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ベンチャーの魅力ってなに?|メディア・プラットフォーム事業本部執行役員が業界の展望とともに語る!

こんにちは!
マーケットエンタープライズ22年卒内定者の小林昇太です。
内定者インターン期間中に、社内メンバーにインタビューして、自社理解を深めると同時に、Wantedlyのストーリーを通じて発信をしていきます!

第一回目となる今回は、マーケットエンタープライズで執行役員を務める菅野辰則に、
ベンチャー企業の魅力×メディア業界の展望」というテーマでインタビューしていきたいと思います!!

菅野辰則(かんのたつのり)
執行役員/メディア・プラットフォーム事業本部責任者。2010年に中途社員第一号として入社。社内ITシステムの開発やリユースセンターの新拠点立ち上げサポート、Webマーケティング、アライアンス推進などを経験。
東証マザーズ上場後は、新規事業として自社ECサイトである「ReReショッピング」、オウンドメディアの立ち上げを行う。その後、オウンドメディアの事業拡大に伴ってメディア・プラットフォーム事業本部を設立し、2020年に執行役員に就任(現任)。

ベンチャーの魅力ってなに!?

小林(昇):まず、入社された当時の会社規模を教えてください。

菅野:私の社員番号は13番で、アルバイト・パートの方も含め20数名でしたね。


当時の様子

小林(昇):まさに、” ベンチャー ”という感じですね。思い出に残っている業務はありますか?

菅野:リユースセンターの新拠点立ち上げサポートです。新拠点の立ち上げに伴い、管理面を強化しなければいけないですし、商品買取に向けた集客も頑張らないといけないみたいな感じで…。
小人数の組織だったので、こっちをやったら、こっちも!あっちも!という感じで、やらないといけないことが多く、とても大変でしたが楽しかった経験です(笑)。

小林(昇):当時の経験は現在の業務にどのように活きていますか?

菅野:2つあると思っています。
1つ目は「事業の0→1や1→10を自らの手で実現できること」です。
事業立ち上げから事業部化まで、自ら手を動かして行った経験は非常に貴重なものでした。この経験をしたからこそ、事業立ち上げなどに取り組む際の課題を、解像度高く理解できるようになりました。そのおかげで、スピード感をもって新しいことに取り組むことができていますよ!

小林(昇):自ら手を動かした経験をしたからこそ、現在のように組織の中心になったときも、事業や組織のかゆいところまで理解ができ、スピード感を持って事業の拡大に取り組めるということですね!

菅野:そうですね。

小林(昇):2点目はどのような経験でしょうか?

菅野:2つ目は「マインド」ですね。

ベンチャーのときはリソースも少ないので、「どうやったらうまくいくかを徹底的に考える必要があります。そういった状況のなかで成果を残し、会社を大きくしてきたので、どんな状況でもなんとか変えられるのではないかというマインドを強く持つことができるようになりました。

入社5年目に東証マザーズに上場した際の集合写真


菅野:東証マザーズ上場後には業績が芳しくない時期もありましたが、そういった際も必要以上に不安になることなく、現実と向き合い乗り越えることができました。当時の経験が活きていたのかなと思っています。

小林(昇):数々の修羅場を経験したからこそ、得られたマインドですね。

小林(昇):仕事のやりがいも会社規模によって違うのかなと思っています。当時と現在で、仕事の楽しさに違いはありますか?

菅野:当時は会社としてのリソースが少ない状況でいかに事業を伸ばしていくか、仕組みを構築していくのかを考えて行動していくことが楽しかったですね。

菅野:現在では、事業規模も拡大してきているので、予算などのリソースを割けば一定程度上手くいく部分はあります。M&Aといった大規模の施策も検討しつつ、事業と向き合えるのが現在の楽しいところですね。

組織が拡大するとスピート感が落ちるって本当?

小林(昇):東証マザーズ上場、そして今年東証一部へ市場変更と、事業が拡大するなかで、組織にはどのような変化がありましたか?

社員数は入社時の20倍以上、418名に。今期のテーマに合わせ「MEX」ポーズで記念撮影


菅野:人が増えたことによって、意思決定が遅くなってしまうと感じています。
なので、新規領域を積極的に広げていくことと同時に、積極的に権限移譲を行い、部署単位での意思決定はシンプルに、できる限り速くするように工夫しています。また規模の大きい部署ではプロジェクト化して、組織単位を小さくすることで意思決定が遅くならないようにしています。

小林(昇)意識的に組織を細分化されているんですね!

小林(昇):意思決定の速さを大切にする文化はどのようにして組織に浸透されたのですか?

菅野:会社として「最適化商社」というビジョンを掲げているので、そのためにスピーディーな意思決定は不可欠だと考えています。また組織の拡大に伴い、意思決定の遅れを感じる瞬間もあり、会社全体として常に意思決定を速くするための仕組みを整えてきました。

会社の行動指針であるME10箇条にも
スピードにこだわれ!速度には最も重要な価値がある
と示されているほど、会社として速い意思決定を大事にしています。

小林(昇):組織全体としては、東証一部への市場変更を果たし、一般的には大手企業と言われる規模になっていると思います。しかし、細かい単位で見ると速い意思決定で事業やプロジェクトを推進しているということですね!

小林(昇):大手とベンチャーの良いとこ取りのような感覚でしょうか?

菅野:そうですね。メディア・プラットフォーム事業本部というマクロな視点で考えると、M&Aをして事業拡大を試みるなど、ダイナミックな取り組みができるようになってきました。本部内の部署やチームといった単位では、新規の集客手法やデータ分析での業務効率化なども積極的に行なっています。また、意思決定も速く動けているので、私としてはとても面白い事業フェーズなんじゃないかなと思っています。

小林(昇):私も事業の多角化フェーズに魅力を感じたのがエントリーのきっかけでした。同じように感じる就活生も多いと思います。

小林(昇):速い意思決定が大事だと分かっていても、実際に行うのは難しいように感じます。どのような意識で事業部をマネジメントされているのですか?

菅野:トップダウンとボトムアップの使い分けですかね。トップダウンも意思決定が速くなるので場合によっては有効な意思決定方法ですが、基本的にはボトムアップ型の組織を作っていくことを意識しています。
「SNSマーケティングに強い人」や「SEOに強い人」など、多様性のある各メンバーの特性を理解した上で、各メンバーが実現したいことができる限り達成できるようなチーム作りを心がけています。

小林(昇):どのようにしてメンバーの特性を把握しているのですか?

菅野:業務における情報収集の仕方や、発言内容などを細かく観察をして、個人の能力を適切に把握するようにしています。また社内SNSや日報にもしっかりと目を通すようにしていて、積極的なコミュニケーションを心がけています。

小林(昇):そうなんですね!執行役員ともなると、経営陣や役職者としかコミュニケーションを取らないイメージを持っていたのでとても意外でした。

菅野:さすがに全メンバーと毎日コミュニケーションというのは難しいですが...(笑)
できる限り各メンバーの特性を把握して、スピード感があり各メンバーが活きる組織体制というのを思い描いています。

メディア・プラットフォーム事業本部の今後の展望とは?

小林(昇):メディア・プラットフォーム事業本部の今後の展望をお伺いしたいのですが、まずは今後のマーケットの展望について教えて下さい。

菅野:オウンドメディアという観点でお話させてください。サードパーティークッキーの規制が大きく影響を与えると考えています。小林くんはサードパーティークッキーって何かわかりますか?

小林(昇):分かりません。クッキーというのはGoogleで検索するときにでてくるやつですよね?

菅野:そうですね。クッキーがブラウザを保存するのですが、ユーザがどのサイトを見たかという情報を保有することに対して一部規制が掛かるようになると言われています。これによって、行動ターゲティングやリターゲティングというようなターゲティング広告が一部できなくなるようになるんです。

小林(昇):つまりこういうことですか?

サードパーティークッキーとは?
クッキーとは、あるユーザがWebサイトを閲覧するときに、そのユーザのスマホやPCの中に自動的に保存される履歴や入力情報などの情報を指し、「訪問管理表」にたとえられることもあります。
Cookieは発行元のドメインによって①と②に分類されます。
① ファーストパーティクッキー⇒ ユーザが実際に訪問しているドメインが発行・管理
② サードパーティクッキー⇒ それ以外のドメイン(第三者)が発行・管理
(引用元:https://mtame.jp/advertisement/Chrome_third_party/#a03

小林(昇)2022年までにサードパーティークッキーの利用規制が強化されるため、ファーストパーティークッキーの重要性が高まると考えられている

菅野:そうですね。

菅野:今後は自社でどれだけユーザの行動データやユーザとの接点を持っているかが重要になると考えていて、オウンドメディアのPV(ユーザ接点)を増やし、関連する自社サービスに送客できるような仕組みの構築が重要になるのではないかと思っています。

小林(昇):メディア・プラットフォーム事業本部の今後の展望を教えてください。

菅野:マーケットエンタープライズのビジョンである「最適化商社」がキーワードになってくると思います。

菅野:ビジョン実現のため、メディア・プラットフォーム事業本部としてできることは、消費者が購買行動や意思決定をする際にできる限り有用な情報を提供することです。既存領域の通信や買取サービスだけではなく、さまざまな領域での情報提供ができるように事業拡大していきたいと思っています。
また、通信領域でグループ会社(MEモバイル)を立ち上げたように、新規領域でも事業展開を行い、消費者にとってよりよい選択ができるような社会を作りたいですね。

小林(昇):メディア・プラットフォーム事業本部は今後の企業戦略の中心を担っているように感じました。

菅野:顧客接点という点ではその通りだと思いますので、今後もっと伸ばしていけるように頑張りたいと思います。

小林(昇):より具体的な成長戦略もお伺いしてよろしいでしょうか!?

菅野:メディアを運営するノウハウを横展開していきたいと思っています。
メディアの種類を別カテゴリーに広げていくと同時に、音声や動画コンテンツ等の別ジャンルにも広げていきたいです。

小林(昇):ユーザ接点を増やすということですね。前期のメディア事業は対クライアント売上高前年比185%ということですが、強みはどのような点になりますか?

菅野:適切な情報提供ができることが強みだと思います。誰に何を提供するか、しっかりと考えてコンテンツを作成。さらに、競合他社と比較して早い速度でPDCAサイクルを回し、記事を更新しているので、それが強みだと思います。

小林(昇):菅野さんご自身は今後のキャリアについて、どのように考えられていますか?

菅野:より良いサービスを提供して、消費行動に変化を与えられるような事業を作っていきたいと思っています。よりインパクトの大きい事業を国内国外問わずやっていきたいので、私自身もどんどん上を目指してやっていきたいです。

活躍する新卒の特徴とは? こんな人と一緒に働きたい!

小林(昇):新卒で入社する新入社員には、どのような環境や機会を提供できますか?

菅野:私自身、自ら手を上げてチャンスを掴み、成長してきました。
新しく入ってくるメンバーには、自ら手を上げてチャンスを掴み、成長していって欲しいですね。私もチャンスを提供できるように頑張りたいと思っています。

小林(昇):活躍される方はどのような方が多いですか?

菅野:企業の成長・多角化とともに組織規模が大きくなり多様性も高まってきて、さまざまなパターンがあるのでなんともいえないですが、やはり主体的に考え行動できることは共通していますかね。
更なる多角化をしていくフェーズで色々なチャンスが転がっていると思いますよ!

小林(昇):菅野さんご自身はどのような人と一緒に働きたいですか?

菅野:自ら考えて何かを実現したいという想いがある人と一緒に働きたいです。その想いを実現するためにチャンスを掴み成長し、一緒に会社を大きくしていきましょう!

まとめ

本日はメディア・プラットフォーム事業本部執行役員として活躍している菅野辰則に、
「ベンチャー企業の魅力×メディア業界の展望」というテーマでインタビューしました!

菅野が話していたように、
主体的に考え行動できる
何かを実現したいという想いがある人
と私も一緒に切磋琢磨し、働きたいと思っています!

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最後までお読みいただきありがとうございました!

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