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「働くヒト」【自分の感覚を疑え!】“コンテンツ作りの師匠”の一言が、私を目覚めさせた。

こんにちは。採用担当の行徳です。
ミクシィグループでは、メディア「ミクシル」を運営しています。
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記事コンテンツは、ミクシィグループの「会社のコト」、「働くヒト」を中心とした記事です。

学生時代、女子大生サークルでのマーケティング活動や、企業インターンでのメディア運営など、精力的に活動をしていて2017年4月に入社した豊田さん。ミクシィに入社後はminimo事業部に配属となり、“これまでの経験”が全く通じないことに愕然としたのだとか。豊田さんはどんな挫折を味わい、先輩である林さんはどのように手を差し伸べたのか?これまでの軌跡を、お二人が笑いを交えて語ってくれました。呼吸が合った会話のやりとりも必見です。

ユーザーの気持ちは、私の気持ち。それは間違いだった。

━━━━豊田さんがミクシィに入社意志を固めたのは、なぜですか?

豊田 大学時代から「minimo」が好きで、「minimo」を広めたいという思いがあったので、入社を決めました。もともと美容系のサービスが好きでしたし、学生時代の強みを活かせるかなと思ったのもキッカケの一つではありますね。実は私、女子大生サークルに入っていて、イベント企画や商品企画などをしていたので、“女子のトレンド”みたいなのはすごく好きだったんです。

 100人くらいいるメンバーの総長だったんだよね(笑)。

豊田 総長(笑)。そうですね、リーダーとして束ねてました。だから、minimoに関わる仕事でないと絶対に嫌だと思っていて。入社してminimo事業部に配属となったときは嬉しかったです。

林 オトヨ(豊田さんのフレンドリーネーム)と初めて出会ったときは衝撃的でした。初対面なのにガンガン話してくるから驚いてしまって(笑)。なんて明るいんだ!と思いましたね。そのあとに100人の長だったという話を聞いたので、ちょっと怖いなって。

豊田 怖いって!(笑)

林 その事実だけ聞いたら怖いでしょー!(笑)

豊田 私は、チカティさん(林さんのフレンドリーネーム)がいてくれてすごく嬉しかったんですよ。メディア運営経験もあったし、minimo事業部は男性社員が多いので、女子の気持ちに長けているチカティさんがいてくださったから心強かったです。しかもチカティさんは、色々と考えて話すタイプの方なので、すごく頭のいい人なんだなって思いました。

林 オトヨは他社でメディア編集のインターンをしていたことがあったんだよね。キュレーションメディアの全盛期を経験している二人だったので、話は最初から合いましたね。

豊田 言葉で言い表せない感覚の部分を共有できるので、すごくありがたかったです。

━━━━希望していた部署に配属となって、まず初めに任された仕事を覚えていますか?

豊田 toC向けメディアにおける、ディレクションの初歩の初歩をチカティさんのもとで経験させていただきました。記事コンテンツの企画から、どう記事にしていくべきかを考え、アウトプットする仕事です。入社して半年間、ずっと取り組んでいました。

林 オトヨは大学のサークルで女の子たちを束ねる経験や、女の子の気持ちを考えて動く経験を積んでいましたし、メディア運営のインターン経験もあったので、仕事としてユーザーと向き合っていく理解もあった。その経験をフルに活かせるのが、メディア運営の場だと考えていたんですね。“コンテンツを作る”って想像以上にユーザーのことを考えないといけないことなので、ユーザーへの理解を深めたり、サービスを客観的に見てもらうためには、記事作成という仕事はいい手段になり得ると思ったんです。オトヨはminimoのユーザーでもあったので、お客さんとしての目線ではなく、サービス運営側の目線で見れるようになってほしいという意図がありました。

豊田 この仕事は苦労の連続でした。でも、この半年がなかったら成長できなかったので、私にとっては貴重な半年でしたね。

━━━━林さんは、豊田さんに仕事を任せる不安はありましたか?

林 たっくさんありました(笑)。

豊田 めっちゃ困らせたと思います(笑)。

林 何が困ったかって…考えるとキリがないけど。

豊田 (苦笑)。

:オトヨは大学時代、サークルやインターンの経験があるから、自分の感覚に頼るところがありましたね。それはすごくいいところだから大事にしてほしい部分でもあったけど、自分の自信が強くコンテンツに反映されすぎると、minimoとして発信するのは問題になってしまう場合もあります。そこをどう理解し軌道修正して、進めていくべきなのか、というのをずっと考えていましたね。

豊田 そうですね。

林 ユーザーのことを考えてと言っても、「いや、ユーザーって私のことなんで」と自分のことをユーザーとして語ってしまう癖があったよね。主観と一歩引いてみる目を持つことが大事で。ユーザー目線を持つということを、感覚として理解してもらうのはすごく大変でした。

━━━━自分がサービスのユーザーだと余計にサービスへの思い入れもあり、盲目になりがちですよね。豊田さんは、その自覚はあったんでしょうか。

豊田 今はありますね。でも当時は、「なんとしてもチカティさんを超えてやる!」という負けず嫌いな気持ちがありました(笑)。「私は大学時代の経験やインターンの経験もあるし、私はこんなにできるんだぞ!」というのをアピールしたい願望がすごくて。

林 そうだったんだ(笑)。

豊田 「○○記事コンテンツをやりたい」と提案したら、「それはオトヨがしたいことで、世の中は本当に求めているものなの?」と散々言われました。毎回自分と極端に違う意見を言われていたので、「なんでこんなに意見が合わないんだろう?」「そんなに私の意見って受け入れてもらえないの?」という感覚になって。最初のうちはへこみました。学生時代の実績をもとに考えた企画なのに、それが上手く仕事に反映できないのは辛かったですね。

林 心が折れまくってたよね。

豊田 折れまくってました…。でも他の上司に、「林は君を否定しているわけではなくて、もっと考えてほしいというアドバイスだと思うよ」という一言をいただいて、頑張ろう、と。チカティさんを超えたいまでは思わなくなっていたものの、かじりつきたい、食らいつきたいという気持ちでしたね。チカティさんの一言一言にへこんでも、「ここで負けたら先輩の思うツボや!」と思っていたんですよね(笑)。そこで業務に反映されなくとも、チカティさんの考えや思いを知ろうと貪欲に吸収しました。最初の半年で、チカティさんに伸び切った鼻を折られた経験があったからこそ、変わることができたと思います。

━━━━林さんは、そもそもどんな教育方針だったんですか?

林 とにかく“考えられる人”になってほしかったので、考えさせることを死ぬほど訓練していました。ミクシィのディレクターやプランナーはオールラウンダーの人が多くて、何を任されてもできる人が多いんですね。オトヨは「minimo」に対して強い思いを持って入社してくれましたが、今後、他事業部に異動したり他職種に就く可能性もなくはない。そのときに考える力、ちゃんと物事を説明できる力があれば、どういう場面でも対応していけるし、どの事業部、どのポジションにいっても、活躍できる人になれると思っていたんです。そういうスタンスだから、「とことん『なんで?』って聞くからね」って言っておいたよね。

豊田 はい。そこで答えられないというのは、自分が考え切れていない証拠なので、「もう一回考えてきます!」というのを繰り返していました。

林 “考えていない”というのは、自分の感覚に頼っているということ。感覚が本当に合っているのかを客観的に見れていないということなので、ちゃんと理由を言えるようにしよう、という取り組みでした。

豊田 2年目に入ってからより言われる回数が増えたと思います。たぶん今は思考の方向性が共有できるようになり、チカティさんと同じラインに立って対等に議論できるようになってきたからかもしれません。まだ自信があるレベルではないですが。あとちょっとかな(笑)。チカティさんの求めている「この話がしたい」というのが見えるようにはなってきた気がします。

林 自分の成長を実感したんだね。素晴らしい。

・・続きはミクシルで! https://mixil.mixi.co.jp/people/3447

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