教えすぎてしまうところがあるので、メンバーの成長のためには教えないことも大事だと、自分が指導してもらっていた時代を顧みながら改善しているところです。

ー業務を進める上で気をつけていることはありますか?

着手前に依頼内容を精査し、仕様を固めた上で開発に乗せることですね。依頼内容を鵜呑みにせず、依頼元の運用サイドとコミュニケーションを取って目線合わせをすることで、出戻りを最小限に抑えた効率的な開発が実現するからです。

最初に仕様を固めるという考え方には、前職で大手のSIerと仕事をした経験が大きく影響しています。その時の仕様書が非常に論理的かつ細部まで精緻に設計されていたんですよね。なので、それを倣って目的まで遡った上で仕様を検討するようにしているのですが、なかなか完璧にするのは難しいと感じています。どうしても手を動かしてから気が付くことがあるので、精度を上げていこうと考えています。

ー開発前によく考えてから取り組んでいるんですね。エヌリンクスに入社してから身に付いたスキルはありますか?

入社時に比べると、もちろん、Web開発のスキルも身につき、ゼロからメンバーに教えられるまでに向上しました。ですが、それ以上にプロジェクト全体を俯瞰するが身についたと感じています。開発や改修の目的に対して最適な仕様は何なのかを検討し、運用サイドの合意を得て、エンジニアメンバーに割り振る。そしてその進捗を管理する、といったプロジェクトマネージャーのような動き方もできるようになりました。

社外でも認められる実力を持ったエンジニアに

ー今後の夢や目標があればお聞かせください

今後はエンジニア向けのイベントや勉強会に登壇者として呼ばれるようになるなど、社外でも認められるような実力をつけたいですね。社内ではある程度の評価をしてもらえたからこそハイクリエイターという肩書になったと思うのですが、自分としてはまだまだ足りないと感じる技術があるんです。

外に目を向けたら、目を見張るほど複雑なプログラムを書けたり、コードを書く上での課題解決のスピードが驚くほど速かったりする方々がいて。マネジメント業務をしつつも、自分の手を動かし、ひとりのプレイヤーとして対外的にも評価されるようにレベルアップしていきたいと思っています。

直近で身に付けたいのはスクレイピング技術です。以前に比べると技術に関する記事がネット上にもたくさん出ていて、自分でも構築しやすくなっているように思います。幅広く応用が効く技術だと考えているので、技術をものにして業務に活かしていきたいです。

ーこれからどのような人と働きたいですか?

運用サイドとのやり取りや調整業務が多く発生するので、コミュニケーション能力は必須ですね。きちんとヒアリングをして内容を把握し、依頼通りの業務を完遂できることも大事ですし、それに加えて依頼内容に疑問を持ち、より適した開発や改修の提案ができるとなお良いです。ゆくゆくは、ヒアリングして仕様を決める上流工程からエンジニアメンバーのディレクションまでお任せしたいと思っているので、裁量の大きい環境で、俯瞰する能力を身につけたい方には、ぴったりの職場だと思います!

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