【デザイナー 佐藤啓】ずっと世に残るデザインで社会に影響を与え、世界をよりよくしていきたい
デザインの力で、この世界をより良くしていきたい。
残っていくものを作り続けたい。
――佐藤啓(デザイナー)
Makuakeで働く最初のデザイナーに
社会に出てからはWEB系のデザイン制作会社に勤めた後、自社サービスを展開しているサイバーエージェントへ入社しました。
同社でははじめ、ソーシャルゲームの事業部で働いていましたが、そのうちに、
「自分がデザインを作ったもので、世界をより良くしていけるか、生きている間に何を
残していけるのだろうか」と考えるようになりました。
ちょうどその頃、Makuakeが立ち上がったという話を聞き、代表の中山や坊垣に会いにいきました。
話を聞いていると、僕が今後デザインで作っていきたい世界がそこにあるような気がしました。
当時はサービス名も決まっていませんでしたが、直感でこの事業に参加したんです。
ロゴ制作のラフスケッチ
生み出す苦しみ
今までいくつものWEBサイトやソーシャルゲームなどのデザインを担当してきましたが、制作に何ヶ月も必要なものの、リリース後すぐクローズしたり、たまにアクセスすると消えているものばかりでした。
初期のMakuakeではデザイナー僕一人だったため、責任の重さはありましたが、
僕にしか生み出せないデザインを作りたいという気持ちと、
絶対にこのサービスを成功させてやるという気持ちは強かったですね。
ロゴに始まり、UIのデザイン、そしてHTML CSS JSに至るまで初期は担当しています。
Makuake webのマークアップ画面
サービスが広がっていくことの楽しさ
リリースしてからは、プロジェクト実行者の画像制作を手伝ったり、広報と連携してイベントのPOPをつくったり、スタッフの名刺、サービスの封筒など、
デザインで多くの物事に関わってきました。始まりはインターフェースでしたが、リアルでMakuakeを使ってくれる人と会って、
良いサービスだねと言ってもられるような機会もあり、作ってきたかいがあるなと思っています。
また、Makuakeのスタッフで興味がある人にはPhotoshopやIllustoratorなどの技術共有をして、
デザイナー以外の人でもデザインの視点を持ってもらえたらいいなと思っています。
デザインを意識するようになると、普段の資料1つとっても伝わっていく力というのは違ってくると思いますから。
プロジェクト実行者のための資料
ブランドをデザインする
最近はMakaukeに関わるデザインをする中で、どうしたらもっとサービスを知ってもらえるか、
我々のVisionを知ってもらえるか。ということを考えています。
リアル店舗も増えてきていますので、現実のタッチポイントでサービスを知ってもらえる機会を増やしていきたいですね。
デザイナーの仕事は現代においてとても重要な役割を担うようになりました。
僕はデザインする際、
グラフィックが届けられるその向こう側の「誰を幸せにするために存在するのか」を視野に入れて作ることを心がけています。
課題もたくさんありますが、良い体験を届けられるように今後もデザインを続けていきたいと思います。