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日米横断iOSエンジニア堤氏。エンジニアとベビーシッターは最高の相性。

ネクストビートが運営する「キズナシッター」(保育士・幼稚園教諭・看護師の、国家資格保有者100%のベビーシッターサービス)のヘビーユーザーであり、iOSエンジニアとしても著名な堤修一さんに取材をさせて頂きました。

お話を伺った方: 堤修一(つつみ・しゅういち)さん

ご家族構成:奥さま、お子さま(0歳3か月) ご職業:フリーランスiOSエンジニア         ご略歴:京都大学にて電気電子工学、京都大学大学院にて信号処理を学び、NTTデータにて音声処理、キヤノンにて画像処理を専門として研究開発に従事。カヤックにてiOSアプリ開発者として30本以上のアプリを開発しリリース。サンフランシスコのFyusion社にて勤務した後、フリーランスとして独立。国内外のアプリ開発を手がける。著書に「iOS×BLE Core Bluetooth入門」「iOSアプリ開発 達人のレシピ100」他多数。

Q. どのくらいの頻度でベビーシッターを利用していらっしゃるのですか?

平日5日間、朝9時~16時と18時~21時の2部制で依頼させて頂くパターンが多いです。
妻は産後1~2週間で学業に復帰し、昼・夜間と2つの専門学校に通っていて、娘は生後3か月。共働きではないので保育園も当然のように落ちてしまい、僕も日中はフリーランスのiOSエンジニアとして働いている。生後間もない娘を抱え「さて、どうしたものか」と1~2日娘の世話をしつつ仕事をしてみたのですが「こりゃ無理だ」と思い、ベビーシッターの利用を開始しました。プログラマーである僕が、プログラムを書かずに赤ちゃんを抱っこしているよりも、育児は育児のプロに任せる方が理にかなっていると思いました。僕は無口なので、赤ちゃんが喜ぶような歌も思い浮かびません(笑)。あの手この手で赤ちゃんをあやして、笑顔を引き出すような声がけをしてくれるベビーシッターさんといる方が、娘もなんだかご機嫌で嬉しそう。世の中の幸せの総量が増えると感じました。平日昼間は、それぞれの領分で過ごし、平日夜と週末は心にゆとりを持って、妻と子どもと家族3人の時間を過ごす。自分の家族にとって心地良いスタイルなのです。



Q.キズナシッターを利用されるようになったきっかけを教えてください。

今年の9月初旬にiOSエンジニア向けのカンファレンスがありました。1000人規模の大きなカンファレンスで、登壇予定があったのですが、妻が登壇前日に破水。これはドタキャンせざるを得ないかもしれない…と思っていたのですが、朝9時前に生まれたので午後の発表に間に合ったのです。「先ほど子どもが生まれました」という報告から始めた発表でした(笑)。そのイベント会場に、キズナシッターを運営している株式会社ネクストビートがスポンサーとしてブース出展していたのですよね。今朝生まれたしこれも何かの縁だろうかと思い、キズナシッターのビラを持ち帰り、自宅で保管していました。
実は、最初に申し込んだのは、キズナシッターではなく、区の産後支援サービスです。ただ、区のサービスは1日4時間、合計30時間までという縛りがあったので早々に使い切ってしまった。そこで民間のサービスもトライしてみようとキズナシッターに登録してみました。


ところが登録後、申し込んでもなかなかベビーシッターさんとの間で依頼が成立しない。なぜか「その時間は先約が入ってしまいまして・・・」と言われることが続きました。「もしや」と思い当たる節がありプロフィール写真を変更しました。登録直後は、部屋で適当に撮ったひげ面のプロフィール写真を登録していたのですが、それを子どもと一緒にうつっているフレンドリーな写真に変更し、「こういう仕事や事情がありサポートしてくださる方募集」という説明文を追加したところ、スムーズに依頼が成立するようになりました(笑)。特に男親だからというのがあるのかと思いますが、シッターさんと保護者お互いがプロフィールを吟味しているんだなと面白かったですね。



キズナシッターの岩見さん https://sitter.kidsna.com/profile/22780

Q. 実際にご利用頂いてみて、いかがでしょうか?

僕はサンフランシスコでも仕事をしています。現地では、ベビーシッターのサポートを日常的に活用している人がマジョリティでしたので、ベビーシッターという存在の認識はしていました。ただ当事者として利用した経験はなかったので未知がゆえの不安はありました。だからこそ、サービス登録前や直後は、有資格者100%というキズナシッターの基準は安心感がありましたね。


では実際に利用してみてどうだったかというと、確かに信頼できる。でも有資格者であれば誰でもいいというわけでもないんだなと感じました。例えばですが、帰り際赤ちゃんとの別れをすごく名残り惜しそうにしてくださる方と、時間になったら後ろ髪惹かれる様子を微塵も見せずに去っていかれる方がいる(笑)。「仕事で長年子どもに関わってきているせいか、この人心の奥ではもう子どもに興味ないんじゃないかな…」と切なく感じました(笑)。利用頻度が高いので、おひとりの方だとまわらない事情もありますが、色々な人との関わりあいが、娘の財産になるのではという想いもあり、複数の方にご依頼させて頂いています。良い方にはリピート依頼をさせて頂きつつ、年齢やキャリアの長さにとらわれず、新しい方にも積極的にご依頼させて頂いています。


アプリは、もっとこうしてほしい!という要望もありますが、価格の分かりやすさが気に入っています。他サービスだと沐浴だとプラスいくら、など価格設定が細かいのですが、キズナシッターは年齢加算くらい。計算が楽で、使い勝手が良いなと感じます。


あとはカスタマーサポートも特徴的だと感じます。一般的なコールセンターのような、無味乾燥なテンプレート対応を一切感じない。僕の名前も覚えてくださっていたり、ちょっとした質問にも丁寧に対応頂いて、電話とはいえ顔がみえるサービスだなと感じます。
サービスも運営もどことなく手作り感があって、「僕の」キズナシッターという感覚がある不思議なサービスです。



Q. キズナシッターの利用を検討している保護者の方へのメッセージをお願いします。

シッティングを初めて利用するまでは、さまざまな心理的ハードルがあると思います。育児を他人に任せることは本意ではない、他人を家に呼ぶことにも抵抗がある。うちの場合も、妻が抵抗感を持っていたので、彼女のストレスにならないように、妻が在宅している時間とシッターさんの勤務時間が重ならないように注意しています。徐々に、シッティングを依頼する既成事実が重なっていき日常に溶け込んできたかなと思いますね。夫婦のどちらかが反対だったら、そういう工夫の仕方もあると思います。


シッティング、悪くないですよ。自分の家族に合うシッターさんを見つけて、平日はお願いする。僕も妻も平日は仕事や学業と最低限の家事に集中し、週末は家族時間を過ごす。仕事、家事、育児に追われギスギスするよりも、精神衛生上よっぽど健全で、満たされるスタイルです。

僕はエンジニアで、自分の仕事を楽しんでいて、僕の技術を必要としてくれている会社がたくさんあるのに、赤ちゃんを抱っこしていると働けない、という状況がすごく苦しかったんです。そんな状況を、僕よりも赤ちゃんを上手にあやせるベビーシッターさん達に助けてもらうようになって、本当に救われた気がしました。それぞれが、その道のプロとして自分の腕を存分にふるった方が良い。ベビーシッターさんとエンジニア、最高の補完関係を築けていると感じますね。

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