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「働くヒト」チームでやる楽しさがわかると未来が変わった 〜新卒入社のキャリア〜 #2

こんにちは。採用担当の行徳です。
ミクシィグループでは、メディア「ミクシル」を運営しています。
『ミクシィグループの魅力がまるわかりできるメディア』というコンセプトで運営されています。

https://mixil.mixi.co.jp/

記事コンテンツは、ミクシィグループの「会社のコト」、「働くヒト」を中心とした記事です。

ミクシィグループに新卒として入社し、数年のキャリアを歩んできたメンバーに、これまでのキャリアや携わってきた業務について振り返ってもらうインタビューを実施。入社時の心境、ターニングポイント、そしてこれからのキャリアビジョンについて迫ります。

#2は、2013年に入社し、現在は新規事業の開発リーダーを務めている養安(ようあん)。念願の新規事業に携わるものの、プロジェクトが終了し大きな挫折を味わったそうです。しかし、現在も新規事業でチャレンジ中。プロジェクト失敗の反省をどのように活かし、どのようなキャリアを描いているかインタビューしました。

養安 元気 キャリア年表

ツワモノに追いつけるか不安…


━━━━養安さんは入社後はどのチームに配属されたのでしょうか。

運用チームですね。詳細をいいますと、SNS「mixi」のミドルウェア以上のアプリケーションサーバーの運用/管理を主に行っていたチームです。突発的なアクセス急増や過負荷にシステムが耐えられるような準備や改善を行い、サービスの安定稼働をミッションとしていたところです。

━━━━「mixi」を安定稼働させるための部署ですね。

数千台のサーバが並び、莫大な数のユーザーを支えるサービスですから、そこには、ツワモノエンジニアがたくさんいました。何年修行したらこの人達に追いつけるのか…。不安だらけでしたね。

━━━━となると、キャリア設計などは…。

もちろん考える暇などありません(笑)。「○○のスキルを磨いて、1年後に○○になって…」などを描くより、とにかく目の前のタスクをこなすことに集中していました。

大規模サービス群の運用経験などこれまでやったこともありませんから、運用していくにあたりどうしていくのか、何となく予想はつくものの、どうすればいいのか見えてこないという恐怖がありましたから。

━━━━わからないことだらけと。

ひたすら先輩たちの動き、つまり解決手法や手法の考え方などを見ては真似て、それでもわからないところはとにかく聞いて、課題を解決していました。ソースコードを見ながら「なぜここのコードはこのような書き方になっているか」などの質問を多々やったと思います。

━━━━数千万ユーザーのアプリケーションを運用するにあたり、恐怖はありませんでしたか。

恐怖だらけですよ。実際、色々やらかしましたし。

━━━━え。

サービスへの影響はなかったのですが、例えば、「mixi」の本番サーバーにアクセスする前に、別の窓口へのアクセスが必要でした。そのサーバーを落としてしまったんですね。社内で権限が委譲されたエンジニアしかアクセスできなかったのですが、そこが落ちてしまったらそもそもサービスへのコミットができないので。

他にも、使わなくなったと思っていたサーバーの電源を抜いちゃって(苦笑)。バックアップのおかげで事なきを得ましたが。

━━━━冷や汗ものですね。ミス防止策とかは考えていましたか。

一度やったことはもう二度とやらない意識と防止策は考えていました。基礎的なところはコマンド内容を確認するとか、本番サーバーに入っているときには黒いターミナルコンソールを赤い背景に変更するとか。少しアナログ感も否めないですけどね。

新規サービスへの挑戦と挫折


━━━━一年目は、目の前のことで精一杯だったのですね。

2014年の年明けから「モンスターストライク(以下モンスト)」のユーザー数が急増してきたため、「運用体制を整えたいから手伝ってもらえないか」とお声を掛けていただきジョインしました。

━━━━アプリ運用周りを。

そうですね。障害時の対応、障害防止策の検討、監視体制の構築などを対応していました。ある程度落ち着いたタイミングで、「サーバーサイドの開発をやってみないか」と先輩にお声がけいただき、いわゆるサービスの開発にも携わることになりました。

━━━━そうなんですね。「モンスト」はRuby、「mixi」はPerlだったかと。

はい。実は、社内用ツールに一部にRubyが使われていたので、それで個人的に学んでいました。

━━━━具体的にはどんな開発を。

初期の頃は、チート対策です。ガチャ限定のキャラクターが、クエストで誤ってドロップしないような実装ですね。あとは「友人のAさんが○○のキャラをゲットしました」などのプッシュ通知なども対応しています。

━━━━なるほど。業務での初めてのサーバーサイド開発は楽しかったですか。

やはり目に見える開発は楽しかったですね。アプリ運用では、いかに安定運用するかという別の楽しさがあるんですけどね。ただ、楽しさと同時にスキル不足を痛感しました。

━━━━なぜ。

開発したコードは動くには動くのですが、思い通りではないんですね。例えば、データベースへの負荷が思った以上にかかっていたり、頭では運用をにらんだ設計を検討しているものの実現できていなかったり、と。大規模サービスならではの課題に自身の力量不足があり、相当焦りましたよ。

━━━━焦りますね。

障害が発生した場合なども、私が理由を考えている間に先輩方は解決策を考えていて、なぜ解決策になるのか思案していると、『これでもう動くようになると思います』と先輩は解決策を既にコードにまとめている。

━━━━先輩達はやはり一歩先に行っていたと。

ええ。その光景を目の当たりにして、このままじゃエンジニアとしてだめだと思い、勉強に本腰入れ始めたときでもあります。実践が一番勉強になると思い、一個サービスを作ってみました。簡単にいうと個人のお小遣い帳のサービスのようなものを個人サーバーに立ち上げて運用を始めました。

━━━━スイッチが入った。

プライベートで、コストをかけてでも勉強していこうと。何のスキルが今の自分に足りていなくて何が課題か、何をやれば補えるか真剣になりました。正直1年目はあまり勉強していなかったので、今考えると遅すぎるというか情けないというか(苦笑)。

━━━━とはいえ、気づいて実行に移したのは素晴らしいかと思います。それからモンストを中心に。

モンストの開発・運用を並行しながら「モンスターストライク スタジアム(以下モンストスタジアム)」にも関わっていました。こちらはリアルイベント用ってことでしたので、そこまでがっつり開発したわけではないんですが。

━━━━新規サービスに飛び込んでいきますね。

その後も今にいたるまで新規サービスを担当することになるのですが…。モンストスタジアムの後は、新規ゲーム「ブラックナイトストライカーズ」「ブラナイダッシュ」と立て続けに開発を担当させていただきました。

・・続きはミクシルで! https://mixil.mixi.co.jp/people/3448

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