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事業をドライブする。電通出身の戦略家が語る、Nateeの魅力と未来について

今回お話をお伺いするのは、コミュニケーションプランナーの大丸宙也(だいまるひろや)さんです。

東京大学工学部・東京大学大学院工学系研究科を卒業後、電通を経てNateeに参画。現在はTikTok事業のコミュニケーションプランナーとして、クライアントへのソリューション設計や事業企画を担われています。大丸さんは何故Nateeという船に乗り込むことを決断したのか、そのストーリーに迫ります。

心には情熱を、頭には戦略を。

ーー本日はよろしくお願いいたします!まずは簡単に大丸さんの現在のミッションをお伺いしてもよろしいでしょうか?

現在はTikTok事業のグロース全般を担っています。事業の売上を、リード獲得 × 受注率 × 受注金額 × 継続率(≒施策の成果)の4つにザックリ要素分解して、各要素を最大化させることをミッションとしています。

例えば、受注率を高めるためにTikTokのより効果的なコミュニケーションスキームを設計・提案する、施策の成果を高めるためにTikTokの勝ちクリエイティブを体系化する、受注金額を高めるためにソリューション開発を行う、リード獲得のためにPR戦略を検討するなど、事業が伸びるためにできることは全てやっています

現在Nateeは急成長中ですが、「オレがこの会社の成長の桁を変えてやる」という意気込みで日々取り組んでいます。

ーー事業推進のためのブレーン的な役割を担われているのですね。この企画ではメンバーのパーソナリティを探るため、バックボーンも聞いていきたいと思っています。大丸さんは幼少期どのように過ごされていたのですか?

生まれは富山県氷見市というところで、自宅の庭に野ウサギが棲み着いているレベルの田舎です。両親は子供に物事の強制・強要を一切しない人で、逆に僕がやりたいと望んだことは全力でサポートしてくれる親でした。自然に囲まれた中で、好きなことに没頭させてもらえる環境で育ったこともあってか、子供の頃からハマった物事に対して変な熱量の発揮の仕方をする人間でした

中学校に上がると卓球部に入部しました。本当はサッカー部か陸上部に入りたかったのですが、片道2時間かかる国立の中学を受験したので、朝練のある部活がとても無理そうで。唯一朝練のなかった卓球部に「消去法」で入部しました。

指導者のいないいわゆる弱小校だったのですが、それが功を奏して、入部して2ヶ月後の部内戦でたまたま優勝したんです。そこから卓球に一気にのめり込んで、中2で部長になってからは、部活で練習して、2時間かけて下校して、地元の中学の卓球部で夜まで練習して、翌朝2時間かけて登校して1人で朝練して・・という生活でした。

朝練のない部活を選んだはずが、自分で朝練を始めるという(笑)。その結果、県大会で3度ランク入りすることができました。ランク入り後の順位決定戦では、小学校からやっている勢に負けっぱなしで悔しい思いもしたのですが、消去法で始めたとは誰も思わないほどの熱量で取り組んでいたと思います。

高校に進学してからも卓球は続けますが、高1の終わりに「ポケモン」のゲームにハマりまして(笑) 。今度はポケモンにのめり込んで、部活以外のほぼ全ての時間をポケモンに注ぎ込みました

授業中に机の下でポケモンして、部活して、家に帰ってから寝るまでポケモンして・・という生活を送って、高2の1年間ではゲームソフト2本がプレイ時間「999時間」になりました(つまり1年間で2,000時間以上プレイしてました)。そのときに勝ちパターンをかなり掴めたので、大学に入ってポケモンにオンラインレーティング対戦が導入された最初の大会で、世界ランク30位にランクインできました。

ーー世界ランク30位!凄まじい程の熱量ですね!(笑)大学の受験勉強も戦略的に取り組まれていたのだとか?

はい、大学受験はかなり戦略的に取り組みました。

高3の夏に部活を引退して東大を目標に定めた時点では、合格最低点の半分くらいしか点数がありませんでした。そこで、普通に勉強していては間に合わないと考え、2つのことを決めました。

1つは、私立大学を一切受験せず、本来は私大受験で上京する期間も全て東大の勉強に充てて実力を引き上げること。もう1つは、1週間のうち1〜2時間を、今後の勉強方針の検討時間に充てること。

というのも、合格ラインに到達するためにどこをどう勉強すればいいのかが最初はわかりませんでした。ですので目標点数を「この科目の◯問目で◯点とる」というレベルまで分解して目標設定してみたんです。そして週に一度、今の実力が目標点数とどれだけ乖離があるかを確認して、勉強する科目の時間配分を決めたり、目標点数を微調整する、といったことをやっていました。

例えば、「物理は目標45点で今40点だけど、このまま勉強すれば50点は取れそう。だから伸び悩んでる英語のリスニングは20点取れなくても現状の15点でOKで、その分を物理の勉強時間に回そう」といった風に、今で言うPDCAを毎週回していました。その甲斐もあって、何とか合格することができました。


・・・はい。ここまで話しましたが、実はこれ「大丸さんは人より突き抜けた人なので、突き抜けたエピソードを教えてください」と事前に言われたので話してます。正直、このような話をするのはものすごく恥ずかしいです(笑)

ーー(すみません。。笑)

これらのエピソードの通り、幼少期からいわゆる「天才肌」に見られがちなタイプだったのですが、自己分析としては、心には情熱を、頭には戦略を持って物事に取り組めていた結果だと思っています。

「感情」「感覚」と向き合うために電通へ

ーー先ほどのお話で幼少期からかなりの戦略家っぷりを発揮されていたことが伺えました。新卒はなぜ電通へ?

物事を戦略的に突き詰めるタイプだったことに加えて、東大・大学院と過ごす中で、「論理的思考」「目的最適思考」が特に培われました。実際に当時は、僕を表す言葉として「論理的」「効率的」「ロジカルモンスター」といった単語が付きまとっていました(笑)。

ですが今思えば、僕がこれまで物事に熱量を発揮していたときは、「理屈」よりも先に、やりたいという「感情」が先行していたはずなんです。にも関わらず、あらゆる物事を「理屈」や「ロジック」でしか捉えられない人間になりつつあって、「感情」と向き合うことがなくなっていました。そのことに危機感を感じていたんです。

そんな折に、電通という会社に出会いました。電通ではビジネスに向き合う際に、物事を「理屈で捉える」ことだけでなく「感情・感覚で捉える」ことも非常に重視します。ロジカルモンスターになりかけていた僕には、それが衝撃だったんです

それと同時に、僕が危機感を感じていたことの答えが、電通にあるのではないか?電通でロジカルな視点を鍛えつつ、「感情」という視点でも世の中にアプローチできるようになれば、自分の人生観が広がるのではないか?と考えるようになりました。このような理由で、ファーストキャリアとして電通に入社することを決めました。

ーーユニークな視点ですね。大丸さんらしいです。入社後はどのようなことを手掛けられていたのですか?

電通入社後は、電通デジタルに出向してデジタルマーケティングを2年半、その後本社に帰任してマスマーケティングを2年半、それぞれ経験しました。クライアントのマーケティング支援は非常にやりがいがあり、自分が設計したスキームでプロモーションが実行され、大きな成果が出てクライアントに感謝されたときは、言葉では言い表せない達成感がありました

また、プライベートも充実していて、海外のフェスに1人で飛んで現地で友達を作ったり、会社のメンバーで全国のレース系のお祭りにふんどし一丁で参戦する「イッテQ」のようなことをしたりしていました。仕事とプライベートを通じて、目標だった「ロジック」と「感情」をどちらも大きく成長させることができました。

「自ら事業をドライブしていきたい」という意志への気づき

ーープライベートも突き抜けている感じがしますね(笑)。そんな中、なぜスタートアップであるNateeへジョインすることになったのでしょうか?

このように、電通入社前に目標としていた「なりたい人物像」にはかなり近づけた実感がありました。ですが「やりたいこと」という視点では、良く言えばやりたいことがたくさんあって様々なことに取り組んでいましたが、悪く言えば、感情や熱量が突き抜けるような「1つの何か」には長らく出会えていない状態でした

実は電通に入社する直前に、感情を大きく突き動かされた出来事が1つあったんです。それは、就活で仲良くなった友人に誘われて参加したVCの交流イベントで、同世代の様々な起業家さんたちとお話する機会があったことでした。

スタートアップ・起業という世界にその日初めて触れた僕にとって、そこで聞いた話の全てが刺激的で、18歳で上京してからの大学生活・大学院生活で一番の衝撃を受けたことを覚えています。実際に、そこで出会ったとある起業家さんと意気投合して、電通入社までの1〜2ヶ月間だけジョインさせてもらったこともありました。

電通入社後に話を戻します。2020年の夏頃でしょうか。一緒に仕事をしていた上司のプレゼンを見て、ものすごく感動したことがあったんです。資料の構成、話し方、クライアントの反応に至るまで、まさに「完璧だ」と思えるプレゼンで

あまりの完璧さに本当に感動したのですが、じゃあ「自分もこんな提案ができるようになろう」と考えたときに、「あれ?でもオレ、クライアントに事業の方向性を示唆する人じゃなくて、自分で事業をドライブしていく人になりたいかも」と思ってしまったんですよね。

その瞬間、5年前のVCイベントでスタートアップの世界に触れて衝撃を受けたこと、感情を突き動かされたことが、強烈に蘇ったんです。その日を境に、代理店のマーケから事業主体側へのキャリアチェンジ、特にスタートアップへの転職を考えるようになりました。

そんなタイミングで、同年の11月に代表の小島、執行役員の朝戸と出会いました。転職文脈は一切なく、共通の友人を含めた4人で銭湯に行ったのが最初の出会いです。

(小島の記事1はこちら:https://www.wantedly.com/companies/natee/post_articles/326290
(小島の記事2はこちら:https://www.wantedly.com/companies/natee/post_articles/326459
(朝戸の記事はこちら:https://www.wantedly.com/companies/natee/post_articles/322257

そこで2人の「Nateeという会社を成長させる」ことに全ての想いと熱量を注いでいる様を見て、感銘を受けました「コイツら突き抜けてるな」って。

気付いたらその場で「ぜひオレにも手伝わせてほしい」と挙手していました。その後、オフィスに遊びに行ったり、MTGに参加したりしたのですが、ある日小島にサシメシに誘われて。

何かと思ったらオファーだったんです。僕にとっては予想外のオファーでした。そもそも、銭湯で初めて知り合ってから2週間くらいしか経ってなかったですからね(笑)。 ですがよくよく考えてみると、事業の立ち上げ・推進側になりたいという想いを叶えながら、(Nateeの現在のメイン事業はTikTokの広告事業なので)電通でのマーケティングの経験もど真ん中で活かせるという、自分のWillとCanが両立できる素晴らしい環境だと気づいたんです

そして何より、転職のメリットを理屈で考える前に、「Nateeという船に飛び乗りたい」と感情が叫んでいました。「Nateeで挑戦したい」という想いを当時婚約中だった妻にも相談して、2021年の正月に転職を決意しました。

無限にある改善点とメンバーの魅了性

ーーNateeとはある種運命的な出会いを果たしたのですね。入社してからはどのようなことを感じますか?

良い意味で、改善点が無限にあります。月商の推移から、事業が軌道に乗りつつあることはわかった上で入社しましたが、僕はそれをイコール「メイン事業に関してはある程度仕組み化できていて、メンバーを増やせばグロースできる状態」だと最初思っていたんです。

しかし入社して事業の現状把握を行ううちに、実際は改善すべき箇所しかない状態だということに気が付きました。ただ、僕はその状態にものすごくわくわくしたんですよね

「いまの状態でも軌道に乗りつつあるところまで来ているのなら、オレが改善・仕組み化を推進しまくれば、この事業はどこまでも伸びるぞ」って思ったんです。そこからは冒頭でも話した通り、事業を伸ばすためにできるあらゆることに取り組んでいます。そしてそういった取り組みが、クライアントのKPI向上や、自社の売上・利益増加という形で目に見えて表れるんです。こんなに楽しいことはないですよね。

また、こうした改善に会社全体で積極的に取り組んでいるのもNateeの強みだと思います。というのも、全社員が、日々の業務で感じた継続すべき点と改善すべき点を各自リストアップして、毎週部署単位でそれらを共有し合うミーティングがあるんです。

そこで挙がった改善点を1つずつ検討して、仕事の進め方や会社の制度・環境をその場で変えることもありますし、その場で解決できないものは、具体的に誰がボールを持ってどのように改善していくのかをその場で決めて、各々が改善に取り組み、翌週のミーティングでそれらをチェックする、ということを毎週毎週やっています。

これによって、あらゆるPDCAが高速で回り、足りていない部分が次々と改善されていっています。また、これらの情報共有→ディスカッション→意思決定が1時間のミーティングの中で完結するというスピード感も素晴らしいと感じています。

ーーPDCAへのコミットといったところでしょうか。ともに働くメンバーにはどのようなことを感じますか?

メンバーに関しては、エンタメ事業を営んでいる会社とは思えないほど実直な人が多く、価値提供にとにかくピュアに向き合っている印象です。

そして、Nateeのミッションである「人類をタレントに!」を、社員自身が体現していると感じます。

Nateeでは新しいメンバーが入社するたびに、その部署のメンバー全員が1人1時間ほどかけて自己紹介し、相互理解を深める時間があるんです。

幼少期から現在にいたるまでの背景や、困難・苦難に遭った経験、それをどう乗り越え、どういう価値観が形成されていったのか、といった深い部分を聞いているうちに、僕は部署メンバー1人1人の「ファン」になりました

そして実業務に戻ると、彼ら彼女らが自分のバックグラウンドや得意なことを全面に活かして仕事をしていることがよくわかるんです。

そういう意味で、「人類みなタレントになれる」つまり「人類みな自分らしさを活かして生きていける」というNateeの考える世界が、まさに社内で実現されていると思います。

ーーミッションが掲げる世界観を社員自身が体現していると言うことですね。個性派で真っ直ぐなメンバーが多いですよね。今後大丸さんはNateeでどのようなことを実現していきたいですか?

まずはNateeをTikTok事業で日本一の会社にしたいです。TikTokで成果を上げるための勝ちパターンがだいぶ見えてきているので、今後の検証で再現性をより高め、最終的にはマーケティングファネルやAIDMAなどと同じように普遍的な広告戦略の1つになるレベルまで体系化していきたいです。

そして、NateeのミッションはTikTok事業そのものではなく「一人一人が個性と才能を発揮し、ありのまま生きられる社会をつくること」です。これがより達成できる事業であれば、TikTok事業や広告代理業に限らず社としてチャレンジしていくはず。その事業に今度は立ち上げからジョインして、事業の0→1を創出していきたいです。

ーー業界に一石を投じる未来が見えますね!最後になりましたが、未来の仲間に向けて、メッセージをお願いします!

いまNateeは、業績的にも、優秀なメンバーが続々と集まってきているという意味でも、大きなモメンタム(勢い)を迎えようとしています。このタイミングでNateeにジョインすれば、本当に刺激的で充実した日々が送れることは間違いありません。この記事を読んでもし興味を持ってくださった方がいらっしゃれば、まずは気軽にご連絡をいただけたら嬉しいです!


Photo by Ryota Tawa

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