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BtoBビジネスをスムーズにする社会インフラをつくりあげる仕事。NP掛け払いの事業展望とは

こんにちは、ネットプロテクションズ(以下NP)広報担当です!

2011年よりサービスの運用を開始した「NP掛け払い」。掛売りにおける請求業務をすべて代行し、未回収リスクも保証する企業間決済サービスです。現在利用企業も増えており、サービスとしてどんどん成長しています。そんなNP掛け払い事業の全体を統括している石川清大にNP掛け払いの提供価値と今後の展望を語ってもらいました。

石川 清大
2013年に株式会社ネットプロテクションズ入社。セールス、採用、カスタマーサポート、ビジネスアーキテクトと様々な部署を経験し、現在はNP掛け払いのセールスとビジネスアーキテクトを兼務している。主な業務として、NP掛け払いのシステムの刷新と事業部メンバーのファシリテートを担っている。

本来行われるべき商取引を実現するサービス

「NP掛け払い」は企業間における決済を代行するサービスです。サービスビジョンとして「BtoBビジネスをスムーズにする社会インフラになる」を掲げています。

BtoBの商取引には商取引を阻害する要因、いわゆる「摩擦」が多く存在します。そもそもBtoBの商取引において、掛け払いは一般的な商習慣として存在しますが、利用ハードルが高く、利用しづらいのが実態です。例えば、帝国データバンクといった第3者機関で一定の「信用」がないと利用できなかったり、利用するまでにさまざまな書類が必要で時間がかかってしまったり、支払い方法が限られたりしています。また掛け払い自体を自社で提供できてなかったり、提供でできているものの本来すべきコア業務に人的リソースを割きづらいのもの事実ございます。

「NP掛け払い」は、買い手が個人事業主の方でも利用できるような従来には存在しなかった掛け払い決済サービスです。独自の新しい信用を付与し、提出書類や時間もかからず、支払い方法も多様です。また決済業務を当社にアウトソースすることで、提供したくても提供することができなかった企業様でも導入いただくことができるようになったり、自社で提供されていた企業では掛け払いにまつわる業務の手間を削減したりすることができます。

当社は「NP掛け払い」を普及させることで、BtoBビジネスをよりスムーズにしていくことを目指しています。

多様なニーズに応えるサービスに進化

現在多くのニーズをいただいている業種が2つあります。ひとつはIT・ベンチャーです。

IT・ベンチャー業界は成長企業が多いので、事業拡大にともなってバックヤード業務の負荷も大きくなります。結果としてセールスの方も請求業務に時間をかけたり、請求業務が負荷にならないようにバックヤードが整うまで意図的に営業活動や新規顧客先への制限をかけたりしています。これはとてももったいないことで、本来のコア業務に集中させたり、バックヤードも気にせず売上を伸ばしていきたいのが成長企業の本音のはずです。そこでNP掛け払いを導入いただくことで、請求業務にかかっていたリソースを本来の業務に集中させることができます。また請求業務にまつわるコストを平準化して、バックヤードの負荷や未回収を気にせず売上を伸ばしていくことが可能になるのです。

そしてもうひとつ多くのニーズをいただいている業種があります。それは食品卸業界です。実はこの業界では、支払い方法において現金集金が大半を占めています。にも関わらず現金集金の場合は買い手側も現金を用意しておく手間もかかりますし、金額のズレや紛失など様々な問題が発生します。結果として決済のコストがかからなかったとしても管理コストが膨らむ構図になっているため、NP掛け払いを導入いただくことで、リスク回避と業務負荷改善のどちらも実現することができます。

現在は事業戦略上、上記の業界に特化してマーケティングやプロダクト開発をすすめていますが、上記以外の業界にも幅広く導入いただいており、さらに多くの企業間決済のシーンで役立つことができるのではないかと考えています。

拡張性を持って、どんどん事業を成長させるフェーズ

このようなニーズに応えられるNP掛け払いは急速に事業拡大をしており、現在では約1,700社で利用いただくサービスに成長しました。そして今後も様々な課題解決に応えられるように、サービスを拡張していこうと考えています。

例えばそのひとつとして、買い手企業を会員化して利便性をあげていくことを検討しています。利便性をあげていくことで売り手企業様からの要望に応えるだけでなく、買い手企業側からも「なくてはならない決済」だと言われるようことを目指しています。

またビジョンとして掲げているのが「BtoBビジネスをスムーズにする社会インフラになる」を掲げているため、ビジョン達成のため決済事業に閉じず、販促事業、融資事業なども掛け払い事業部のデータ資産を利用して検討していきたいと考えています。

事業部長の視点を持ってサービスづくりができる環境

NP掛け払い事業部は、セールス、カスタマーサービス、システムなど機能としての部署はありますが、まだサービスが発展途上であるがゆえに部署の垣根を越えて、プロジェクトベースで事業の企画・推進することがほとんどです。どの部署に在籍しようが、事業推進の観点は必要なので、どのメンバーも事業部長としての視点をもって働いています。

さらに会社全体を見渡すとクレジットテック推進室やデータサイエンスなどのさまざまな事業企画やテクノロジーに関する取り組みが同時進行しているため、事業推進という視点に閉じず、会社全体としてレバレッジを効かせ、事業創造していくことも意識しなければなりません。例えば、ビジネスカードはクレジットテック推進室が主導で進めており、掛け払い事業も連携して検討をすすめています。

NP掛け払い事業部は事業部長としての視点をもって働きたいという方にとってはうってつけの環境だと思います。リソースも限られており、かつ会社の次の収益の柱になる期待の高い事業であるがゆえに事業成長も求められているので、ひとつひとつの決断がとても重要になってきます。そして何より「BtoBビジネスをスムーズにする社会インフラになる」というNP掛け払いのビジョンに共感をしていただける方とは、ぜひ一緒にサービス推進、事業創造をしていきたいと思います。

プロダクトマネージャー※中途
B2B決済で新たなスタンダードを生み出すプロダクトマネージャーWANTED
株式会社ネットプロテクションズはCreditTech×ティール型組織で「つぎのアタリマエをつくる」ことを目指し、「後払い決済」という新しい仕組みをつくり上げてきたBNPL市場のリーディングカンパニーです。 ※当社は2021年12月15日に東京証券取引所第一部市場へ新規上場したネットプロテクションズホールディングスのグループ会社です。 ■Credit Techとは 年収、学歴、勤務先などの一面的な情報に縛られない新たな信用をテクノロジーを利用してつくることです。人の信用力を適切に評価することで、これまでなかったビジネスの機会や価値を創出していきます。 ■BNPLとは 「Buy Now Pay Later」の略称であり、「先に買って、後から支払う(=後払い)」決済システムの総称です。BNPL市場は世界的に拡大しており、欧州や豪州、米国に続きアジアでもこれからの成長が期待されています。 ■NP後払いとは 主にECサイト等で利用できる決済手段の一つです。 利用者は購入した商品を受け取った後に、後払い事業社が送付する請求書で代金を支払える仕組みとなっており、クレジットカードを持たない若年層やクレジットカード利用に躊躇がある方をはじめとし、多くの方にご利用いただいています。 未払いリスクの高さから絶対に成立しないビジネスモデルと言われていましたが、「まず、すべての人を信用してみる」という考え方で歩み続けた結果、今では年間約1,450万人の方が利用する社会インフラとなっています。 ■事業の展開 NP後払いで培った収益基盤、事業ノウハウ、データを生かし、B2B決済、スマホ決済、そして海外やポストプライシングへと領域を拡大中です。 また2021年2月にはJCBより約60億円の大型資金調達をおこなったことで、事業成長をさらに加速させていきたいと考えています。 展開事業 ・BtoC通販向け決済『NP後払い』   http://www.netprotections.com/ ・BtoB向け決済『NP掛け払い』   https://np-kakebarai.com/ ・BtoC向けカードレス決済『atone(アトネ)』   https://atone.be/shop/ ・台湾BtoC向け後払い決済『AFTEE』   https://aftee.tw/ ・サービス体験後に購入者が自ら価格を決定しお支払いを行える決済『あと値決め』   https://pricing.netprotections.com/ ■注目記事 ・JCBとの大型資本提携を実施 約60億円の調達をおこない、事業連携を強化   https://corp.netprotections.com/news/press/2021/0225 ・後払い決済のパイオニア ネットプロテクションズ、 市場拡大中の後払い決済サービスを整理した「BNPLカオスマップ2020」を公開   https://corp.netprotections.com/news/press/202003270001
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