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牛乳屋さんを7年経営してみてわかった社長のちょっとした気持ち。


2021/01/06 01:34西原亮@牛乳屋2代目社長
noteより転載

2013年8月に前職のコンサルティング会社から牛乳屋さんを父親から継いだ訳だが、なんとかかんとかで7年が経過。家業で零細企業でシュリンクする市場。まあ普通であればやらない選択が最もだが、なんやかんやでやってみた。

①モヤモヤが常態化する

モヤモヤが常態化しますね、はい。目標設定は自分ですべてやるわけで、目標が高く、現状とのGAPが大きければ大きいほどこのモヤモヤさんはずっと居続けるんですね。例えば売上や利益のGAPなどの定量的なものだったり、特に大変なのは人の成長や愛着度がどうなの?とかいうモヤモヤ感は、まず取れないと思ったほうがいいかもしれないですね。でもこのモヤモヤは意外と嫌いじゃない。

②儲けることはやっぱり正義。

ビジョンやミッションを等を掲げ、どちらかというとビジョンドリブンで会社を運営してきた訳だが、儲けることよりも成したいことを優先させてどちらかというと社員の働く環境などに投資が目立ち、結果収益性があまり良くない状態が続いた中で、儲けることってやっぱり正義だなと深く実感。
儲けられなければ、持続可能でない。そもそも株式会社でやる以上は営利を目的として動かしているわけで、儲けることから逃げてはいけない。
ITベンチャーみたいに投資家が周りにいてとりあえず赤字でいいからトップライン(売上)を伸ばしまくれ〜とかであれば別ですが、どちらかというと夢を追ってトップラインを上げるのと、働く環境を両輪で築いて来た結果、投資が過剰になってしまい収益性を度外視していくと結構危ない。
まあ自分の中でリカバリできるラインは設定していれば大丈夫です。

③一緒に働く従業員は神。

リスクのある知名度の低い会社の社長である私のところに、社員として入ってきてくれているメンバーは基本、神。ただただ嬉しい感情がこみ上げる。だからこそこの神達を幸せにしたいという思いは年数を重ねることに強くなりますな。7年前はたった一人で悩んでいたけど、同じように問題に向き合い解決策を話し合い共に実行するメンバーができたことは、幸せ。
よく「人が命」っていうけど、これは本当にそうなのだと思う。だから本読むのって大切ですね。先人たちの失敗や体験談はおおよそやはり正しい。そこからインプットすることは間違いじゃないことを、証明できたかも。

では。

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