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【社員インタビュー#10】AI開発やAIプロジェクトを支えるコンサルタントのリアルな業務内容や仕事のやりがいとは

クライアントが抱える課題に対し、AI技術を用いた最適なソリューションを導き出し、課題の解決に向けて様々な提案を行うコンサルタント。

NABLASでクライアントとの接点となり、AI技術開発やAIプロジェクトを支えている彼らの具体的な業務内容や仕事のやりがいとは、一体どんなものなのでしょうか?

今回は、元教師という、この業界ではやや珍しいバックグラウンドを持ち、入社1年で複数クライアントのAIソリューション提案に携わっている滝に、日々の業務内容からやりがい、業務の中で意識していることなどを聞きました。

インタビュイーのプロフィール

滝 創一朗

大学では歴史学を専攻し、その後、世界史の教員として3年間教育に携わる。教育業務の傍ら、大学に対する渉外業務や進路相談といった、各所とのコミュニケ―ションや連携が必要な業務も担当し、成果を残す。教員という仕事にやりがいを感じていたものの、社会により直接的に働きかける仕事をしたいという強い思いと、AI技術の進化を目の当たりにして社会の変革を感じたことから、教員としてのキャリアから、NABLAS社への転職を決意。現在は、主にクライアントとの接点を担いながら、課題の分析やコンサルティング、AI技術の提案といった業務に従事している。教員としてのキャリアの中で培った論理的説明能力や渉外・コミュニケーション能力を活かし、クライアントへのコンサルティングを中心に、AIプロジェクトを多面から支えるジェネラリストとして活動する。

NABLASを知った、また入社したきっかけを教えてください。

教員から技術系の仕事への転職はなかなか珍しいのかもしれませんが、自分の得意としていることや、教員のキャリアの中で培ったスキルと経験を活かして仕事ができていると感じています。もともとAI技術に関して強い関心を持っていたことと、生来学ぶことが好きな性格から、転職する前から独学でAI技術の勉強やPythonの学習などを進めていました。そのこともあって、NABLAS社への転職の話が上がった時に、業務はイメージが湧きやすかったですし、カジュアル面談で具体的に業務のお話をさせてもらえたことは入社理由の一つです。また、自分のスキルや、AI技術に関する興味と知識は、着任後に比較的スムーズに業務に取り組めた要因かもしれない、と感じています。

現在担当されている業務内容について教えてください。

僕は「コンサルタント」として活動していますが、既存業務の枠を超えて幅広い業務に関わらせてもらっています。活動内容を大きく分類すると、1)顧客窓口、2)提案営業、3)技術情報の発信、の主に3つの業務に関わっています。

まず、顧客窓口の業務内容としては、クライアントや協業先の方との情報連携をしています。例えば、技術開発に関するお問い合わせをいただいた際は、抱えている課題や実現したいことについて情報をいただき、社内のR&Dチームへ情報連携をしたり、逆にR&Dチームからの技術的な提案内容を資料に落とし込み、クライアントへ説明をしたりします。また、クライアントへの窓口業務だけでなく、メディア取材への対応などもしています。先日はニュース番組の取材があったのですが、技術者と連携して準備をしたり、技術的な説明をしたり、技術デモを実演して見せたりもしました。次に、提案営業については、クライアントの課題をヒアリングして、エンジニアと具体的な解決方法やアプローチを議論したり、技術的な調査、提案書の作成、折衝などを担当しています。最後に、技術開発に関する業務では、デモの開発計画や進捗管理を行っています。サイト上に掲載するデモや、イベントの時に展示するデモをエンジニアと相談しながら進めています。

NABLAS社で幅広い業務に関わる中で気づいたことなのですが、教師時代の業務の中で培ったスキルや経験が、今の業務にも共通して求められることが多く、キャリアチェンジした今でも、とても役に立っていると感じます。例えば、クライアントが抱える課題についてヒアリングする時は、問題発見 / 課題解決力やコミュニケーション能力が重要ですし、技術提案を行う時は、新しい技術や手法について、迅速に調査したり、理解・応用する力が必要です。また、クライアントへ説明する時は、物事をわかりやすくかつ論理的に説明する能力や、プレゼンテーション能力などが求められます。こういったスキルは、教師時代に経験した業務の中で培ってきたものだと考えていますし、今の業務の中で活かせていると感じています。

業務の中でどんなことにやりがいを感じますか?

時代の変わり目において、その最先端で課題解決を通して、事業づくりにダイナミックに関われることに、とてもやりがいを感じています。

また、技術と人の橋渡しになれることも大きなやりがいの1つです。世の中には、AI技術を活用して多様な問題を解決したいと思っている人達が一定数いると思っていますが、その一方で、先端AI技術に関する情報に正しくアクセスして、妥当な活用イメージを持って実践していくことは、実はかなり難しいことだと思っています。だからこそ、技術のすぐそばにいる僕たちが、社会と技術をつないでいくこと、これは社会的に意義があるし非常にやりがいがあると感じています。また、僕たちコンサルタントにとってエンジニアは、AI技術の最前線で道を切り開き続ける存在なのですが、彼らは常に最先端の情報を仕入れたり、新しい技術の開発等を通じて問題を解決していきます。間近でそういった新技術を見聞きすることは、非常に勉強になるし大きな刺激になると感じていますし、「今が時代の変わり目にあって、まさに時代を変える最新技術のすぐそばにいる」と感じる瞬間でもあります。これは、僕自身が「変革を起こす側で社会に貢献していきたい」という想いを持っていたので、仕事を楽しめている大きな要因の一つかと思っています。

また、クライアントの相談から始まって、議論を続けていくうちに、よりインパクトが大きく面白いプロジェクトへと姿を変えていくことがあるんですが、その変容を手助けして、プロジェクトの心臓部を担えることは、とても刺激的です。世の中が新しい時代に移り変わっていく中で、それを推し進める立場でいられると感じられるとき、大きなやりがいを感じます。

業務の中で心がけていることはありますか?

まず、技術に対して理解を深めようと努力することを一番に心がけています。

クライアントの課題を理解して適切なソリューションを生み出すためには、当たり前ですが、自分自身が技術に対して深い理解を身につけていかなければならないと痛感しています。この業界に入って1年が経ちますが、「技術的なバックグラウンドを持たないけど興味だけは人一倍」という状態で飛び込んできたこともあり、毎日楽しく学ぶことができています。大切なのは「自分で学ぼうとする姿勢」だと思います。簡単に情報を集めることができる世の中ではありますが、その技術について理解を深めようとするときは、知見のある人と一緒にいることが一番勉強になると感じています。主体的に学ぼうとすれば、どこよりもそれがかなう魅力的な環境にいるので、日々自分の成長を実感しながら働くことができていると思います。みんなそうかもしれませんが、自分は特に「知らない・分からない人間」からスタートしているので、ある意味クライアント側の視点に立って「正しく技術を理解してもらいながら共に歩む」ことができると思っています。だからこそ、背伸びせず地に足付けて、等身大ながらもクライアントに寄り添える人間になりたいと思いながら働いています。

今後どんな人と一緒に働きたいと思いますか?

AIへの興味関心を強く持っていて、ビジネスサイドでも技術に対して貪欲に追求していけるような人と一緒に働きたいです。また、それが本当に役に立つものなのか、先に繋がるものなのかといったビジネス的な俯瞰した視点で物事を考えられるようなスキルを持っている方は活躍できると思いますし、僕も一緒に働きたいです!

滝さん、ありがとうございました!

PMについてのインタビュー記事はこちら▼

https://www.wantedly.com/companies/nablas/post_articles/518215

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