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【社内報チラ見せ版】サッカー一筋の新人王は、実は順位を意識してなかった?

MJEの営業部社員であれば、誰もが憧れる営業表彰へのランクイン。
その中でも特に重要視されているのが、その年に入社した新入社員によって競われる「新人王」の栄光。
当然「1位になりたい!!」という強い気持ちをバネに日々努力を重ねているのかと思いきや、中にはランキングを意識していない社員もいて…?

今回は、2019年度ITS事業部※上半期・下半期・通期新人王を獲得したものの「新人王を意識していなかった」と語る若手メンバーに行った社内報インタビューを、Wantedly向けに再編集してお届けします。

※ITS事業部…当社のICT事業本部(情報通信領域)のうち、主にIT機器の提案や導入済み商品の保守・メンテナンスの提供を行う事業部。当社では最も多くのメンバーが所属している。

■プロフィール
宮崎隆士(Miyazaki Ryuji)
滋賀県出身 小中高大と一貫してサッカーに打ち込む
大学時代は立命館大学サッカー部に所属 現在はMJEの奈良支店に勤務


■「このままでは終われない」大学卒業後にサッカー留学へ

ーー新人王獲得おめでとうございます!

ありがとうございます!
実は今までの人生において”1位”や”優勝”といった舞台にあまり執着が無かったんです。
スポーツ等の勝敗にこだわってはいましたが、単純に「勝った方が楽しいから」という理由だったので。でも、今回壇上に上がってみてはじめて「次も絶対に1位を獲りたい」と思いましたし、周りの先輩が「壇上に立つのは気持ちがいいよ」と言っていた理由もわかりました。

ーー学生時代はどのように過ごされていましたか
自分から「やりたい!」と言ったことがきっかけで、小学校からサッカーを始めて、「楽しい」という気持ちでずっと大学まで続けていました。ただ一つだけ目指し続けてきたことがあって、それが「プロサッカー選手になる」という目標でした。

ところが学生最後の大学4年生の時に、怪我による不調や自分のちょっとした不手際による謹慎期間が重なって、部活動に出席できない日が続いてしまいました。その結果プロになるための必須条件であるスカウトを受ける機会を失ってしまったんです。その時はさすがに落ち込みましたね。

「十数年間プロになることを目指してきたのに、こんな終わり方あっけなさすぎる」そんな思いから、悩んだ末卒業後は就職せずに1年間オーストラリアにサッカー留学に行くことを決意しました。
そこでの生活は本当に充実してましたね。留学当初は英語をあまり話せなかったのですが、チームメイトや監督とコミュニケーションを取る中でだんだんとわかるようになって。

最終的には就職するという選択をしましたが、悔いなくサッカーをやり切れたと思います。

■フィリピンでの出会いがターニングポイントに

オーストラリアに行ったことで語学への興味が湧き、その後は語学留学で数ヶ月間フィリピンに滞在しました。
その時にすごく印象的だったのが、授業を担当してくれていた先生の暮らし方です。
その先生はなんと月給3万円で暮されていたのですが、いくらフィリピンは物価が安いと言っても、相当生活自体は苦しかったはずなんですよね。でも先生を見てると全くそんな風に思えなくて。常に笑顔に僕たちに接してくれて、心から充実しているように見えました。
僕は「人生が楽しいかどうかを決めるのは、ものとか地位とかお金じゃなくて自分自身だ」という価値観をずっと持っていたのですが、その先生と出会ったことで改めてその通りだなと実感しましたし、今後の人生でも大切にしようと強く思いました。

■就活の軸も「自分が楽しめるかどうか」 

ーー帰国後は就職活動に取り組まれたのですね
はい。留学中も帰国後も就活の情報は周囲から仕入れていたのですが、志望理由の大半が「お金が沢山もらえるから」「大企業に入れば親が喜ぶから」といった内容でした。所属していた大学の体育会が、例年大企業への就職者が多かったため仕方ないのかもしれませんが、個人的にはあまり賛同できなくて、僕は絶対に「自分が”楽しい”と思える会社に行きたい」としか思わなかったです。
その結果候補に上がってきたのが「ベンチャー」で、最終的に大阪にあるベンチャー企業に絞って選考を受けていました。

ーーそして選んだのがMJEだったわけですね。嬉しいです!
入社から半年以上が経過した現在はいかがですか?

業務にも慣れ、営業の楽しさをとにかく感じるようになりました。
理由は2つあって、まず、お客様=長年ビジネスをやってきた方々が、自分の話を対等に聞いてくれること。それから、お客さんが今どんなこと考えていらっしゃるのかが少しずつ読み取れるようになってきたことです。

MJEで活躍する営業マンには①相手の懐に飛び込み信頼を勝ち取る「感情」タイプ と②徹底したヒアリングを元に課題の解決方法を提案する「論理」タイプ の2パターンがいると思うのですが、僕は後者の論理タイプかなと思ってます。
常にイレギュラーが連続する営業現場の中で、駆け引きの末にお客さんのニーズをあてられた時は凄く面白さを感じますね。

次の目標は、今回味わった高揚感・達成感を大切にして通期でも1位をとること。その過程で営業マンとしてできることを増やして、今後も「楽しく」仕事に取り組んでいきたいです!!

(出典:2019年12月26日発行 MJEグループ社内報)

いかがだったでしょうか?
取材中に何度も「目の前のことが楽しいのが大事」と言っていた宮崎さんですが、プロを目指していた以上、ハイレベルな練習に日々取り組んでいたに違いありませんし、時に大変な思いをしていたはず。
なのですが、語り口からは一切の辛さが見受けられなかったのが印象的でした。
この「努力を努力と思わない」スタンスこそが、着実な成果を出すために必要なことなのかも……と取材をしていて実感しました。

社内報のチラ見せに限らず、今後も社員インタビューを掲載予定ですので、どうぞお楽しみに!

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