【ミラ深圳スタッフ紹介】今回はプロジェクトマネージャーのOliverをご紹介します。

私たちの仕事は研究開発、テスト、量産と大きく分けて三段階あるのですが、その全体を通しての進行管理をしています。日本のお客様からはアイディアだけ来ることもあれば具体的な設計がほぼできてから依頼が来ることもありますので、それぞれの案件を具体的にどのように進めるかを決めるのも私の仕事です。

ずっとハードウェア関連の仕事をしていますが、一度自分で起業もしています。それがなかなか思うようにいかなかった時、以前タブレットやノートPC開発のプロジェクトマネージャーをしていた時の取引先だった方にミラの仕事を紹介されました。最初は「誰かいい人を紹介してほしい」という感じでしたが、しばらくして私自身に「どう？」と（笑）

ミラの社長にお会いした時はとても礼儀正しい人だと感じました。これまで特にやりづらいと感じたことはありませんし、日本のミラと私たちは同じ一つの会社という感覚で仕事をしています。

現在ミラ深圳ではセンサーの値をサーバーで管理し、異常を検出して通知するといった仕組みを開発しています。また、生体認証を含めたAIの分野も今後あらゆる仕組みに取って代わる一大市場ですので研究を進めています。さらに次世代移動通信５Gについても積極的に取り組んでいくつもりです。他に、健康領域に関心を持っています。というのも、今、スマートテクノロジーの世界では新しいイノベーションが渇望されていて、私は健康領域にその鍵があるのではと睨んでいるからです。

深圳は大きな可能性がある街です。私のように一度失敗しても何度でもチャレンジすることができます。今の私のささやかな望みは80㎡の家に住むことですが、もう一つの大きな目標として、いつの日か私もまた起業にチャレンジしたいですね。でも料理はやっぱり故郷、山東の餃子と包子が最高ですが（笑）