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【CPO×CTO×VPoE 対談】新体制のNewsPicksプロダクトチームが目指す姿

ニューズピックスは、2021年1月からの新体制を発表しました。今回は、新体制をリードするCPOの文字、CTOの高山、VPoEの林の3名に集まってもらい、これからのNewsPicksプロダクト開発チームがどういう姿を目指すのか、抱える課題は何かなどを思う存分語ってもらいました。

-プロフィール

「多様性×異能」でアジャイルでスピーディーな開発組織に

-まずは、今のNewsPicksのプロダクトチームがどのように運営されているのか教えていただけますか?

文字:一般的にはもしかしたらNewsPicksは大きくなったと思われるかもしれませんが、我々自身の認識としては、まだまだスタートアップだと思っています。我々は、「経済情報で世界を変える」というミッションに向かってサービスを運営していますが、やりたいことは本当に数多くあるんです。ただ、全てはできないので、どういう順番で開発を進めれば会社の成長につながるのか、経営陣も含めて議論して優先度を決めて進めていっている状況です。

その上で、今期はこれをやるというミッションが決まると、そのミッションごとにチームを作っています。各々のチームにミッションがあり、ミッションを担うリーダーがいて、彼らが大きな裁量を持って、それぞれのプロダクト開発を進めています。チームによって大きな自由度があり、本人のWILLと会社のやりたいことを掛け合わせて、ミッションを達成するために何でもやってもらうということを大事にして組織作りをしています。

高山:僕は技術的な観点で話をしますね。技術は新しいものがどんどん出てきますが、一方で流行り廃りが繰り返されていきます。その中で技術として、何をやっていくべきなのかという判断はとても重要だと思っています。会社の長期的な目標を見据えたうえで、長期投資として、どこに投資をすれば最も会社の成長に寄与するのか、そういった意思決定を正しくしていく必要があります。その意味で、会社としては絶対に何が起こっても長期的に投資をしなければならない領域があると思っていて、今期は開発の生産性をあげる、開発者が開発をしやすくするということに投資を進めていました。また、我々が持つ大量のユーザー行動データという資産を活かすために、機械学習領域に注力しています。データを活かしたプロダクト作りは今期からの重要なチャレンジの1つだと思っているので、その領域の技術を突き詰めているところですね。

林:チームの文化という意味では、言われたものをただ作るのではなく、プロダクトチームが市場やユーザーを理解した上で仮説を立て、検証して、リリースするというサイクルをアジャイルに回せる文化にしたいと思って組織を作ってきています。

文字:確かにもともとNewsPicksはエンジニアが主体的にビジネスに関わり、主導していくような文化がありますよね。例えば、前CTOが広告事業を自ら考えて作って事業化していったようなこともありましたし、昨年立ち上げた法人向けの新規事業もエンジニアがお客様のところに直接行って何を作るべきかを考え、開発を進めてきました。

林:反面、正直にお伝えすると、これまでビジネスの成長角度が非常に高いこともあり、ビジネスサイドの意向を組み、ある種受身的に開発をするというようなことも一方ではあって。まだまだここの文化の醸成が足りないなと思っているので、プロダクトチームが先を見据えて、ビジネスとしての仮説を持って、ビジネスサイドをリードしていく、そういう関係性をもっと強めていきたいなと思っています。

今の役員やリーダークラスでもマーケット感覚を持ってプロダクト作りに取り組める人が増えてきているので、一緒になってワクワクするものを作っていきたいです。

-多様な観点での運営がされているのですね。では来年から新体制となりますが、今後のプロダクトチームはどのような方向性でやっていきたいと思われてますか?

高山:大きなところでは、多種多様な専門性を上手く活用して次の強みにしていきたいと思っています。元々、編集部の記者がいたり、テック側は技術的な追求をしたりと多様な人たちを抱える会社だったんですが、多様性を融合して一つのモノづくりをしていく、事業を作っていくということをもっと戦略的にやっていきたいなと考えています。会社のバリューに「異能は才能」という言葉がありますが、そのバリューを追求し、多様化を強みにシナジーを深めるような組織にしたいですね。

より具体的なところでは、今年NewsPicksが始まって以来の大きなリニューアルをしたんですね。内容としては、機械学習を用いて全てのユーザーにレコメンドを主体としたコンテンツを見せるというものです。まだまだアルゴリズムの磨きこみが足りませんが、下地を作ったのは今年のチャレンジでした。次のフェーズとしては、アルゴリズムを磨き込み、競争力を持つまでに高めていくことだと思っています。

文字:僕は2つ方向性を持っていて、1つはテクノロジーで事業を成長させる組織にしていきたいということ、もう1つはシンプルですが、作っていて楽しい組織にしたいと思っています。我々はソフトウェアサービスを提供しているわけですが、そういう事業体の良いところはデータを使ってアジャイル的に実験主義的なアプローチをしていけることですよね。弊社のバリューで「スピードで驚かす」というものがありますが、もっとスピード感をもって、どんどん実験をして学習して、より精度の高い戦略を構築し、プロダクトを磨いていく。そういったサイクルをもっともっと洗練させていきたいですね。

もう一つの、作っていて楽しい組織というのは、高山さんと同じで異能を活かせる環境にしたい、ということにも繋がります。前職でも言われたものを作るのは三流だという文化があったんですが、シンプルに言われたものを作っているときは楽しくないんですよね。自分たちで何を作りたいのか考えて、形にしていく文化をもっともっと強めたいですし、そのためにメンバーの創造性や異能が解き放たれ、活躍する組織にしたいと思っています。

林:すごく同意ですね。付け加えると、もっと異能が活躍するために、メンバーそれぞれの文化に対する認知があることが大事だと思うんです。NewsPicksが多様性を受け入れ、オープンなコミュニケーションが出来るんだっていう文化ですね。僕は人の顔色を伺い、萎縮して個人の意見を発信出来ない場であれば、異能は活かされにくいと思っています。そうではなくて、自分の考えや個性を安心して発信できる、人ではなくコトを見てオープンにコミュニケーションができる、そういう文化の認知を深めていきたいですね。考えを自然に発言でき、個人のWILLが引き出されていく状態を作りたいです。「多様性×強い個性×強い組織」が僕の持論なんですけど、我々がそういった現場を作り、プロダクトチームがビジネスの成長も牽引していくことで、ワクワクするチームにしていくことを目指しています。

世界を変えるために、コンフォートゾーンを脱し次のチャレンジをする

-話題を変えて、プロダクトに関しての想いや、プロダクトそのものをどうしていきたいか聞かせてください。

文字:我々のミッションは「経済情報で世界を変える」です。これをサービスを通じて実現していくためにどのようにすれば良いかを考えていくと、2つ方向性があると考えています。1つは世界を変える人もしくは世界を変えたい人を増やす、もう一つはその人たちの意思決定であるとか行動に何かしらポジティブな影響を与えていくという方向性です。

こうしたことを実現していくためには、NewsPicksの根源的な価値であるコミュニティをもっと強くしていくべきだと思っています。今のNewsPicksの課題は均質化だと考えているのですが、多くの分野から集まったビジネスパーソンの知見がコンテンツとして共有されている一方で、エンジニアリングやテクノロジー分野などのニッチな分野に関する知見はまだまだ蓄積されていません。コミュニティとしてより多様で深みのあるものにしていくことで、これまで以上に多くのビジネスパーソンの方に影響を与え、ミッションを形作るサービスになっていくのだと考えています。これから2、3年をかけてこれまでの均質的なコミュニティ、いわばコンフォートゾーンを脱して、多様なコミュニティ空間にしていく、それが我々の次の挑戦です。

高山:僕は個人的な想いとして、入社当時から、自分がプロダクトで1番のヘビーユーザーでありたいと思っています。「技術を突き詰める」というミッションは持っているのですが、技術ばかりを追い求めてしまうとプロダクトの方向性と乖離してしまいますよね。そのため、普段から自社のプロダクトを1番使い倒し、ユーザー体験を理解した上で、プロダクト開発に向き合っています。

林:アプリのユーザー体験をもっともっと高め、変革していきたいという想いを持っています。NewsPicksもリリースされてから一定の期間を経ています。先進的なものとして受けとっていただいた当時のユーザー体験と今の体験が同じかと問われると、きっと違ったものになっていると思っているんですね。

コンテンツドリブンで、メディアとしての役割を考えていく一方で、コメント機能のあり方が本当に今のままで良いのか?機械学習のアルゴリズムをどう進化させて個人の使いやすさを高めるか?といったUI/UXを追求し、新しいユーザー体験を作り出していく必要があると考えています。「NewsPicksって改善しながら先端を走っているね、面白いチャレンジをしているよね」というブランド作りに貢献していきたいです。

-大胆なチャレンジを考えられていることが伝わってきました。では、次のNewsPicksを作っていく中で、今抱えている課題はありますか?

文字:大きな課題は、プロダクトの開発や変革のスピードが遅くなっていることですね。我々は多くの事業を手がけていることもあり、1つ1つにかけられる力が減ってしまっていて、結果的にスピードが遅くなっていることを感じています。この課題を解決するために、明確に足りていないのはシニアのエンジニアとデザイナーです。

高山:僕もシニア層が少ないなと感じますね。NewsPicksは自由主義をすごく大事にしているんですが、何事も強制せず自由にやれる環境です。一方で、その自由の裏側ににある責任をしっかり果たしていく姿勢が問われます。その次元を高く持っているシニア層にもっと来て欲しいと思っています。

文字:課題解決のもう一つの観点として、異能を増やすことですね。今年高山さんが入社され、データや機械学習などの価値をプロダクトの中で高めてくれています。これはもっともっと加速させていきたい点ですし、もっと言うと機械学習に限らず多くの異能を求めています。新しい視点が入れば入るほどプロダクトの価値、今の発想の枠を超えたモノづくりができ、スピードを高めていけます。新しい価値をもたらす異能を増やしたいなと思っています。

林:僕が思っている課題もスピード感です。ビジネスの変化に柔軟に対応できるように開発のスピードをもっともっと上げていきたいなと思っています。NewsPicksはリリースから5年が経ったサービスのため、コードが冗長になったり、視認性や拡張性の問題がやはり内在していました。今年はそういったところの解決として、リファクタリングや開発基盤の改修にしっかり投資をして改善を進めています。その結果、ある機能を改修する工数が1/5くらいまで圧縮され成果としてはしっかり出ていますが、やはりまだまだ肌感としてはスピードが遅いなと感じています。リファクタリングや基盤の整備は、ビジネス的にはすぐに売上につながるようなことではなく地味なんですよね。でもビジネスサイドにも理解をしてもらって、エンジニアが生産性に寄与することをしっかり考え抜いて、中長期で開発スピードを高めていきたいなと思っています。

自社サービス開発の方はもちろん、Slerでくすぶっている人こそ来てほしい

-最後に、どういう人がチームに来てほしいかを教えてください。

文字:繰り返しになっちゃいますが、自由主義の会社なので、常にチャレンジを楽しめる人がいいですね。ただ作るだけではなく、その中で自分なりの工夫を考えたり、何事も前向きに受け止めて自分なりの創意工夫を出して価値を生み出せる人であれば楽しく仕事できると思います。

高山:異能が集う組織にしたいので、我こそはという方とは是非お話してみたいですね。お人柄としては、バリューの一つでもある、「迷ったら挑戦する道を選ぶ」にならい、挑戦の道を選ぶ人であって欲しいなと思います。

林:自社サービスを開発されている方でより大きな裁量を求めている方はもちろん、SIerでくすぶっている方、ただ降りてくる要件を実装しているだけでは物足りないと感じている方にも是非NewsPicksを検討して欲しいなと思います。3次請けの立場で仕事すると、もはや何を作っているのか分からないと思うんですよね。そういう日々から脱し、エンドユーザーと直接向き合い、自分たちの世界観を自らが定義し、それを楽しめる方にはとても合っている環境だと思います。

逆に言うと、SIerで要件が降りてきたものをもくもくと作っていくことが楽しいという人には合わないと思いますね。ユーザーが求めているUI/UXはこうだよね、ビジネスサイドの意図はこうだよね、ということを想定して、常に頭を使って仕事をしていかなければNewsPicksでは良い物が作れません。裁量が大きく遊びの幅が大きいコミュニケーションをしているので、責任を持って自ら思考して行動出来る方こそが活躍出来るフィールドだと思います。

-皆様長い時間ありがとうございました!

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