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自分に合った転職先を見つけた話~会社の選び方・しぼり方に悩む方へ~【私がものレボで働こうと決めたワケ Vol.03】

こんにちは。ものレボのセールス担当の成清です。ものレボに入社してから早くも半年が経過しようとしています。

入社してから感じたギャップは勿論ありますが、あのとき別の企業を選んでいれば...という気持ちは1ミリもありません。

後悔しない転職をできたのは、転職活動時代に自分の判断軸を明文化し、それを基に複数の企業から十分な情報収集を行い、比較検討することができたからだと思います。

この記事を読んでいる方の中には、自分に合った転職先の見つけ方が分からない方、自分の転職の軸を何とするべきなのか悩んでいる方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。この入社エントリでは、私がどのように比較検討し、ものレボにジョインすることを決めたのかをご紹介します。転職に悩んでいる方の参考になればと思います。

■転職を考え始めたきっかけ

転職を考えることになったきっかけは、出身大学院の教授と飲みに行ったことです。

その飲み会で教授から、ド直球に「いまやっているビジネスは、本当に成清さんがやりたかったことなの?」と言われました。実は、この頃ちょうど当時の仕事を続けられるか悩んでいたものの気づかない振りをしてがむしゃらに頑張っていた時期だったため、教授のこの言葉にはっきりと図星を突かれてハッとしました。

この言葉をいただくまでは「続けなければいけない」という気持ちに囚われており、「転職」という考えは1ミリも持っていませんでした。しかし、教授のこの一言をきっかけに、一気に「転職もありなのか」という気持ちが芽生え始めます。

■何から開始したか

善は急げと、教授にアドバイスをいただいた「本当にやりたいこと」を見つけるためにゆるく転職活動を開始しました。

最初にやったことは、自分のこれまでの経験に関連する「DX」「製造業」「SaaS」「新規事業」「事業開発」などのキーワードを転職サイトで検索することでした。転職も視野に入れたとはいっても、この頃はまだ絶対に転職するとは決めておらず、本当にやりたいことが見つかれば転職しても良いのかもなといった気持ちでした。

転職を決意したのは、転職活動を始めて1ヵ月の時です。転職サイトを通じて出会ったとある企業とのカジュアル面談の中で、やりたいことの方向性が「製造業SaaSのスタートアップでビジネス職」と明確になったタイミングでした。

約10社の企業とカジュアル面談を通じてお話ししましたが、無理して考えなくてもコミュニケーションラリーがスムーズに続く会社さんとそうでない会社さんがありました。

特に、ものレボの場合はスムーズに会話できるだけでなく、私が持つSaaSプロダクトのローンチ経験と製造業DXコンサルタントの経験が活きて、これまで培ってきた知見をフル活用した本質的なお話しができた記憶があります。ターゲットとしている顧客の規模・業種や組織の課題に関して議論できることが多く、手ごたえがありました。

■ものレボを選んだ理由

最終的にご縁があり選考に進ませていただいた製造業SaaSスタートアップ企業の数社の中で、丁寧に比較検討をして、ものレボを選択しました。

比較検討の方法は、直感ではなく論理的に思考して1社を選ぶ方法にしました。なぜなら、ここ数年の出来事ですが「1つ引っかかる点があるけれど、わくわくするからチャレンジしよう!」と直感で即決をして苦い思いをしたことがあったからです。だからこそ、今回は慎重にキャリア選択をしたいと思いました。

私が比較検討において、具体的に実施したのは以下です。

1.転職の判断軸を明確にして、明文化

まずは、転職の判断軸を次の3つに定めました。

▲当時のメモです。最初は6つくらい判断軸が出てきたのですが、多すぎると方向がぶれるため上位3つにしました。

1つ目は、『自分の力を発揮して貢献できるか』です。
そろそろ30歳になるという節目のタイミングだったこともあり、これまでの転職とは違って「やりたい!」だけではなく「自分が貢献できるか」という要素が最も重要であると考え、自分の強みである実行力・情報整理力・仕組化する力を活用できるか否かを判断軸にしていました。その他にも、これまでのシステム企画・開発・運用経験、SaaS事業開発経験、製造業DXコンサルタント経験を活かせるかも加味していました。
ものレボの場合、拡大フェーズであること、ターゲットにしている顧客、サービスの特徴、メンバー構成から、企業が求めているポジションと私のスキルが一致していると感じました。

2つ目は、『事業の成長性はあるか』です。
過去に自分で起業をして失敗した経験があるため、展開している事業が成長する可能性を自分が納得できるか否かも判断軸にしていました。
ものレボの場合、投資している方や資金調達額を見て事業が成長する可能性があると判断しました。また、知人のコンサルタントの方や工場勤務の方にものレボのサービスについて意見を求めたり、製造業の統計資料を見たりして、日本の中小製造業の生産性向上は急務であるため、サービスに需要があると確信しました。

3つ目は、『自分が問題を感じている領域に対して貢献できるか』です。
私は過去の経験から、中小製造業に対して問題を感じ、貢献したいと思っていました。その問題とは、効率化と同時に売上増加の方法がないと、なかなか効率化の投資に踏み込めずにマンパワーでその場しのぎの対応をしてしまうという状況です。その場しのぎの対応が一概に悪いというわけではないのですが、それを続けてしまうと現代の不確実な競争社会の中で生き残ることができません。
ものレボの場合、効率化だけでなく、日本の中小製造業の売上拡大を図る新しいサプライチェーンを作るという事業モデルを掲げていたので、自分が感じていた問題を解決できる可能性があると思いました。

▲ものレボのロードマップ

2.判断軸を評価できる項目に細分化

さらに、1の判断軸を次のような表に細分化しました。

▲当時実際に書き記したものです。改めて見ると過不足がありお恥ずかしいですが、当時のままです。

3.項目別に数値評価して総合点が高い先を選択

選考に進ませていただいた企業では、2の項目を基に積極的に情報収集を行いました。そして、項目別に数値評価を行い、最終的に総合点が高いものレボを選択しました。

※あくまでこれは私の軸での評価です。皆さんが行う際には自分の軸をみつけ、その軸で判断いただきたいです。

▲実際の比較検討表です。しっかりと比較検討できるよう面談・選考で積極的に情報収集を行いました。

■入社して感じたこと、今後の意気込み

入社前の「中小製造業のお客様の問題を解決したい」という希望はものレボへの転職を通して叶えることができました。さらに、私の強みである情報整理力は、製造業特有の複雑な悩みを解きほぐして言語化する際に力を発揮できています。一方で、売上目標という結果に食らいつく営業ならではの大変さが想定以上で、日々奮闘している状況です。

大変なことも多いですが、冒頭でもお伝えした通り、丁寧に分析して決めた企業だからこそ、後悔せずに仕事に打ち込むことができており、あのとき別の企業を選んでいれば...という気持ちは1ミリもありません。

今後も、入社当初の目的通り、中小製造業の企業様の課題解決に引き続き貢献していきます!!

私は、転職の判断軸を決めて丁寧に比較検討することで、自分に合っている企業を選ぶことができました。もし自分に合った転職先の見つけ方に悩んでいるのであれば、判断軸を決めることから始めてみてください。

そして、私と同じく、その判断軸の中に中小製造業に対する課題感を持っている人は、ものレボでの仕事はやりがいがあると思います。その時は、ものレボを選択肢の1つにいれてくれたら嬉しいです。

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