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人材紹介のプロ集団だからこそオンボーディングを頑張る理由

こんにちは!エムスリーキャリアの横山です。インタビューの第2弾は、エムスリーキャリアのある事業部で実施しているオンボーディング施策、『1st90daysProgram』についてです。

ここ数年、エムスリーキャリアには毎年100名以上が入社しています。出身業界は金融、不動産、ブライダル、Webなど多様で、これまで馴染んできたカルチャーも人によって様々です。

そんな新入メンバーが早期にエムスリーキャリアに馴染み、活躍する支援をどのように行っているのか。今回は医師キャリア事業部で組織人事の役割を担うグループで活躍している山本絢子さんにお話を伺いました!

誰がどんな配属となっても活躍できる組織を作る

横山:早速ですが、1st90daysProgramが生まれた背景について聞かせてください。

山本:エムスリーキャリアでは人材紹介等を通じた医療従事者の採用支援だけでなく、入職後の定着支援も行っています。その仕組みを自社にも取り入れようとしたのがきっかけです。

私たちは既存サービスの拡大はもちろん、新規事業にも挑戦しています。そのため、起ち上げ段階のグループから経験・知見を溜め込んだグループまで、様々な組織が混在します。

1st90daysProgramは、新しいメンバーがどのような状況のグループへ配属になっても、うまく馴染んで早期に活躍してもらうことを目指した仕組みです。





入社前から始まる活躍支援

横山:このプログラムはどのように進んでいくのでしょうか?

山本:入社前の30日と入社後の90日、合計120日で行います。プログラムのゴールは、「一人で成果を出すのではなく、周囲の手を借りながら成果を出すこと」と定めています。

横山:入社前からプログラムが始まるんですね!「周囲の手を借りながら」というのも大きなポイントだと思います。

山本:そうですね。新しい組織に入ることは誰でも不安だと思います。入社前から少しずつ準備を促し、入社後も一人で抱え込む必要はなく、周囲に頼って活躍していってほしいです。

実際のプログラムでは、例えば組織を知るために配属グループのヒストリーを聞いてもらったり、先輩社員へのインタビューを行ってもらいます。

私は必要事項を進める手助けをしたり、プログラムの進行を確認する中で足りていない部分のフィードバックやフォローを行う役割を担います。



実践を通じてエムスリーキャリアのカルチャーを体感

横山:このプログラムを実施するにあたり、山本さんがこだわっている点はどんなところですか?

山本:ポイントは主体性です。例えばエムスリーキャリアではグループや事業部の垣根を越えて、知りたいことやわからないことを自分から質問しにいって解決するカルチャーが強いので、周囲にどんどん声をかける力はとても重要です。

ただ、前職の状況によっては、相手が仕事をしている最中に質問することを躊躇してしまう人もいます。プログラムを通じて、相手に声をかけても大丈夫、むしろ大事なことだと感じてもらえるようにしています。

横山:たしかに、新入メンバーへのアンケートで、エムスリーキャリアでは、誰に質問してもみんなが手をとめ、体を正面に向けて話を聞いてくれることに驚いたという声が多く寄せられています。

山本:既存メンバーにとって当たり前のことが、新しいメンバーにとっては違うというわかりやすい例ですよね。一般的に組織に溶け込むのがうまい人は「自分を知ってもらうのがうまい」「組織のルールや価値観を掴むのがうまい」と言われています。

その法則を、エムスリーキャリアに当てはめて言語化したのが1st90daysProgramです。課題を進めると自然に馴染んでいけるよう設計しています。



1st90daysProgram実施後の反応

横山:初めての試みで不安もあったと思いますが、プログラム導入後の感触はどうですか?

山本:たしかに、どこまで効果があるか正直不安でした(笑)。ただ現在までに実施したメンバーへヒアリングしたところ、想像以上に反応が良いので驚いています!

「知り合いの輪がどんどん広がり、組織に受け入れられた感覚が深まった」というメンバーからの声は、嬉しいのと同時にホッとした気持ちになりましたね。業務ができるかの前に、環境に馴染めていると本人が思えることが安心材料になっているのだと実感しました。

横山:それは嬉しい反応ですね!プログラムを実施したメンバー以外からは何か反応はありましたか?

山本:「今年の新メンバーは積極的で意識が高い!」「人となりが理解しやすくなり、業務やその他の支援もやりやすい!」という声をいただきました。

プログラムに取り組む当事者だけでなく、その周囲にいる方々からもポジティブな反応があったのはとても嬉しいですし、励みになります。



一人ひとりが更に活躍できる組織を目指して

横山:今後、エムスリーキャリアでの活躍者を増やしていく観点で考えていることがあれば教えてください。

山本:たくさんありますが、個人のスキルアップ、キャリア支援を更に充実させていきたいです。特に一人ひとりのメンバーが将来のキャリアを「消去法」で選ぶ状況にしたくないと強く思います。

横山:というと?

山本:エムスリーキャリアは組織の成長に応じて必要とされる役割の種類がどんどん増えています。それは個人が挑戦できる領域、キャリアの選択肢が増えているということなのですが、そのことをもっと伝える必要を感じています。

「自分にはこれしかない」「エムスリーキャリアの外に出ないといけないかも」と、一人で悩み、選択肢を自分で狭めて欲しくないと強く思います。

横山:キャリアの選択肢を発信し、相談に対して向き合う姿勢があることを伝え続けるのは重要ですね。

山本:はい。会社の成長と自分の目指したい姿を重ねられるメンバーをもっと増やしたいです。私はエムスリーキャリアが大好きで、こんなに誠実に顧客を思って日々業務をし、かつこんなに成長できる会社はないのではと思っています。

スキルアップやキャリア支援を通じて活躍するメンバーが増え、結果的にエムスリーキャリアが更に成長できたらこんなに嬉しいことはないので、実現に向けて頑張っていきたいと思います!

横山:採用チームもどんどん連携して、活躍者を増やす支援をできればと思います!本日はありがとうございました!


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