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経理は意外とクリエーティブな仕事である理由②

前回「経理は意外とクリエーティブな仕事である理由①」では、守るイメージの強い経理こそ、未来に向けて「攻め」ることに目覚めるべきであるというお話をさせていただきました。今回は、その経理が持つ「宝の山」、そしてその使い方についてお伝えしたいと思います。

最近、「ビッグデータ」という言葉をよく耳にします。「ビッグデータ」を使うことで、新しいビジネスチャンスを生み出したり、マーケティングに活用したり、効果的な広告の打ち方をしたりなど、さまざまな展望が開けるようになりました。

そして、会社においては、経理が把握している数字が「ビッグデータ」という宝の山といえます。鉛筆1本の領収書に始まり、経理が作る仕訳には会社のすべての行動がつぶさに記録されています。会計はビジネスの映し鏡です。現実のビジネスで起きている一挙手一投足を経理は数字に変換します。数字の情報量という点で、経理は圧倒的に優位に立っているのです。

しかし、目の前にあるせっかくの宝も、作るだけで精いっぱい、ただ持っているだけでは、価値を生み出すことはできません。宝の持ち腐れにならないためには、「どういう切り口で数字を使うか」という発想が必要です。

もし、今まで会社全体でしか数字を見ていなかったのだとしたら、もっとさまざまな切り口で数字を作れることにぜひ気がついてほしいと思います。例えば、売り上げであれば部門別はもとより、

• プロジェクト別、チーム別、個人別
• 客数×単価に分解
• 地域別、商品別、お客様別
• 時系列、気候との関連

など、いくらでも切り口が出てきます。このように、数字を細かく分析していくことで、全体の売り上げだけではわからなかったことが見えてきます。

「営業の売り上げは伸びているけれど、商品別で見ると、黒字と赤字の差が随分あるな」ということがわかったら、採算が悪い商品のテコ入れをしたり、販売を止めたりするなどの選択肢も考えられるようになります。

また、「このお客様の売り上げがこんなに高いのは、なぜなんだろう?」「この営業マンをほかの営業のモデルにしてノウハウを共有しよう」「生み出している付加価値が高いものを中心に活動しよう」などとさまざまな分析にも使えますし、投資や資金繰りの判断材料にすることもできます。

次回第3回目は、日本の中小企業にとっての大きな時代の変わり目「生産性の向上」についてお伝えしたいと思います。

経理は意外とクリエーティブな仕事である理由①

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経理は意外とクリエーティブな仕事である理由②
久田 陽子
税理士法人町田パートナーズ / その他
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