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メガベンチャーで開発責任者だった私が、リンクアンドモチベーションを選んだ理由

読者の皆さん、こんにちは!株式会社リンクアンドモチベーション エンジニア採用広報担当です。今回は約1年ぶりにリンクアンドモチベーション(以下、LMI)で働く社員をご紹介します!LMIには、多様なバックグラウンドを持つエンジニアが集まっています。社員インタビューでは、LMIのエンジニアとしてどのような想いで事業や社会課題に向き合い、チャレンジを続けているか、その一部をご紹介します。ぜひご覧くださいませ!

【今回のストーリー登場者】
河野さん(2020年6月中途入社)
株式会社リンクアンドモチベーション
組織開発デザイン室 ビジネスデザインユニット所属
SRE テックリード

「人」と「組織」というベーシックな社会課題に挑みたい

ーー これまでのご経験と現在の役割について簡単にお聞かせください

河野:私は2011年に株式会社サイバーエージェントへ中途で入社し、約9年間在籍していました。PCからスマホへパラダイムシフトが起きたダイナミックな環境の中で、アバターサービスやソーシャルゲーム、マッチングサービスといった様々なドメインを経験しました。その中で、バックエンドエンジニアやテックリード、30名規模の開発組織を率いる責任者、エンジニアの評価・育成に関わる人事業務を経験するなど、ありがたいことに多くの経験を積む機会に恵まれました。

昨年6月にLMIに中途入社してからは、SREチームの立ち上げの指揮を行い、現在はテックリードとしてインフラや基盤の改善に注力しております。今では某有名ドラマ(※半沢直樹)で名前が出るぐらいに一般的になったSREですが、Googleが提唱したSREのベストプラクティスをもとに、各社それぞれのSREの在り方があるかと思います。その中で、私たちSREのミッションは「顧客価値を安全に、迅速に、確実に届ける」としています。このミッションを体現すべく、デリバリーパフォーマンスやセキュリティ、可用性に関わる様々なデータを可視化(※1)し、目標を決めて継続的な改善を行っております。具体的な内容でいうと、直近はリアーキテクチャによる新たなデリバリー体験を実現するため、コンテナアーキテクチャへの移行に取り組んでおります。実現することでリードタイムが短縮され、顧客へより”迅速に”価値を届けることが出来るようになる予定です。SREはエンドユーザーから遠い存在だからこそ、顧客価値にこだわり、目的合理性のあるチームで在りたいと思っています。

また、SREの業務とは離れますが、前職での経験を活かし、エンジニアの評価や育成に関する制度設計や運用といった業務も平行して行っております。

ーーLMIに興味を持たれたきっかけを教えてください

河野:当時、ミッションに一区切りついたタイミングで、今後のキャリアについてどうするか考える機会がありました。前職のサイバーエージェントは優秀で気持ちの良い仲間が多く居心地の良い環境だったのですが、「自分の実力が通用するか、新たな環境で挑戦したい」という思いが勝り、古巣を離れて転職することを決意しました。

私の転職の軸の一つに「自分が共感できるプロダクトに携わりたい」というものがありました。前職でのマネージャーでの経験を通して、チームで成し遂げた喜びを分かち合えた時や、メンバーが別人のように成長する瞬間に立ち会えた時に強くやりがいを感じるという自己発見がありました。

そういった体験から、”組織”や”人”に関する事業に興味を持ち、HR SaaSである「モチベーションクラウド」を運用・開発しているリンクアンドモチベーションと出会いました。

LMIの開発組織は挑戦しがいのあるアーリーステージ

ーーLMIに入社を決めた理由をお聞かせください

河野:選考に進む過程で、お互いの理解を深めるために5人ほどの社員とカジュアルに話す場を設定してもらいました。その時は1度目の緊急事態宣言が発令される直前のタイミングだったため、世の中は健康上や経済上の不安をはじめ、誰もが今後の見通しを予想できない状況でした。そんな中で、「社内はどういう状況なのか」とフラットに質問させていただいたのですが、プロダクトマネージャーから出た言葉は「情勢がこういう時だからこそ、顧客のために自分たちは何ができるのか。みんな、そんなことを考えて行動している。」という、顧客と真摯に向き合うものでした。

コロナが迫る中、働き方や事業構造が大きく変わる状況下で「顧客のために」という言葉を聞けたことがとても印象に残っています。入社した今も変わらず、”顧客価値”に真摯に向き合う組織であると実感しています。

広く深く、SREを進化させ、顧客価値に繋げる

ーーリンクアンドモチベーションに入社してどう感じましたか?

河野:多様なバックグラウンドを持ったメンバーが多いのが特徴的ですね。広告系会社を上場に導いた元技術執行役員、動画系サービスの元CTO...などなど。全員に共通していることは、人としてもエンジニアとしても尊敬できることです。「これで、組織を変える」というミッションを実現すべく、時には意見をぶつけ合いながら切磋琢磨しあえる仲間がいる環境に感謝しております。

前職とのギャップという点でいうと、多くのことが発展途上で未整備だったことが印象的です。例えば、リファクタリングをする文化がない、規約や指針がない、Toilが多い...など。よくある、事業の成長に組織が追いついていない状況なのだと感じました。入社して程なく、「これらの技術課題を解決したい」と事業責任者に提案する機会がありました。その提案に対し、入社して間もない私に「ぜひやって欲しい」と一任してくれました。事業責任者がエンジニア出身ということもあり、エンジニアリングへの理解が深く共通言語で話すことができます。もちろん、「何のために何をどこまでやるか」という説明責任を果たす前提ですが、エンジニアが対等に技術課題をテーブルに上げることができます。自らオーナーシップを持って技術課題に取り組むことができる成長環境がLMにはあると感じました。

ーー最後になりますが、Wantedlyの読者のエンジニアさんへメッセージをお願いします

河野:ありがたいことに、弊社SaaSプロダクトが大手企業様から選ばれる機会が増えております。そういった中で、今後SREとしては、”広く” “深く”活動領域を拡大していきたいと思っています。

”広く”。積極的なSaaS事業の展開を見据えた共通基盤の提供です。私たちは複数のSaaSプロダクトを提供しておりますが、今はそれぞれ独自で運用をしております。これらを、プラットフォーム基盤への統合やベストプラクティス展開の仕組みを用意することで、組織全体で「顧客価値を安全に、迅速に、確実に届ける」ことを実現したいと考えております。

”深く”。個々のプロダクトに寄り添うかたちでプロダクトのグロースに貢献できるアプローチをしたいと思っています。今取り組んでいるデプロイ体験向上のためのリアーキテクチャや、仮説検証のスピードを加速させる基盤の導入、セキュリティアセスメントの自動化など、解決すべき課題は多岐に渡ります。
私たちは”人”と”組織”というベーシックな社会課題を、人×テクノロジーのシナジーにより解決したいと思っています。生き生きと働く、意味のあふれる社会を実現するため、SREに限らず全方位で仲間を探しています。 
※1 開発組織にモノサシを - モチベーションクラウド開発におけるDX Criteriaの活用事例 -

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