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「イケてるアートディレクターのここがすごい!」を学んでみた

すでに著名なアートディレクター、これから活躍しそうな人、お仕事をご一緒したり提案を頂いた人に共通して感じた「イケてるアートディレクターのここがすごい!」を学んでみたいと思います。

ファシリテーション力がすごい

デザイナーとアートディレクターの違いを体感できたのは、会議でのファシリテーション力の違いを見せつけられたときです。
我々制作者は提案をさせてもらう側であり、提案に対する疑問や懸念点をクリアしていくのがプレゼンテーションだと思っていました。
しかし、イケてるアートディレクターは、顧客同士を議論させ「Aさんの意見も、Bさんの意見も素晴らしいのでどちらも盛り込んだ案を次回までに用意しますね」と喧嘩両成敗にしてしまったのです(笑)
デザインに正解はなく、極論好みです。デザイナーVSクライアントという構図にしてしまうと、同じ方向を向いていたとしても、その瞬間は好き嫌い論争になってしまい、ヒアリングで得られる情報が減ってしまいます。クライアント同士でディスカッションをしてもらい、意見を出し合う構図に出来ると、これまで見えてこなかった課題の吸い上げ、冷静な判断(!)が出来、まさに「ディレクション」かくあるべきという光景でした。

議論が生まれるようなアイデアを提示できる

突拍子が無くても、意見を出してみたくなるような積極的なアイデアが提示されると、クライアント同士がディスカッションする空気が生まれます。
ロジックを重ねていき、流行りの表現を取り込んでいけば質の高いビジュアルは生まれます。一方で、見た人がワクワクするような驚きや、ビジネスが発展するようなアイデアを秘めたデザインは、論理だけでは生まれず、どこかで突破力が必要になります。
クライアント含めたみんなで突破するのか、切れ味のよいアイデアで一点突破するのか、どちらが好みかは人それぞれです。ただ、待ちにならずに、コストとリスクを恐れず、口火を切れるのもデザイナーとアートディレクターの違いかもしれません。

先手を打つ言語化力

エッジの立ったアイデアを支えるのは、先手を打つ言語化力と丁寧な資料フォーマットでした。ぶっ飛んだアイデアではあるが、なぜそれに至ったのか、そのプロセス、判断基準、選択肢(別案)を提示してくれることで、根拠があるアイデアであること、独断で進められたアイデアではないこと、採択できること/できないことの区分けが生まれ、そこには前向きな議論が生まれます。
また、「こういうところが心配だと思いますが、大丈夫です。」と先手を打つことは、アイデアの破壊力をより際立たせます。

なめられない資料フォーマット

また、みなさん資料フォーマットが丁寧だったことも印象的です。
丁寧に整えられたフォーマットは、いくつかのことを伝えてきます。
・熟慮された企画とデザインであること
・本気さ=クライアント側への本気さを要求
・検討の際に、余計なノイズを消し、本質の議題に意識を向けやすい
特に3つめはこれまで正直なめていました。。
それが本だったら、実際の束見本(同サイズ、同じくらいの厚さ)でサンプルを用意する。
ウェブサイトなら、ファーストビューや挙動サンプル、更新後にどう運用されていくか。
本質を見てもらいたいからこそ、枝葉の部分に拘り、議論を集中させていました。

先を預けたくなるシステムがつくれる

アートディレクターとデザイナーの違いってなんなんでしょうか。

どれだけ大きな案件を手掛けているか?
スタッフがいるか?
その人といえばの作風を持っているのか?

どれも必要な条件だと思いますが、総じて言えば、クライアントが「先を預けてみたくなる(デザイン)システム」がつくれるかどうかと言えそうです。思考パターンとも言えます。
すぐれたデザインシステムは、難しいことを考えなくても応用が効きますし、そのシステム起点で新しい制作物や商品のアイデアが浮かびます。それは、クライアント理解の深さから生まれるので、質の高いヒアリングと言語化が求められます。(ということは、、最初に戻り、以下ループ)

さぁ、がんばるぞ!

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