1
/
5

進浩人氏がニューワールドのアドバイザーに就任。O2O施策とともにCRAFT STOREの拡大を目指す。

日本のものづくりに特化した動画コマースサイト『CRAFT STORE(クラフトストア)』を運営するニューワールド株式会社は2018年11月1日より進浩人氏をアドバイザーとして迎えました。

GMOペパボ株式会社の福岡支社長を経てBASE株式会社COOに就任。退任後、福岡に戻り株式会社ZOZOテクノロジーズのZOZO研究所 福岡拠点のGeneral Managerに就任した進さん。
ベンチャーの創業期から上場そして大企業になるまで組織課題と向き合い、新規事業を何度も繰り返してきた進さんに、ニューワールド代表の井手が根掘り葉掘り気になることを聞いてみました。

◆プロフィール


ニューワールド 井手(以下、井手)
進さんと知り合ったのは、2013年ファッションメディア「imanee(アイマニ)」を立ち上げた頃ですね。サービスや資本調達の相談しに進さんに会いにいってましたね。今年GMOペパボ株式会社と資本業務提携をしていますが、広報の木山は学生時代に進さんの紹介でミンネのポップアップのお手伝いをしたこともあったと聞いて進さんとは縁があるなと思っていました。東京から福岡に帰ってきたタイミングも近かったですし。笑

進氏(以下、進)
出会ったのは福岡だけど、東京でも会っていたし、ニューワールドが福岡支社を8月に立ち上げたタイミングで僕もすでに福岡に戻っていたこともあって、福岡のベンチャーはいま若くて面白い人が増えて伸びてるところがあるから、そんな会社のお手伝いができればと思っていたタイミングでした。ウミーベしかりカラクルしかりM&Aの良い事例がでてきてるのもいいよね。


井手
ECってシンプルに言うとモノの売り買いなんですけど、進さんのキャリアをみてみるとECとして伸ばす以上に、コミュニティとしても機能しているなと。どこを意識してECを育てていますか?

どこに意識を向けるかでいうと、まずはプラットフォームは売り手がいないと始まらないので、売り手を主役にしてそこにファンがついて仕組みは考えてたかな。伝統陶芸やハンドメイド作家など作る人はたくさんいるけど、一般の人があまり接さないような山にこもっているような作家さんを表に出していくことに注力していたイメージかな。

井手
CRAFT STOREでいうと職人さんをもっとフューチャーしていくというところですね。
有田焼とか波佐見焼とかアップトレンドの焼き物をECで販売するのはもちろんだけど、
プライベートブランドではあまり知られていない地元の産地などを開拓していくのは面白いかなと思います。


まさに表に出していく、ってところだよね。プロダクトデザインで有名な人やブランドを引っ張ってくる例でいくと、福岡で開催される工芸EXPOも博多織とBEAMSJAPANとか上野焼とインフルエンサーのSakiさんといったクリエイターズコラボをみても若がえってる感じで面白いよね!

オフラインとオンラインの取り組みは相乗効果があるから、イベントで生まれたものをCRAFT STOREでも取り扱えたらいいなと思う。

オンラインとオフラインの相乗効果とは

井手
先日門司港グランマーケットに出展したときも、実際に手にとってお客さまから温かい反応をもらったり、触ることでいいものだと知ってもらえたりすることが多いなど感じました。この日Instagramのフォロワーも急増しました。


その時買わなくてもあとで買ってくれる人も多いからね。職人さんを呼んでちゃんと説明できると一気にファンになってくれる可能性もある。
イベント単体だとマイナスだとしても、オンラインも含めて設計するとトータルではプラスになる。オンラインとオフラインは両輪なので今後もやっていきたいね。


はじめに自分で動いて仕組みをつくると解決できることが増える

井手
創業期から大企業に成長するまでを何度も経験して、ベンチャーの働き方について、改めて思うことってありますか?

はじめに自分が動いてサービスや組織を作る方が好き。形式や型をつくっていくことを大事にしていて、つねに頭のどこかで自分がやめても回るようには考えてるかな。

会社のフェーズごとの問題を仕組みで解決できる部分が多いと思うから、そこをつくっていくのが僕の役割だと思っていて。スタートアップの課題として一人で行き詰まりやすいところをサポートしていく。事業のマネジメントや人事でもなんでもできることをやる。

一番興味があるのは10人未満からある程度増えていく過程をみるのが好きかな。

井手
まさにニューワールドがそのフェーズですね。
僕はこれから中長期的な目標として、グローバルでチャレンジしていく日本ブランドを育てていきたい。第一歩目としてまずはバックグラウンドとしてゆかりのある中国からスタートします。そして11月からは上海で日本ブランドの展示販売をやっていきます。ぜひこれからの挑戦を一緒にやっていきましょう!


関連リンク

CRAFT STORE初ギフトブランドeni(エニ)

http://eni.craft-store.jp/

ニューワールド株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
2 いいね!
2 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング