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【体験談】マイベストの新卒1期エンジニアが初年度を終えての経験と学び

こんにちは!マイベストでバックエンドエンジニアをしています、井上です!

大学院を卒業後、2021年4月に新卒でマイベストに入社して、現在社会人2年目になります。ここ最近では23卒でマイベスト志望の学生さんとの面談でお話をすることも多くなりました。

学生のみなさんの「ユーザーに価値を届けるサービスを作りたい」「裁量を持って働きたい」「良い人間関係の中で働きたい」という思いを聞くと自分の就活時代を思い出して共感することが多いです。また「入社後の働き方が自分のイメージするものと合っているかわからない」という不安についても僕も同じように感じていました。そこで、この記事では少しでもみなさんの会社選びのお役に立つように、僕が新卒1年で経験したことや実際のマイベストでの働き方などをお伝えしたいと思います!

マイベストプロダクト開発部での1年

入社〜配属

僕が入社したのは2021年4月ですが、実際には入社前の半年間ほど、リモートにて開発部でインターンを行っていました。開発部では事業の成長のためにやらなければならないことを大きな「ミッション」という形で分解して、そこにメンバーがアサインされてチームを作ります。

インターンのときはまだミッションには所属せず、ミッション以外の細かいタスクを割り振ってもらって開発していました。実際に手を動かしながら環境構築や、実際に開発で使用するツールや大きな開発フロー、メンバーとのコミュニケーションのとり方に慣れていきました。このおかげで、入社時にはだいたい部署のことやプロダクトの構成、開発の流れについてはイメージできる状態になっていました。

入社後は1ヶ月ほど研修期間があり、僕の年はビジネス職の同期と一緒に研修を受けて、社会人基礎を座学で学んだり、コンテンツの制作研修をしたりもしました。開発の研修ではありませんでしたが、研修を通して同期の仲を深めることができたのと、普段は開発側の視点でしか見ない管理画面などを、ユーザーとして使ってみることで新しい学びや発見があった期間でした。

配属後

配属後にはすぐに実務に入ります。基本的なことはインターンの期間にキャッチアップできていたので、あまり困ることはありませんでした。もちろん業務内容そのものは変わるので、最初から一人ですべてはできませんでした。しかし先輩エンジニアにメンターとして連れ添ってもらい、わからないところは都度サポートしてもらえたので自分ひとりで悩んだり困ったりすることはほとんどなかったです。むしろ足りないところだけを教えてもらえたので、効率よく仕事に慣れることができたと思っています。

配属後にはOpex/Dataという「マイベストの完璧なデータベースを作る」ことを目的とするミッションにアサインされました。Opex/Dataミッションではマイベストのコンテンツ編集やデータ入力に使用する管理画面の開発、商品データベースの設計など。裏側の仕組みの開発を行いました。

マイベストでの働き方

マイベストの開発部では3ヶ月と2週間という2つの期間で開発を進めていきます。3ヶ月ごとに「オフサイト」と呼ばれる、開発部全員参加でCEOを含めてのMTGが開催されます。1日かけて期の成果や反省をふりかえったり、CEOから直接会社の戦略の共有がされて、それに対して開発部としてやるべきことや注力すべきことなどを議論して決定します。

僕は配属されたのが5月だったので、7月末に初めてのオフサイトに参加しました。オフサイトはメンバーやミッション同士、あるいはCEOとの同期をとる場所ということで、新卒/中途や立場問わず誰でも議論に参加できます。僕も初めてのオフサイトで緊張しながらも、会社の戦略についてわからないことを直接CEOに質問した覚えがあります。

オフサイトで今後やるべきことをすり合わせた後に、次の期が始まります。1つの期はさらにスプリントという単位(2022年5月時点では1スプリント=2週間)で分割され、このスプリントごとに進捗を見たり、成果を確認しながら繰り返していきます。スプリント中の定例MTGでもミッションごとにCEOと進捗確認や議論を行い、期の中で軌道修正をしながら働いています。

Dataミッションは社内のコンテンツ制作オペレーションや、DBのスキーマなど影響範囲が広い開発も多く、「プロジェクト制」で進められることが多いミッションでした。マイベストのプロジェクト制では要件定義や設計、開発とフェーズを分けてウォーターフォール的に開発を進めていきます。プロジェクト開始直後〜前半の定例MTGにおいてディレクター(≒PM)を中心にCEOと「何を」「なぜ」作るのかについて活発な議論をしていきます。

僕が就職先としてスタートアップ企業を選んだ理由のひとつに「ただ言われたものを作るのではなく、作るものを自分で考えたり納得したうえで作りたい」というものがありました。マイベストではCEOとの直接やりとりも多く、自分が作るものの背景をきちんと理解できるほか、疑問があれば質問でき、エンジニアからも提案できる場所があるので、その点がとても良いと感じています。こうした環境において、僕は1年でDataミッションで3つのプロジェクトを担当し、仕様決めから実装までを行いました。

マイベストで働いてよかったこと

アウトプットや試行錯誤できる環境がある

インターンをしていたとはいえ、入社当時はまだまだわからないことだらけで色々うまくいかないこともありました(配属後すぐに障害を起こしてしまったりもしました)。しかし、1年の間でいろいろな失敗と反省を繰り返しながら少しずつ改善していくうちに、今ではできることが格段に増えたと感じています。

例えば僕が最初に任された商品のバリエーションを表に掲出するプロジェクト(バリエーション掲出プロジェクト)では、スケジュールが遅延して期末に間に合わず悔しい思いをしました。原因は設計が終わり開発に着手した段階で開発ロードマップや進捗管理の方法を決めておかなかったことで、開発メンバーやディレクターとの間で認識がずれたり機能の統合がうまくいかなかったのです。


しかし、その反省は次のプロジェクトで改善につなげました。開発前にロードマップやガントチャートを作成したところ、進捗やスケジュールが可視化されてチーム内でのコミュニケーションが取りやすくなり、スケジュールの調整や進捗管理をしながら進行できました

マイベストでは新卒でも大きな仕事を任せてもらえるため、挑戦したり学びを活かす場所が多くあると感じています。次のアウトプットの機会がすぐにやって来るので、一度した失敗や反省を次の学びと改善につなげやかったです。

学びを広げる機会や制度もあります。先述のバリエーション掲出プロジェクトで失敗したときには書籍購入補助制度を使って必要な本を購入して見積もりや計画づくりについて勉強しました。書籍からの学びも、実際に経験と照らし合わせながら学ぶことができたので深い学びになりました。学びをアウトプットする場所として隔週のエンジニアLTランチ「Professional Fun Lunch」という機会もあります。発表は持ち回りですが、ここで発表することで他のエンジニアからフィードバックをもらうことができます。

できる仕事の幅が広い

マイベストで働いてみて、仕事内容の幅が広いと感じました。仕様決めなどからプロジェクトに参加してPM的な動きする役割の幅もそうですが、技術も広く触ります。僕はRailsを主に使うバックエンドエンジニアとしての入社しましたが、必要に応じてVueやReactなどのフロントエンドやDockerなどのインフラ周り、Go言語を使っての開発もやりました。

僕は担当領域を超えて実装できるフルスタックエンジニアになりたいという思いがあったため、いろいろな技術を使う環境を楽しむことができました。新しい技術についても、実際のコードを見て触りながら勉強していきます。よく面談の中で「研修がない環境って大丈夫ですか?」という質問をいただくのですが、僕の場合はむしろやりながら、触りながら勉強していくスタイルが合っていたので問題ありませんでした。

チームを重視した開発体制がある

マイベストでチーム開発の楽しさも感じています。僕は学生時代にチーム開発の経験があまりなかったのですが、開発部にはコミュニケーションをとりやすい雰囲気があったのですごくありがたかったですし心強かったです。業務中のわからないことや詰まったことは、リモートであればSlackのハドルミーティングで、出社しているときであれば画面を見ながらペアプロも取り入れながら気軽に相談して教えてもらいました。

ミッションをまたいでエンジニアが全員参加するエンジニア相談会という会も隔週で開催されていて、業務のことでもそれ以外でもざっくばらんに相談できました。上長やミッションのリードリンクとの1on1もあるため、困っていることや相談ごとを発信する場所には困ることがありませんでした。

チームでの開発は調整や連携が増えるので大変なことも増えます。しかし、1人ではできないことを協力しながら進めたり、期日前は机とお菓子を並べて一緒に開発したりと、問題や感情を共有できるチーム開発のやりがいも感じました。起きた問題に対してチームとしてふりかえりをして改善していく姿勢もあるので、働きやすかったです。

入社前のイメージと比べてどうだったか?

僕の場合は、実際に入社前のインターンがあったこともあり、ほとんど入社前後のギャップはありませんでした。入社前に考えていたことはだいたいできていると思います。事業のことをふまえて仕様や設計など上流の議論に参加したり、新卒1年目からプロジェクトを任せてもらったり、職種や役割を超えて働くといった入社前に考えていたことはだいたいできています。開発した機能が直接ユーザーに届くというやりがいも実感しています。

入社して働いてみて、エンジニアの仕事内容の解像度はものすごく上がりました。例えば入社前の僕は、仕様決めなどを全部自分ひとりでやることを「上流に関わる」だと思っていたところがありました。しかし実際は上手にディレクターと協力しながらエンジニアとして上流に関わることでプロジェクトの進行がうまく進んだりすることだと考えを改めました。

また「ユーザーに価値を届ける」と聞いたときにも当時はフロントエンドの開発やデザイン改善しかイメージできていませんでした。しかし実際に業務を進める中で、実はすべての領域が繋がっており、フロントエンドに表示するためのデータに不備がないことやパフォーマンスの改善もユーザーに価値を届けるためには大事だということを知りました。

マイベストはスタートアップなので変化も多く、1年の間に何度も体制が変わったり、プロジェクトがいくつも誕生したりします。しかしそのことは入社前にも覚悟していたので、今でも変化を楽しみながら働くことができていると思います。

まとめ

マイベストでの新卒の1年はとても充実しており、楽しい1年でした!これからは2年目になり、さらにマイベストを良いサービスにしながら、自分の中で経験を積み重ねて、僕自身のキャリアの方向性も検討して見定めていきたいと思っています。 まだマイベスト内での新卒のエンジニアのキャリアは開拓されていないので、それを開拓していくのが楽しみでもあります。

最後に、マイベストでは後輩となる新卒のエンジニアを絶賛採用中です!説明会やカジュアル面談も開催していますのでもし興味があれば、ぜひお気軽にご連絡いただければと思います!

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