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代表・瀧が語るLOCUS創業秘話「キセキへの道」前編!!!

こんにちは。株式会社LOCUS・採用責任者の池端です。これまで複数回にわたってLOCUSのキーパーソンをご紹介してきましたが、今回は「キー・オブ・ザ・キー」である代表の瀧が登場!前編・後編の全2回に分けてLOCUS創業秘話を語っていただきます。私自身も知らなかった事実や勘違いしていたことがあり、今まで説明会に参加してくださった方々には心の中で深くお詫びいたしました!とにかくぜひご一読いただけましたら幸いです!!

【とにかく金を稼がなきゃ】

26歳でLOCUSを創業しましたが、学生時代から必ず会社を立ち上げようと思っていたわけではありません。小学生の時にJリーグが開幕した影響もあり、子どもの頃の夢は「プロサッカー選手になること」でした。今振り返ると、努力だけでは実現できない高難易度過ぎる夢ですが・・・。

中学時代もサッカー部で活動しながらも、少しヤンチャな中学校だったためそこまで熱心に出来たかというとどっち付かずで、サッカーも遊びも勉強もどれも中途半端。それでもサッカーをすること自体は好きだったので高校は公立で比較的サッカーが強い高校に進学しました。しかし仲の良い地元の友人は中卒で働いていたり、進学した友人も部活をやっているわけではなく、そのような周りの環境にも流され遊びたい気持ちが強くなりサッカー部は半年も経たずに退部してしまいました。それ以降は高校にも真面目に行かず、バイトを掛け持ちしながら稼いで、渋谷などで遊び惚ける毎日でした。

ただ、何もかもが中途半端で、めちゃめちゃモテるわけでもないし、心のどこかで「自分は男として何を成し得るのか」「世の中に何を残せるのか」と、アイデンティティやコンプレックスというと過剰な表現ですが、自由で楽しかったけど、ただ単に過ぎていく日々にモヤモヤしている気持ちが強かったですね。

高校3年の春までは大学進学も視野にはなく、洋服が好きだったこともあり服飾系の専門学校にでも進学しようかなぐらいしか将来の事は考えていませんでした。ですが、アパレル会社勤務の知人からのアドバイスがきっかけで、将来の可能性を広げるためにもとりあえず大学進学はしようと思い、夏過ぎから受験勉強を本格的に開始。自宅から一番近くて渋谷方面という理由だけで駒澤大学に絞り、なんとか無事に合格することができました。

そんな時、私の人生を変える大きな出来事が起きたのです。父親が勤める会社の倒産です。実家はごく一般的な家庭でしたが、稼ぎが減ることで家庭も荒れたりする光景を目の当たりにし、お金の重要性を深く考えるようになりました。それがきっかけで大学入学時からはとにかくお金を稼ぐことに執着するようになり夜の仕事などもやってみましたが、最終的に行き着いたのは知り合いから紹介された会員制の宝石店でした。

【宝石店で学んだ営業の原点】

そのお店は主に富裕層の方がメイン顧客で、個人売上の一部が直接給与に反映される成果報酬型の契約でした。

もちろん最初は宝石の知識もなければ、かなり年上の富裕層の女性と接する経験もなかったので、戸惑うことも多くありました。そもそも宝石はあくまで嗜好品のため、よほどの「価値」を感じてもらえないことにはご購入に至りません。当時の印象としては真の富裕層の方ほどお金にシビアな一方、価値さえ感じてもらえれば数百万円レベルの宝石をキャッシュで購入する方もいらっしゃいました。宝石そのものに価値を感じてもらうだけではなく、時には私個人への信頼だけで「瀧くんがおススメするのなら」と成約に至ることもあったのは大変嬉しかったです。

私の営業の原点はここでの経験がベースになっていると言っても過言でないぐらい学ばせていただきました。お客様のライフスタイルを知らなければ会話にならないため、自分の普段の生活には無関係な情報も主体的にインプット。いかにご購入後の活用イメージが湧くかが成約を左右するため、活用イメージを醸成するプレゼンテーションと事前のヒアリングにも注力。慣れてくると面白いように売れ始め、気づけば毎月コンスタントに普通のバイトでは稼げないような額を得るようになっていました。ちょうど20歳の頃ですね。

【稼ぐことに執着した結果】

1年の頃から週6で仕事をしていたので、大学生でありつつも仕事の合間に特定の授業に出る生活スタイル。完全に仕事が生活の基盤になっていました。

今では年に1回、母校で「キャリア論」の授業を担当していたり、現代応用経済学科ラボラトリの研究員として所属をしていますが、大学での思い出といえばサークルの仲間と定期的に駒沢公園のグラウンドでやっていたサッカーぐらいなので、もっと真面目に学んでおけば良かったなと今になって思います。

当初の「金を稼ぐ」という目的を果たしてからは、稼いだ資金を元手にして高級ブランドの売買を行なうビジネスを立ち上げたりもしました。

そんな中、大学3年になって周囲が「就活」を意識するようになってきた時、改めて自分の仕事について考える機会がありました。それまでは「稼ぐ」ということに執着して自分の頭と体と時間を使ってきましたが、この先も自分はこれをやり続けていきたいのか?自分にとって、これからも「金を稼ぐ」というのが第一に考えるべきことなのか?突き詰めて考えれば考えるほどどこか虚しい気持ちになり、稼ぐだけでは満たされない何かを埋めるために「まずは自分の視野を広げよう」と考え、宝石やブランドの仕事に区切りをつけ、3年の途中から周囲と同じように就活を開始しました。

【自分はレベルが低かった】

就活を始めたものの、せっかくやるなら周りと全く同じやり方だと面白くないのと目立ちたがり屋でもあるので、友人と就活支援団体を立ち上げました。今で言う合説やマッチングイベントの類をプロデュースする団体です。そこで学生500人と企業20社のサマーインターンイベントやベンチャー経営者の講演会などを企画運営し、メディア等でも何度も取り上げられました。

宝石営業の仕事や就活支援団体の運営を通じて本当に多くの大人、しかも富裕層や経営者の方々と関わる機会があったので、当時の私はそれなりに社会を知っている気になっていました。

ところが、ある著名なベンチャー経営者の方とお話させていただいた際、その方のお話されているビジネスの内容が全く理解できず「自分のレベルの低さ」を痛感しました。「井の中の蛙」だなと当時は少し落ち込みましたが、振り返ってみればこの段階で「勘違い」していた自分の鼻っ柱を折っていただいたのは本当にありがたいことでした。

【就活は楽しい】

就活を進めていく中で徐々に自分の方向性も定まってきました。

ビジネスそのものや組織構築の面白さは感じていたので、いつか「社会的に意義があり成長する市場で、自分の人生を賭けられるような事業を立ち上げる」という目標を掲げ、【1】3年で新規事業を経験し独立できる風土【2】年功序列ではなく健全な競争原理が働いている【3】尊敬できる経営陣がいる、という3点に重きを置いて企業選びを実施。

規模や業界・業種には一切こだわらずトータル300社くらいは接点を持ったと思います。どこで誰にどんな話を伺っても今まで知らなかった情報をインプットできるので、本当に就活は楽しかったです。だって社会に出たら、わざわざ人事や経営者が「うちのビジネスモデルはこういう感じで」とか「具体的な仕事内容は」なんて丁寧に説明してくれる機会なんてない訳じゃないですか。

結局ご縁があって入社するのは1社でも、この時期に様々な業界・業種の様々な方にお会いしてお話が出来たのは今でも大きな財産になっています。


今回はココまで!【後編】につづく!!

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