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元金融庁検査局の統括検査官、マネーフォワードフィナンシャルの内部管理統括部門の責任者としてジョイン!

こんにちは。マネーフォワード広報の佐賀です。
本日もまた、強力な新メンバーがマネーフォワードにジョインしました。

今年の6月まで、金融庁検査局で統括検査官として金融機関の検査を行っていた山根さん。マネーフォワードフィナンシャル株式会社(以下、マネーフォワードフィナンシャル)で内部管理統括部門の責任者として就任されました。メガバンクで27年間、国内と海外で内部監査などの業務に従事したのち、約9年間にわたり、金融庁で検査官としての大手金融機関から地銀、信用金庫など幅広く金融機関の検査を行ってきました。この度、任期を終え、マネーフォワードフィナンシャルに入社し、内部管理統括責任者として新しいキャリアをスタートします。なぜ、マネーフォワードに入社を決めたのか、仮想通貨業界では暗いニュースが後を絶ちませんが、なぜ、この業界を選んだのでしょうか?マネーフォワードフィナンシャルで何を実現したいか、お話を伺いました。

語り手 山根秀郎
1982年上智大学法学部卒業。同年住友銀行(現三井住友銀行)に入行。内部監査業務などを経験し、2009年に金融庁入庁。2018年6月末日、任期満了により金融庁を退職。同年12月1日にマネーフォワードに入社し、マネーフォワードフィナンシャル株式会社 内部管理統括部門の責任者に着任。趣味はロードバイク。この日のランチは自作の焼きそば。料理は作るより片付けが得意。

インタビュアー 佐賀晶子 (広報)

泣く子も黙る「金融庁検査局」、国内の金融機関を検査行脚

佐賀:山根さん、はじめまして!ようこそマネーフォワードへ。

山根:はじめまして。どうぞ、よろしくお願いします。

佐賀:山根さんがご入社を決めてくださったとき、社内がどよめいたんですよ!すごい人が入社を決めてくださった~って!笑

山根:そんな風に言っていただけて、恐縮です。

佐賀:マネーフォワードには元日本銀行・金融庁の神田さん(23年在籍)、元日本銀行の家田さん(30年超在籍)に続き、今回、約9年間金融庁でご経験をされた山根さんに加わっていただくことができました。金融の知見をもった方々が続々ご入社くださり、パワーアップしていくなあとワクワクしています!金融庁での生活はどんな9年間でしたか?

山根:2008年リーマンショック以降、金融を取り巻く環境が大きく変わる中で、金融行政のあり方もどんどん変化していきました。従来のチェックリストに基づいた検査から、時には何がベストプラクティスなのかを金融機関と一緒に考えていくという対話型行政、モニタリングに変わっていったと思います。定まった手法がない中で、模索をしながら前に進むことに、難しさとやりがいを感じました。

佐賀:金融庁の検査といえば、「泣く子も黙る」と業界では噂されているとか何とか・・一方的に厳しく検査をするという実態もあったのでしょうが、現在は、対話型にシフトしているんですね。

メガバンクから金融庁転職のきっかけ

佐賀:元々はメガバンクにいらっしゃったそうですね。

山根:はい。三井住友銀行(現在)に入行し、内部監査の仕事に長らく従事しました。金融行政を行う上で、金融機関の中で専門性を有している実務経験者(融資審査、市場業務など)のニーズが高まり、ご縁あって金融庁に入庁しました。

佐賀:転職のきっかけは、メガバンクでのご経験がきっかけだったんですね。

山根:はい。

佐賀:海外でのご経験も長いそうですね?

山根:メガバンクにいた27年のうち、11年は海外赴任していました。

佐賀:そんなにも!長いですね!!どちらにいらっしゃったんですか?

山根:シカゴとジャカルタです。

佐賀:実際にどんな業務に携わってこられたんですか?

山根:為替のディーリング業務や現地企業の資金需要に対応していました。お客さまのところにも出向き、営業的な動きもしていました。

検査から継続的なモニタリングへのシフトを経験、答えのない課題に自問自答しながら立ち向かった

佐賀:金融庁のお話を伺いたいと思います。検査って、一般の人にはイメージが湧きづらいのですが、どのようなお仕事なんでしょう?

山根:検査局というところは、日本全国にある金融機関に対しての検査やモニタリングを行っていたところです。

佐賀:具体的には何をするんでしょうか?

山根:リスク管理態勢や顧客保護などの観点から、健全な金融業務を行っているかをチェックします。具体的には、ヒアリングを行ったりそのエビデンスを確認したりしていました。

佐賀:なるほど。なんだか難しそうですね。

山根:書類というよりは、「態勢」という目に見えないものを確認するんですよ。

佐賀:どうやってですか??

山根:例えば、方針が策定されていてその方針のもとで、ルールや運営要領などが、体系的に整備されているか、また、従事する人がその内容を理解しているかを見ていました。個別の金融機関に対する点検を通じて、金融システムの健全性と安全性を確保しようという考え方です。ただ、現在では、よりマクロな観点で金融システム全体を見ていこうというような動きにもなっていますが。

佐賀:おお、なるほど。さすが、「泣く子も黙る」感をちょっと感じました!(恐)

マネーフォワードの存在は入社前から知っていた

佐賀:今回どういった経緯で転職を決断されたんですか?

山根:2018年6月末をもって、任期満了で金融庁を退職しました。その後、これまでの経験を活かせる場所はどこかを考えました。

佐賀:IT系、ベンチャー系でお考えだったんですか?

山根:金融庁時代の経験から、Fintech企業には注目していました。当時も盛り上がりを見せており、ロンドンや米国などに調査に行っていたときにも、大手金融機関やテクノロジー関連企業と面会するなかで、これからの金融業界において、テクノロジーは切っても切れない。その重要性をひしひしと実感しました。

佐賀:時代の変化を察知されたんですね。

山根:はい。中でも、マネーフォワードの存在は関係者の間でもよく知られていましたし、私の周りにも『マネーフォワード』ユーザーがいたので、身近に感じていました。業界の情報収集のため、瀧さんのブログもよく読んでいまして、よい印象を持っていましたよ!

佐賀:そうだったんですか、それはとても嬉しいです!とはいえ、環境としては新しい分野になろうかと思いますが、仮想通貨の業界をどう見ておられますか?

山根:仮想通貨の業界はあちこちで情報がかけめぐっています。この中で、我々として、正しい情報どう理解してもらうかが大切だと思っています。

仮想通貨業界で信頼を勝ち得ていく

佐賀:これから新しいスタートですね、どんなお気持ちですか!?

山根:仮想通貨の業界は最近、暗い話題も多く、業界全体が自粛ムードです。そんな中でこれまで培ってきたリスク管理体制づくりや顧客保護などの経験を活かし、信頼される仮想通貨交換事業を推進する責任を果たすのは、実はとても大変なことだなと感じています。

佐賀:まさしく、金融庁による行政処分などが相次ぐなど、きちんとした管理態勢で取引を行えない企業は生き残れないような印象です。

山根:はい。だからこそ、信用と信頼を勝ち得ていくことが私の責務だと思っています。チームの皆さんの力を得ながら、「マネーフォワードなら大丈夫!」と思ってもらえるような仮想通貨交換所にしていきたいと思います。

佐賀:楽しみにしています!これからよろしくお願いします!!

山根:はい、よろしくお願いします。

週末はロードバイクでリフレッシュ♪

日頃、堅実なお仕事に注力される山根さん。週末は気持ちを入れ替えてリフレッシュするため、ロードバイクに乗るんだそうです。アクティブな一面をのぞかせてくださいました~♪

マネーフォワードフィナンシャルでは一緒に働く仲間を募集しています!


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