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リクルート参画のUIデザイナーってどんなことしてるの?

みなさん、こんにちは。UIデザイナーの光門です。

私はニジボックスに入社するまで、小学校の図工教員やデザイン会社、居酒屋店長など様々な職種を経験してきましたが、今年でUIデザイナー4年目に突入しました。

そして、入社4ヶ月後からリクルートのサービスに参画しているため、今年の11月で参画期間も3年になります。

今回はリクルートのサービスに参画するUIデザイナーが日々どんな業務を行なっているのか紹介したいと思います。

参画組織について

参画組織の雰囲気

私の参画している組織は大きく分けるとプランナー・エンジニア・デザイナーから成り立っています。

それぞれがより良いサービスにしていきたいという熱い思いを持っていて、どうしたらサービスをより良くしていけるのか、みんなで意見を出し合いながら機能開発に取り組んでいます。

職種を横断したMTGも多く、プランナーからデザイナー、デザイナーからエンジニアにインプットすることもあるので、職種を超えての関わりも強く、コミュニケーションが活発です。

組織の規模はリクルートの中では比較的小さめですが、サービスの利用者は数万人いるため、やりがいも大きいです。

参画組織での自分の役割

組織の規模が小さいこともあり、やりたいと言ったことになんでも挑戦させてもらえる自由度の高い現場です。

そんな組織の中で、どうしたらもっと自分の強みを生かしてサービスの役に立てるだろうかと悩んだ末、最近ではUIデザインの領域に留まらず、企画側のお手伝いもしています。

通常であれば、プランナーにより作成されたワイヤーフレームを元にデザインを起こすことがUIデザイナーの業務ですが、私の参画先ではデザインを起こすことだけでなく、その前後にもしっかり関わることができます。

業務範囲の幅が広がったことで大変なこともありますが、その分やりがいに溢れていて、サービスへの愛着も深まりました。

1日のスケジュール

まずは、1日のスケジュールを紹介します。コロナ渦の影響で1年以上リモートワークが続いていますが、オンラインでのMTGにも慣れ、自宅でもメリハリをつけて仕事をできるようになりました。

始業は10時です。PCを起動したら、まずはSlackやTeamsなどをチェックします。

朝会にしては少し遅めの時間ですが、毎朝11:30から同じグループに所属するニジボックスのフロントエンドエンジニア・デザイナーが集う朝会に参加します。楽しく雑談も交えながら、一日の業務内容を共有し合います。何か困っていることがあればお互いに相談することもできるわきあいあいとした場です。

1日あたり大体1時間ほど案件のMTGがあり、プランナーから案件をインプットしてもらったり、デザインの提案を行っています。

毎日15時からは同じ参画先に参画しているデザイナー3人でよもやま(アジェンダの決まっていないMTG)を行います。それぞれが担当しているデザインの相談をしたり、新規案件のアイディア出し、要件定義の読み合わせなどを必要に応じて行います。

参画先のエンジニア・デザイナー間で開催している週1のチームMTGでは、案件の情報交換や進捗状況の共有などを行います。

MTG以外の時間は、デザインの制作を行っています。

機能開発の流れ

次に、私たちがどのような業務を行っているか、フローにそって紹介したいと思います。

私が参画している組織では、プランナーが企画をし、デザイナーがデザインに起こし、それを元にエンジニアが実装をする、という流れになっています。

各フェーズにおいてどのようにコミュニケーションをとり、業務が進行していくのか詳しく見ていきましょう。

1. 案件発生

ユーザーのお問い合わせの声やヒアリングで伺った意見などから案件が発生します。案件の粒度としては、〇〇できないのでできるように改修するといった小さめのものから、新機能を0から開発するという大きめのものまで様々です。

「〇〇できない」「〇〇しづらい」「〇〇だとユーザーに伝わらない」などの課題が案件として立案されます。

数ヶ月に一度プランナー間で案出しを行い、それを起点に案件が動き出すこともあります。

2. ビジネス検討

課題が顕在化して、これは改善が必要だ!という判断が企画側でされると、次に課題の深掘りが行われます。具体的に誰が困っていて、それはどれくらいの規模が見込まれるのか。そして、どういった業務フローの中で発生するのかといった部分まで整理します。

私たちはデザインによって課題を解決しなくてはならないため、課題の前段であるこの部分がデザインを作成する上でも重要になってきます。なぜこの問題が発生しているのか、課題を解決するためにどのような打ち手があるかをプランナーとともに考えます。

より詳しくユーザーの状況を把握するため、実際にサービスを利用してくれているユーザーにヒアリングを行うこともあります。最近はオンラインでヒアリングを行うため、デザイナーやエンジニアも同席させてもらっています。ユーザーの生の声を聞く機会は貴重で、「ここが使いやすい」「ここをもっとこうして欲しい」という要望を実際に聞けることはとても良い刺激になります。

3. 要件定義/デザイン作成

課題を深掘りしたら、次は打ち手の検討を行います。課題を解決するにはどのような打ち手が考えられるか、アイディアを出し合います。それらのアイディアの中でどのアイディアが最も優れているのか。評価軸を明確にして、アイディアを整理します。この段階で複数のアイディアをデザインに起こした上で、アイディアの選定をする場合もあります。

デザインの作成は、Sketchを使用しています。また、デザイナーが3人同時に作業をすることもあるため、Abstractを使用してバージョン管理しています。

デザインを作成する際には、競合のサービスはどのような設計になっているか、一般的なUIとしてどのような方法があるかなど、手を動かすだけでなくリサーチも重要になってきます。

見た目のデザインだけでなく、画面遷移に違和感がないかなど一連の流れも整理し、どういった場合をエラーとするかなどの細かい部分まで要件定義という形で可視化します。

通常、要件定義はプランナーの仕事ですが、自身で要件定義を書かなくてはいけない案件を任せてもらう機会があり、初めて0から要件定義を書きました。どういった場合にどういうエラーを表示して…と一個ずつテキストに起こさなくてはいけないため、これが意外と大変な作業でした。

4. 起案

エンハンスを行う方針が決まったら、上流の組織に承認をもらうため、起案を行います。定期開催されている会議体にエントリーして、こんな開発を行いたいということを周知し、OKをもらわないと開発に着手ができないというフローになっています。

会議では「本当にその打ち手が適切なのか」「その改修を行うことでどれくらいの効果が見込めるのか」などの疑義を受け、それに対し回答をするというやりとりを通して、承認がもらえたら次のステップに進むことができます。ここで承認がもらえないとどんなにデザイン制作を頑張ったとしても、次のステップに進めないためドキドキです。

5. 開発チームへインプット

無事に承認がもらえたら、要件定義とデザインに沿って開発するフェーズに入ります。

私たちのチームではMTGを設定し、企画・デザイナーからエンジニアにインプットを行います。何を解決するためのどういった機能なのか、デザインはどんなコンポーネントを使用するのかなど、具体的に説明します。この時点で不明点などがあれば適宜質問してもらい、認識齟齬が起こらないようすり合わせを行います。

6. 開発/テスト

ここで一旦開発チームにボールを渡し、要件定義やデザインを元に実装してもらいます。このフェーズではデザイナー・プランナーはできることがないので、ドキドキワクワクしながら完成を待ちます。

開発工程が終わったら、要件通りに動作するか、デザインに崩れが発生していないかなど、テスト環境で確認を行います。あらかじめテストケースをドキュメントにまとめておき、問題なく操作できるか端からテストしていきます。修正してほしい箇所が見つかった場合は、開発側に修正をお願いします。

7. リリース

全てが要件通りに実装されていることが確認できたら、リリースが行われます。

リリースが行われるとユーザーの利用している画面に改修した部分が反映されます。リリースが無事に完了したことを本番環境で確認できたら、リリース作業は完了です。

8. 効果測定/振り返り

リリース後、どれくらいの効果が得られたか、振り返りを行います。

ユーザーからの問い合わせ状況やGoogle アナリティクスなどを用いた数字の分析などいくつかの観点から効果測定を行います。振り返り結果はプランナー・デザイナー・エンジニアみんながいる会議体で共有されます。

改修による効果があったのか無かったのか、無かった場合どうするべきか、きちんと振り返りを行うことがサービスをより良くしていくために必要だと私たちは考えています。

■まとめ

デザインを通した課題解決を目指して

一連の流れに沿って業務を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

以前はデザイン作成のみにしか関わっていませんでしたが、現在は企画側のお手伝いもしているため、案件発生から効果測定まで幅広く関わらせてもらっています。

どんな課題があって、それはどんな背景から発生しているのかという部分から知ることができるため、納得した上でデザインに取り組むことができます。そしてリリース後には振り返りを行い、デザインの改修が本当に効果があったのかということにも向き合えます。

デザイナーなのにデザイン以外のことまでしているの?と思った方もいるかもしれません。

業務範囲が広がったことで、大変な場面もありますが、以前以上にやりがいを感じられ、仕事がとても楽しくなりました。

私はデザインとは課題解決方法の一つだと考えています。

どうしたらより使いやすいサービスになるのか。見た目を整えるだけでなく、一連の体験をより良いものにしていけるよう、視野を広げて一つ一つの課題に向き合っていきたいです。

デザインを通して社会をより良くくしていけるよう、これからも精一杯頑張ります!

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