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組織が人を幸せにする時代へ。現役PdMが語る、組織改善クラウドサービスのミッション

リンクアンドモチベーション エンジニア広報です。
今回の社員インタビューは、モチベーションクラウドのプロダクトマネージャー治部(じぶ)の登場です。

リンクアンドモチベーション(以下、LMI)が提供する「モチベーションクラウド」は、組織状態の可視化と改善アクションを推進する目的で生まれたクラウドサービスです。

プロダクト誕生の背景にあったのは、組織人事コンサルティング会社として培ってきた組織改善ノウハウとテクノロジーを掛け合わせれば、企業の診断・改善をより効果的に行えるのではないかという発想からでした。そんなモチベーションクラウドが持つミッションは「良い組織の定義を変える」こと。この壮大なテーマについてプロダクトの企画から開発の指揮を担うプロダクトマネージャー(以下、PdM) 治部にインタビューを実施しました。

【今回のストーリー登場者】
治部 裕明(2004年6月 新卒入社)
株式会社リンクアンドモチベーション プロダクトマネージャー

組織改善をサポートするコンサルタントを経て、クラウドサービスのPdMに就任

ーー 最初に、治部さんのプロフィールを簡単に教えていただけますか?

治部さん:LMIには2004年に新卒で入社し、組織人事のコンサルタントとして企業の組織改善をお手伝いしていました。当時のLMIは創業間もないベンチャー企業でしたから、企画から商品開発、マーケティング、営業数字の管理に至るまで、何でもやっていましたね。


ーー
PdMに就任されたのは、どんなきっかけだったのでしょうか?

治部さん:モチベーションエンジニアリング研究所という部署に異動したのがきっかけです。通称「モチ研」は、弊社の基幹技術である「モチベーションエンジニアリング(※)」を研鑽するための部署で、私は技術開発やデータ分析を行っていました。部署にはお客様のサーベイ回答を取得・管理するシステムがあり、私はその管理も担うことになりました。そのシステムの延長として立ち上がったのが、モチベーションクラウド事業です。

当時、社内で当社独自の考え方であるモチベーションエンジニアリングを理解しており、なおかつITエンジニアと会話できる人材は私しかいなかったため、PdMに就任する流れになりました。現在は、モチベーションクラウドを含めたクラウドシリーズの統括を担っています。今後、クラウドサービスを事業の軸とした時に、新たに何を開発し、なぜ開発し、お客様にどのような価値を届けるのか。こういった、開発における「Why?」「What?」を具体化していくことが私のミッションです。

(※) モチベーションエンジニアリングとは、経営学・社会システム論・行動経済学・心理学などの学術成果をもとに創られた、リンクアンドモチベーション独自の基幹技術です。リンクアンドモチベーションのサービスやプロダクトは、モチベーションエンジニアリングをもとに設計されており、組織のエンゲージメント向上や個人のモチベーション向上をご支援しています。

売上、株価……150年続く指標から脱却し、「人の幸せを作る組織」への変革を目指して

ーー モチベーションクラウドに関して詳しくお伺いしていきたいと思います。そもそも、このプロダクトはどのようなミッションで開発されたものなのでしょうか?

治部さん:「良い会社の定義」を変えるためです。「良い会社とは何か」と聞かれたら、多くの人は大きな売上がある、株価が高いといった要素を思い浮かべると思いますが、これらの指標は150年以上前に出来上がったものです。そうではなく、「人の幸せを作る組織」こそが、良い会社なのだという新しい定義を作っていきたいんです。


ーー なぜ、組織は今ある定義から抜け出す必要があるのでしょうか?

治部さん:組織は人を幸せにするどころか、傷付けてしまうこともあります。「会社に行きたくない」という人は現代社会では珍しくありませんし、組織という意味では学校への不登校も少なくありません。私自身も就職氷河期の就活生で、活力をあまり感じない会社に出会うたび、どうにかしたいと感じていました。

「もっと世の中を生き生きさせたい」という気持ちでリンクアンドモチベーションに入社し、実際に目の前のお客様を良い方向に変えられたという自負はあります。

しかし、社会全体に目を向けてみると、大きな変化は起こせていません。だからこそ、良い会社の定義を根本から変える必要があると考えているんです。この目標を現実のものにしようと考えたときに出てきたのが、「モチベーションエンジニアリングとテクノロジーを掛け合わせる」という発想であり、モチベーションクラウドを立ち上げることになったスタート地点です。


ーー そうだったのですね!モチベーションクラウドの持つ指標の中で重要なのが「従業員エンゲージメント」だと思いますが、なぜここに着目しているのでしょうか?

治部さん:経営の重要指標として定期的かつ高頻度で従業員エンゲージメントスコア(以下、ES(※))をとり続けている組織は、業績も生産性も成長し続けているというデータがあったからです。「定期的かつ高頻度」というのがポイントで、何度もES(※)を測定するからこそPDCAを回して改善を繰り返すことができるのです。このサイクルを、モチベーションクラウドで実現したいと考えました。

LMIはテクノロジー関係のお客様が多かったこともあり、これまでLMIが培ってきた組織コンサルティングのノウハウとテクノロジーを掛け合わせるという発想は、「イノベーションが起きる」という十分な可能性を感じていました。ですが、2015年当時の日本でHRテックという考え方はあまり注目されていませんでした。社内にはモチベーションクラウドの開発にネガティブな意見もありました。実は、当初は有志のメンバーがわずかな予算を立てて、開発を進めていたという裏話もあり、正式なプロジェクトになるまでには、それなりの時間がかかりました。

(※)ES(エンゲージメントスコア)とは、LMIが開発した企業と従業員の相思相愛度・相互理解度を可視化する新たな指標です。日本最大級の組織データベースを用いて企業と従業員のエンゲージメント状態を定量化し、「偏差値」のよう形で可視化します。


ーー なるほど...サービス誕生の裏側にはそのような秘話があったのですね。モチベーションクラウドだからこそお客様に提供できる価値とは、どのようなものなのでしょうか。

治部さん:組織を診断し、変革までやりきることでしょうか。実はエンゲージメント領域のプロダクトの多くが、組織状態の診断をメインにしているんです。「プロダクトが組織を診断するから、あとは頑張って変えてくださいね」というイメージです。

一方、LMIは組織コンサルティングも行っておりますので、モチベーションクラウドで診断を実施し、その結果に基づいてコンサルタントが組織課題の解消するところまでお手伝いします。モチベーションクラウドとコンサルタントによって、お客様の組織変革を一気通貫で支援できるのはLMIの大きな強みですね。さらにお客様からリアルなフィードバックをいただき、それらをプロダクトに搭載することで、モチベーションクラウドが担える範囲が広がっていきます。

その結果、コンサルタントはより難易度の高い課題に注力できると考えています。優秀なコンサルタントのノウハウがプロダクトを磨き、プロダクトによってコンサルタントのチャレンジを促進してノウハウが磨かれるというサイクルが出来上がっています。


ーー ちなみに、実際に治部さんの中で「劇的にこの組織は変わった!」という事例はありますか?

治部さん:私のコンサルタント時代にお手伝いした企業様ですね。当時、私はコンサルだけではなく研修スタッフとしてもその企業様をお手伝いしていたのですが、「研修なんか意味がない」と突っぱねられるようなこともあったんです……。

でも、時間を積み重ね、お客様と一歩一歩進んでいくうちにベテランのリーダークラスの方々とも一緒に組織づくりができるようになっていったんですよ。「研修なんか」と言っていた方たちも「若手を早く育てることが自分たちの役割だ」と認識してくれるようになって。組織はここまで変わるんだなと感激しました。

「良い組織」の在り方をVRでリアルに体験できるような時代も創れるかもしれない

ーー モチベーションクラウドの今後の展開について、どのようにお考えでしょうか?

治部さん:近い未来は組織データの取得の仕方そのものが変わり、診断レベルが向上すると思います。例えば、モチベーションクラウドはシリーズ展開を進めていますが、様々なプロダクトから得られるデータなどからESを測ることなども考えられます。データの取り方が変われば課題の発見も早くなり、組織の予防医療に近い動きができるようになるでしょう。個人情報に当たる情報も多いので細心の注意が必要ですが、大きな可能性を秘めていると感じています。

ーー 将来はテクノロジーがさらに進化することも考えられますが、その点ではいかがですか?

治部さん:これまでコンサルタントが培ってきたナレッジと、テクノロジーの進化が融合する時代がやってくると思っています。これまでは、コンサルタントがやっていた業務の中でも、プロダクトに任せやすい部分をテクノロジー化してきましたが、テクノロジーが発展すれば「人でなければできない」と思われていた部分まで、プロダクトが担えるようになるはずです。

例えば、コンサルタントにとってお客様に組織改善のビジョンを伝えるのは非常に大切かつ難易度の高い仕事であり、人にしかできない部分だと思われています。ここにVRのような技術を用いれば、人が言葉で伝える以上のリアル体験として、我々のメッセージを伝えられる可能性があると考えています。「良い組織とはどういうものか」を、お客様自身に体感してもらうんです。テクノロジーでリアルな体験を提供し、理想的な組織との違いを直感的に理解してもらえれば、「組織を変えたい」というモチベーションが生まれて組織は一気に変革に近づくのでは?とも考えています。

市場をリードしながら、荒唐無稽な夢にもチャレンジできる仲間と共に働きたい

ーー では、モチベーションクラウドに携わる面白さについて、治部さんのお言葉でいただけますか?

治部さん:エンゲージメント市場はかなり伸びると言われていますが、それは今後、企業がお客様にとって本当に意味のあるプロダクトを提供できるかどうかにかかっています。市場が立ち上がっていくこの時期だからこそ、業界のトップランナーとしてチャレンジしなければいけないタイミングなんです。

その中で我々は組織状態の診断だけではなく、改善までを一気通貫で提供する会社だからこそ、既存の概念にとらわれず自由なプロダクト開発ができます。しかも、モチベーションクラウドは現在、新しいアイデアで次の成長角度を作っていくタイミングです。社内の期待値は高いですし、開発者からの提案も積極的に受け入れる意思決定もどんどんしてくれています。プレッシャーはありますが、自分で未来を創っていきたい人には非常に面白いフェーズだと思いますね。

ーー ありがとうございます。最後に、ストーリーの読者へメッセージをお願いします!

治部さん:リンクアンドモチベーションがやろうとしている「良い会社の定義を変える」ということは、もしかすると夢物語に近いのかもしれません。そこにたどり着ける確率は、1%もない可能性もある。だからこそ無茶な夢を全力で尊重し合い、一緒にチャレンジできる仲間に来てほしいと思っています。「そんなの難しい、無理だ」という言葉ではなく、「どうやったらできるだろう?」と一緒に語れる人と働きたいですね。

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