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ついに経営企画室を新設!PwC Strategy&で出世街道を走っていた戦略コンサルタントがMacbee Planetにジョインした理由とは!?

こんにちは。創業メンバーの廣瀬です!

2015年の創業以来、データとテクノロジーを活用し、LTVマーケティングを提供するマクビープラネット。急成長してきたと自負しておりますが、2020年のIPOを経て、さらに優秀な方がどんどん集まってきていることを痛感しています。

近年は、さらなる成長を実現するために、経営幹部の拡充を図ってきました。技術面では執行役員プロダクト本部長とCTOの登用、事業面では執行役員コンサルティング本部長の採用が実現し、各方面でトップクラスの活躍をされてきた優秀人材が当社のビジョンのもとに集まってきました。

それだけでも十分に思えますが、加えて経営企画室にて全社戦略を担っていただける方が私の上司として10月に入社されましたのでご紹介させてください。

-まずは私から簡単にご経歴を紹介します。

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経営企画室 室長
川上 昂士

経歴:アクセンチュアを経てPwC Strategy&に参画

経営戦略、事業戦略、デジタル戦略、アライアンス/M&Aを中心に豊富なコンサルティング経験を有す。国内外の様々な領域におけるプロフェッショナルとの協業によるクライアント企業と併走する形での成長支援に多数取り組んでいる。

大企業にとってのスタートアップ投資の在り方
https://www.strategyand.pwc.com/jp/ja/publications/periodical/strategyand-foresight-23/sf23-03.html
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どうやらPwC Strategy&ではディレクターまで昇進されて、その中では(在籍時)最も若かったということで、出世街道を順当に進んでいた相当な方だと認識……

なぜそんな方がマクビーに来てくれたのか!?気になりますよね。

本記事は是非みなさんに読んでもらいたいです。
特に、
・成長に貪欲で、自分の力で勝ち残っていきたいと思ってる人
・優秀な人の働き方・スタンスを知りたい人
・成長のための就職は外コン一択で考えている人
・成長する人とそうじゃない人の違いについて知りたい人
・デジタルマーケティングに飽きて、コンサルティング会社を検討している人

とにかくインタビューしていて、みなさんにとって参考になると思いましたので、社員にも是非読んでもらいたい!


ー 学生さんにも参考になると思いますので、まずは学生時代から遡らせてください。大学時代のキャリア観や就活の軸などについて教えてください!

就活していたのはリーマンショック直前だったこともあり、世の中は超売り手市場でした。

身近では金融機関やメーカーが人気でしたが、テクノロジーにより世の中が急速に変化していく時代に、就職してから40年間自分が入る会社が雇用を守り続け、存続し続けることができるのかというところに疑問がありました。

一生食べていくためにも、自分の中にスキルを蓄える必要があると考えて、成長できるということを軸においていました。


ー 10年以上前からその考え方というのは早いですね。優秀な学生は皆外資の投資銀行やコンサルに行きたがるというのは近年の流行りな気もしますが、当時からそういう雰囲気はありましたか?

いえ、当時は私の周りに外資の投資銀行やコンサルを志望する人はいませんでした。東京と違って情報も少なく、近くに業界の人もおらず、殆ど情報が無い中で就職活動をしていました。


ー ではなぜアクセンチュアに?

ビッグデータという言葉もない時代でしたが、中国からデータ解析の研究者と共同研究をやる機会があり、企業から小売のデータをもらって、解析し、売場をどう変えればよいかを提案をするという体験をさせていただき、相手が知らないことや新たな付加価値をチームで提供することの面白さを実感しました。

そういうことができる業界を探していた結果、一つの本に出会い、それがアクセンチュアが書いていた「CRM 顧客はそこにいる」という本でした。


ー たまたま、なんでしょうけど、まさに当社が行っているLTVマーケティングに通ずるような本ですね!もしかして運命だったのかもw

コンサル業界を理解するうちに、若手でも成長できる環境があることがわかりました。入ってみて思いましたけど、プロフェッショナルとしての成長がとても求められるのがコンサルティング会社になります。

「アップオアアウト」ってわかりますか?
制度として、一定の期間内に成長して出世するか(アップ)外に出るか(アウト)ということが決まっていて、成長しないと生き残ることができない制度です。

全くストイックな人間ではなく、基本的に楽をしたい・怠けたいという人間なので、このような環境で追い込まれれば自分でも能力をストレッチできると感じたためコンサルティング会社を選択しました。

アクセンチュアに関して話し出すと長くなるのでまたの機会にしますが、ただ、今のアクセンチュアに入社したとしても、同じように成長できるとは全く思いません。自発的に成長のできる方は今でも問題なく成長できる環境にあるものの、私は怠け癖があるので、今の働き方改革やハラスメント対策で誰でも働きやすくなった状況では、危機感を感じることもなく受け身で緩やかな成長に留まってしまうと思います。

当時は苦しかったですし、もう一度やれと言われてもやりたくはないですが 笑 厳しくして下さった上司の方々には感謝しかなく、プロフェッショナルとしての基盤がアクセンチュアで培われたからこそ戦略コンサルタントとしても長年生き残ることができたんだと思います。

一人で成長できる限界はありますので、やはり環境であったり一緒に働く人は重要だと思います。


ー なるほど。時代の流れですかね。
その後PwCに転職しますが、やはり戦略コンサルがやりたくて、ですか?

それももちろんありますが、アクセンチュア当時システムの統合というM&Aも手がけていました。2つが1つになることで、何百億円という効果があることを目の当たりにしました。

そこでM&Aに興味を持つと同時に、システムは重要ですが、システムって全体からみたらごく一部で、M&Aをするのか、システムに投資をするのかといった会社の成長に直結する内容を支援できるのは戦略コンサルだなと考えました。

その中でなぜPwCなのかというと、マッキンゼーやBCGといった戦略コンサルティングファームはシステム関連の案件を増強したことでアクセンチュアと変わらないことをするリスクがあったのと、投資銀行業務や財務・税務デューデリジェンスなどM&Aをワンストップで支援する体制がないので、詳細は省きますがクライアントに提供できる価値が限定的です。他の総合コンサルティングファームではワンストップでM&Aを支援できるところもありますが戦略とオペレーションと呼ばれるチームが一緒になっていることで戦略コンサルタントとしてのキャリアを積めるかが不透明だったためです。


ー PwCではどんなことをやっていましたか?みんながイメージするようなザ・戦略コンサルのような?

そうですね。主に商社をメインクライアントとして担当していましたが、M&AやDX、成長戦略、中期経営計画の策定など企業の成長を支援していました。

でも、実はマッキンゼーやBCGでもそういうことをやっているのはごく一部なんです。多くの人はコスト削減やオペレーションの改善、システムなど一般に戦略と思われない案件のコンサルティングを手がけていて、いわゆる戦略コンサル/ピュアストラテジーで生きているコンサルタントは限られています。


ー やはりそれは川上さんが優秀すぎて!?

当時Booz&Co.というStrategy&の前身の戦略コンサルティングファームから転職してきた上司が二人いまして、戦略コンサルタントとしての多くを学ばせていただきました。その方々が上記のような案件をされていたため、私がというよりは、運の要素が強かったと思います。


ー 9年の在籍ってすごくないですか?業界の話を聞くと平均在籍期間は2,3年だとか。

そうですね。商社の方々と良い関係を築けたことが大きいと思います。

クライアントの会社・人を好きになれるかは重要で、一緒に仕事がしたいと思える方々の課題解決をしたいというスタンスでした。また、経営の中枢部署とお仕事させて頂くことで、クライアント企業がどうすればより成長することができるかをコンサルティングプロジェクトの範囲を超えてずっと考えていました。誰もが知っているような社会的にインパクトの大きな仕事にも多数携わらせていただいたことがマクビーで担っている経営企画の基礎になっていますので、将来また何らかで商社に貢献したいと思っています。


ー それはうちのコンサルタントの基本スタンスと同じですね。良かった♪

転職してきたお二人にさらに幸運が重なりまして、Booz&Co.をPwCが買収することになり、Strategy&というブランド・同一組織になったんです。

それによってどうすれば辿り着けるのかわからない異次元レベルパートナー陣と一緒に働けることになり興奮し、また仕事が面白くなったことも長く続けられた理由になっています。やはり人との出会いが人を成長させる大事な要素だと実感しています。


ー 川上さんが異次元レベルと思った優秀さってどんな感じですか?やはり地頭の良さですかね……私も優秀になれますかね。

一定地頭も必要ですが、鍛えられるものではあると思います。言葉にしてしまうと凄さが伝わらないかもしれませんが、、、いくつか要素としてはありまして、#構造化 #抽象化・具体化 #仮説思考 あたりでしょうか。

#構造化
皆さん、理解力が異常に早かったです。物事を構造的に理解することで、知らないことでも関係性が整理され、曖昧なものや異なっているものに気づき、確認することができます。また、構造化することで、ビジネス上重要な論点とそうでない論点を切り分けて、重要なところに集中することで、理解・判断する時間を短縮させる度合が異次元でした。

#抽象化・具体化
コンサルティングプロジェクトでは、全く同じことを行うことは無いので、毎回未経験からキャッチアップするということが必要です。過去の経験を抽象化し、抽象レベルで近しい経験をレバレッジするということが上手く、また抽象化と具体化をいったりきたりすることで表面的な内容ではなく具体的な中身まで踏み込めることも異次元感がありました。

#仮説思考
上記2つを活用しながら、限られた少ない情報の中で論点に対する結論は”こうなんじゃないか”と発想できることで、これがあるからこそ、その業界何十年の大企業のトップマネジメントという業界知見でも社会人経験でも上回る相手のディスカッションパートナーを担うことができ、大きなGAPを感じました。


ー だから川上さんは異常なほどキャッチアップが早いんですね。入社して1か月の時点で、私よりも全体を理解しているような……当時のパートナー陣には近づけた実感はありますか?

まだまだ差を感じていますが、異次元だったものが同じ次元で差がわかるようになった部分もあります。ただ、戦略コンサルタントをこのまま数年続ければパートナーになれる可能性もありましたが、当時のパートナー陣のレベルには及ばないと思い、出ることも選択肢として考え始めました。


ー そのあたり聞きたいです!戦略ファームのパートナーといったら完全に勝ち組じゃないですか!なんでそれを捨ててマクビーに!?

飽きてきたというのもありますが、大きいのは、自分の成長が止まっていると感じていたことなんです。

近年、大企業の社長の経営課題を支援してきましたが、それは社長の経営課題のほんの一部なんですね。その方々の経営課題の全体像が一体何なのか、何が優先なのかを一緒に考えるに資するレベルまで成長したいと思ったときに、役職はパートナーになってもそれは本当に成長しているのかと。また、今はDXバブルでコンサルティング業界の調子がいいですが、戦略コンサルタントがコモディティ化してきているので、このままだと自分もそのコモディティの一部になってしまうという危機感がありました。


ー それで転職しようと思っても何故マクビーに?他にも選択肢はあったのでは!?

まず、経営に参画し役員陣と一緒に会社の成長についてディスカッションができるという点です。既に戦略コンサル出身者が在籍している会社も多く、直接的に参画できるポジションのある企業はかなり限られています。

戦略コンサルタントとして、時価総額が何倍になるという全社戦略策定・実行に携われる機会は殆どありません。切り出されたテーマを解決するのではなく、企業価値というものを向上させることをもう一段上の視座・ミッションをもつ環境があることが大前提でした。

マクビーに決めたもう一つの理由としては、経営体制・カルチャーもありました。

面接を重ねていく中で感じたことは、お互いを尊重し、良いものはどんどん採用してやっていこうという雰囲気があることでした。ポジションがあっても結局実権がある方がプライドやしがらみ、忖度により健全な議論ができないような環境は避けたいと考えていました。

マクビーの経営メンバーは、バックグラウンドが異なっても、良いものを取り入れたい、また、今の延長線ではとても届かない高い目標を掲げていることもあり、その実現のためには、忖度なしにやるべきことをやるという気概がありました。

今のマクビーにまで成長させてきたこと自体凄いことで、大きな苦労もされてきたと思います。通常は今まで頑張ってきたし、ここらでいいやと思うところを現状だとそれこそ異次元ともいえる高い目標に向かって成長しようとしている人たちと一緒に仕事をしたいと思ったのも大きな理由です。


ー ありがとうございます。川上さんはマクビーをどんな会社にしたいと思いますか?

ずっと成長し続ける会社にしたいですね。会社自体もですし、従業員全員も成長し続けることができるような会社です。

個々がやりたいと思うことができるのも重要だと思います。
前職では、やりたいことをやるためには外に出るしか選択肢がありませんでしたけど、商社の方々は転職せず、出資先に出向して経営経験を積める環境にあるのも羨ましかったですし、会社として応援できる環境を作ることで、中にいたままいろいろな挑戦ができ、成長し続けることができるような会社にしたいと思います。

私個人としてやってみたいと10年以上考えていることは以下です。
1.はStrategy&で、2.はコンサルタントとしてはStrategy&で、メンバーとしてはマクビーで実現したので、いつか3.を実現できるようトライしてみたいと思います。

1.戦略コンサル
2.企業経営に携わる
3.数年海外で暮らしたい


ー それ、ポジショントークじゃないですか!?それってまさにうちの企業理念にあるように、ずっと言ってきたことですよ!

自分がやりたいことをやって楽しく働いて成長もできてないと怠け癖があるので笑 当然個人のやりたいことや成長が会社の成長と紐づかないといけないので、何でも好き勝手やっていいというものではないと思いますので、私の場合はマクビーの成長がミッションでやってみたいことなので一致していると思います。


ー 良縁だったと実感しました!最後に成長を求める学生さんや求職者の方へ何かメッセージはありますか?

「成長」の定義は人それぞれですが、戦略コンサルファームよりも成長できる環境にある側面もあると思います。

私自身戦略コンサルティングファームより成長できると思って入ってますし、実際日々学ぶことも多いです。また、かつては戦略コンサルティングファームは優秀な人しか生き残れない環境でしたが、今は緩やかな成長でも生き残ることができコモディティ化が進んでいます。必然と、優秀なコンサルタントに直接指導を受ける環境も減っています。

それと比較した場合に、マクビーには業界トップクラスの人材が経営陣を始め部長クラスに在籍しており、直接一緒に仕事もできます。これからマクビーは大きく成長しますので、数年後に直接指導することは難しく、今しかできないタイミングです。

また、戦略コンサルティングファームでは、パートナーやマネージャー配下の1メンバーである一方で、当社では、新卒1年目からクライアントを受け持ち、主担当としてサポートを受けながら責任を持ち施策を考え・直接提案/交渉し、その結果が目に見える形で確認することができるのも良い環境だと思います。

戦略コンサルティングファームに入ってもディレクターから毎日直接指導を受けるという機会は中々無いと思いますので、一緒に働いてみたいという方はご連絡頂ければと思います。
学生の方のインターンのご希望も歓迎です。

▼エントリーフォーム
https://recruit.macbee-planet.com/entry/


ー 川上さんから直接指導してもらえる可能性があるなんてとても貴重な気がします。ありがとうございました!

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