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大手企業から日本農業へ。営業責任者が語る、「農業」経験よりも重要なこと

会社概要やミッションを見ると、その会社の大枠が見えてきますが、より内部を知りたければ、やはり組織に所属する方から話を聞くのが一番です。

そこで今回は、日本農業で働く魅力を存分にお伝えするべく、同社で海外及び国内法人営業担当として従事する重松さんにインタビューをしました。

日本農業で働く魅力や仕事内容がより具体化された内容となっています。ぜひご一読ください!

──まず初めに、これまでのご経歴を教えてください。

2016年に大手保険会社に新卒で入社し、代理店営業に従事していました。

前職を3年間勤めて、2019年4月に日本農業に参加しました。

もともと代表内藤の高校・大学からの友人で、また、もう一人学生時代の友人が勤めており、二人からの誘いを受けて参加することにしました。

──もともと農業にご興味はあったのでしょうか?

もともと農業に興味があったわけではないのですが、幼少期に岐阜や岩手などの田舎で育ったことから、自然や田舎の田畑の風景がとても好きでした。

また、大学時に1年間アメリカに留学していた経験から、海外に関わる仕事がしたいという思いがあり、海外に行くことや関わる機会が多い日本農業に魅力を感じました。

──現在の仕事内容について教えてください。

海外及び国内法人営業担当として、国内の小売店・仲卸や海外の輸入卸に対して主にリンゴを筆頭とした青果物の営業活動を行っております。

メンバーの人数は少ないので、私もある程度現場で仕事をしつつ、メンバーの仕事のサポートやマネジメントも行っています。

──マネジメントされる上で気をつけてらっしゃることはありますか?

1から100まですべて私が考えたことをやってもらうのだと、なかなかその人の成長にもつながらないですし、何より本人が楽しさややりがいを見出せなくなってしまうと思います。

そのため、基本的にはメンバー一人ひとりにすべて考えてもらって、失敗しながらもさまざまなことを学んでもらい、個人の成長に寄与できるような方向でマネジメントするように心がけています。

もちろん、慣れるまでの期間はしっかりとサポートしていきますが、ある程度仕事に慣れてきたなと感じたら、基本的には裁量を任せていく方向にシフトしてやっています。

──組織全体はどのような雰囲気がありますか。

ベンチャー企業なので、やりたいことがあれば自分で目標を設定して、自発的に取り組んでいる人が多いかなと思います。

また、何が正解かやってみないとわからないことも多いので、とりあえずやってみて、失敗したらなぜ失敗したのか、次成功するためにはどうすれば良いのかを考えて、常にアップデートしていく文化が組織全体に根付いていると感じます。

──日本農業で働く上で必要な能力は何だと思いますか。

「気合」、というとすごく暑苦しく感じるかもしれませんが、「輸出営業」の観点でいうと、どれだけやり切れるかということが結構大事だったりします。

数字目標を常にしっかりと意識して、その目標を達成するためにブレイクダウンして考えた具体策を、日々意識しながら動いていくことが一番重要となる部分です。

そのためには、その月に動き始めると遅いので、前の月くらいからきちんと話を仕込んでおく「計画性」も重要です。

またベンチャー企業なので、中長期的なところでいうと、新しいビジネスチャンスを探っていくために、新しい発想や考え方を発信する能力も重要になってくるかと思います。

──日本農業にはどんな方がジョインされていますか。

もともとは代表の内藤を中心に、友人の集まりで少しずつ広がっていったのですが、今は本当にさまざまなバッググラウンドを持つ人が在籍しています。

農業に興味を持って来た人ももちろんいますが、そうでない人も同じくらいいます。

「スタートアップで、何か面白そうなことをやっているし、人生一度きりだからチャレンジしたい。チャレンジすることによって社会が少しでも良くなったらいいな」と思って働いている人が多いなと感じます。

日本の農業は古い考え方ややり方に固執していて、なかなか時代に追いついていない部分が多い。故に課題がたくさんあるので、取り組むべきことも多く、そのプロセスが面白いなと感じて働いている人が多いなという印象です。

──日本の農業界に携わる面白さはどういったところにありますか。

農業界に携わっている人たちって、基本的にみんな楽しそうな人たちが多いんですよね。生産者さんはもちろん、流通に関わっている人も、みんな活きいきと仕事をしている人が多いと感じます。

それはなぜなのか考えてみると、やはり「食」という、誰の生活にも欠かせない産業に携わる仕事はとてもやりがいを感じますし、その仕事をやる意義や喜びをダイレクトに感じられる業界なのだと思います。

また、弊社では、これまでの農業への参入の仕方とは少し異なる方法をとっており、そこに面白さを見出すことができると思います。

日本の農業は家族経営が主流ですが、私たちは農産物の栽培もしますし、自社で箱詰めする施設も有します。そこからさらに農産物を国内外に販売、また他農産物の仕入れも自社ですべて行っています。

業界内でこれまで当たり前とされてきた既存のやり方にメスを入れ、より良い方向に産業構造を変えていく楽しさを感じながら働いていくことができると思います。

──日本農業に参加しようか悩んでいる方にメッセージをお願いします!

やはり直接話を聞いてみないとわからない部分はあると思うので、少しでも面白そうだなと思ったら、とりあえずぜひ話を聞きにきてください。

また、もし農業という業界での経験がなくても、弊社は今後益々新しいことに取り組んでいきたいと考えているので、そのためには、既存の枠組みに縛られた考え方を持たない方がむしろプラスに働くこともあります。

シンプルに疑問に思ったことが結構重要だったりするので、経験がないからこそのポテンシャルの高さを活かして働いてくださる方も大歓迎です。

自己成長したい、自分の力で世の中を少しでも良くしていきたいと考える人にとっては、とてもやりがいの感じられる環境だと思うので、興味を持ってもらえたらぜひ一度お声がけいただけたらと思います。

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