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コンテンツマーケティングとブランドジャーナリズム

前回は私が作った『ワコールジャーナル』を例に、ブランドジャーナリズムについて簡単に語りました。今回はコンテンツマーケティングとの違いについて語ろうと思います。
実はこのふたつ、よく混同されるのです。

ごく基本的なことから説明しましょう。
企業がオウンドメディアでコンテンツを提供する時の目的は、まず第一に「売り上げを立てる」ことだと思います。そして、コンテンツによってマーケティング活動につなげることをコンテンツマーケティングと言います。

例えば企業のEC用の記事や動画を作るとします。その商品の魅力や機能性を訴求するコンテンツは、「マーケティング=売ること」のためにあります。

一方、ブランドジャーナリズムはよくコンテンツマーケティングと混同されます。オウンドメディアでコンテンツを提供することが両社の共通点ですが、目的は違います。ブランドジャーナリズムの目的は「売ること」ではなく「ジャーナリズム」。つまり「報道」です。企業の持つ価値ある情報の伝達が狙いです。その報道により、ブランドに対する認知度や共感、信頼度がアップします。間接的に、そのブランドの商品を購入することにつながるかもしれません。

続きは、こちらから・・・
https://consult.nikkeibp.co.jp/ccl/atcl/20180824_1/
出典:CCL./日経BPコンサルティング

株式会社「編」代表取締役社長山本 由樹
1986年光文社に入社。週刊女性自身で16年、その後「STORY」創刊メンバーとなる。2005年~2011年同誌編集長。2008年には「美STORY(現美ST)」を創刊し、「国民的美魔女コンテスト」を開催。美魔女ブームを仕掛ける。2013年9月に株式会社giftを設立するとともに、自立したアラフォー女性をターゲットとした月刊誌「DRESS」を創刊。読者のコミュニティDRESS部活は30以上の部活数、3万人以上の部員が集っている。編集長退任後は「編」にてメディアの枠を超えたコンテンツ・プロデュースをしている。2017年9月まで日本テレビ『スッキリ』でレギュラーコメンテーターを務める。 著書/「『欲望』のマーケティング」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、「会社を辞めても辞めなくてもどこでも稼げる仕事術」(共著・SBクリエイティブ)
https://www.amu.gift/about/

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