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新メンバーには信頼関係と安心感を。独自のプログラムを展開するリンクアンドモチベーションの『リモート・オンボーディング』

リングアンドモチベーション(以下LMI)では、現在リモートでオンボーディングを行なっており、入社後のフォローなどについて気になる方も多いのではないでしょうか。今回のストーリーでは、エンジニア組織のアドミンスタッフの白井さん(写真中央)、リモート期間中に入社した野田さん(写真左)、黒崎さん(写真右)に『リモート・オンボーディング』について伺いました!

※アドミンスタッフ・・・組織のエンゲージメント向上をミッションに、組織施策の立案と実行をサポートするスタッフとして、リンクアンドモチベーションでは30〜50名の組織に1名配属しています。

【今回のストーリー登場者】
白井さん(写真中央)
株式会社リンクアンドモチベーション 組織開発デザイン室
ビジネスデザインユニット所属 アドミンスタッフ

野田さん(写真左)
株式会社リンクアンドモチベーション 組織開発デザイン室
ビジネスデザインユニット所属 アプリケーションエンジニア

黒崎さん(写真右)
株式会社リンクアンドモチベーション 組織開発デザイン室
ビジネスデザインユニット所属 データサイエンティスト

オンボーディングの期間は1ヶ月。会社と新メンバーの相互理解をしっかりと深めるための大切な時間

▲2020年5月に入社した野田さん

ー早速ですが、リモートでオンボーディングとは実際にはどんなことをされていたのでしょうか?

野田さん:はい。入社初日からリモートでオンボーディングが始まりました。初日はオンラインで入社ガイダンスを行い、2日目以降はオンボーディングプログラムに沿って、約1ヶ月間プロダクトや会社の理解を深めました。

ー入社後のオンボーディングに1ヶ月……。これだけの時間をかける会社は珍しいですよね。

野田さん:そう思います。オンボーディングの進め方ですが、それぞれのプログラムには期日が決まっており、アドミンスタッフの白井さんや直上司と進捗の共有を行いながら個人の裁量で進めていきます。実業務に必要な情報が記載されている資料に目を通したり、先輩に話を聞いたり、企業理念が書かれている書籍を読んだりしていました。LMIは、企業理念の浸透をとても大事にしているのですが、それが組織力に繋がっていると感じていたので、私もいち早く会社のことを理解できるようにと思いながら1ヶ月間を過ごしました。

黒崎さん:私も一緒ですね。1ヶ月目は会社や組織と働く仲間について理解する時間で、本格的に手を動かし始めたのは2ヶ月目からです。


ーオンボーディング期間でとても良かったと感じた点はなんですか?

野田さん:1on1ですね。チームリーダーやマネージャーとの1on1という機会が多くて、そこで自分と会社の期待値の擦り合わせができたのはとても良かったです。自分がなにをしたいのか、チームとしてはなにをしてほしいのか、といった話し合いが綿密にできました。1on1は週に一度あって、業務上の不安などについても丁寧に対応してくれたので、通常業務が始まってからもスムーズにチームに入ることができました。

黒崎さん:リモートでのオンボーディングだったため、コミュニケーションの頻度やミーティングを多く設定してくれたおかげで理解の促進につながりました。前職でも1on1は週次でありましたが、LMIのように毎週感謝のメッセージを伝えてくれたり、企業理念や会社の考えを週初に開発責任者から伝えてくれるということはなかったので、さすがモチベーションを売りにしている会社だなと感心しました。

▲2020年6月に入社した黒崎さん

ー会社側が相互理解のためのコミュニケーションをとても大切にしているんですね。『リモート・オンボーディング』のプログラムは、具体的にどのように進んでいくのでしょうか?

白井さん:オンボーディングは「入社ガイダンス」「企業・部署理解」「開発準備」「チーム理解」の4ステップのオンボーディングプログラムに分かれていて、約1ヶ月間かけて全てのプログラムを実施してもらいます。

▲LMIオンボーディングプログラム(エンジニア向け会社説明資料より一部抜粋)

 ▲\speakerdeckにて絶賛公開中/エンジニア向けの会社紹介資料

白井さん:オンボーディングプログラムでは会社として押さえてほしいポイントや情報をインプット、アウトプットして頂きます。最初に、勤怠の入力方法や経費精算の仕方等、弊社で働く上でのルールや制度を「入社ガイダンス」で理解いただき、次に”理念/仕事/人/制度待遇”を知ってもらう「企業・部署理解」のステップに移ります。

「企業・部署理解」では、リンクアンドモチベーションの理念や行動指針が書かれた書籍を読んでいただいて、会社のことを理解してもらいます。また、一緒に働く社員に関しては、“取扱説明書”という各社員を面白おかしく自己紹介した冊子があるので、そちらでメンバーの個性を知ってもらいます。

「開発準備」では、エンジニアとして関わる上での必要なルール、環境、メンバー、ツールを理解するためのプログラムを用意しています。最後のステップとなる「チーム理解」では、エンジニアの各チームが持つルールや技術スタックなどを理解してもらいます。これらのステップでは、今後一緒に業務を行うメンバーをプログラムにアサインして、新しく入社した方に1日でも早く活躍してもらえるように丁寧にフォローしていきます。また、一緒に働くメンバーの相互理解のために、”自分史共有会”といった自身の人生でターニングポイントになった事象を共有しあい、価値観を理解し合うことも行っています。

1日でも早く会社に馴染んでもらうため、エンジニア組織とアドミンスタッフの連携でオンボーディングの成功を目指す

ーかなりしっかりとしたプログラムが段階的に組まれているんですね。リモート期間中のオンボーディングで特に意識されたことはなんですか?

白井さん:新メンバーが定期的に近況や疑問を共有できる場を作ったり、現場の実務に早期で関われるように、個々のバックグラウンドにあわせてサポートすることを意識しました。プログラムは、基本的には自走できるように準備していますが、オフィスだと気軽に聞けることもリモートだと難しい場合もあるので、相談の時間をできるだけ多く設定しましたね。

また、相談の場では今どんなことに困っているかを伺った上で、問題の早期解決とプログラムの改善に取り組みました。ほかには、メンバー同士が相互理解を深めたり、安心して仕事ができる環境を作るため、オンラインでする実業務の会議前には、雑談の時間なども設けていました。

ー開発チームとの顔合わせはどのように行ないましたか?

白井さん:顔合わせもリモートで行ないました。大人数での開催となると、歓迎される側にプレッシャーがかかってしまうので、配属先や階層別などで人数を限定して、圧迫感なく密なコミュニケーションを取れるようにしました。

あとは、初対面でリモートだとお互いに構えてしまうので、いつもより少しテンション高めを意識しています(笑)。「オンライン・ランチ」や「オンライン飲み」なども積極的に取り入れていますよ。

ー入社当初からリモートで就業となると、メンバー同士での信頼関係の構築などはなかなか難しい課題ではありますよね。物理的に一緒にいないから、チームの様子も見えづらい。

白井さん:そうですね。新メンバーの方が最初にぶつかる壁って、やっぱり信頼関係です。どこまで本音を言っていいんだろうとか、どこまで不安とか吐露していいんだろうとか、そのライン引きが難しいと思うんですよね。黒崎さんと、野田さんは入社した一ヶ月目あたりって、どうでしたか?

黒崎さん:私の場合は、会社のタスクでうまく進まなかったことがあった時に、思い切って周りのチームメンバーに相談したら、それを受け止めてもらえたんですよね。そこから腹を割って話すことができるようになって、お互いの信頼が高まったという経験がありました。

エンジニアで中途入社すると、自分でできるでしょう?という雰囲気もあったりしますが、LMIのチームはそうではなくて。「みんなで達成していきましょう!」というチーム内でのフォローやリスペクトがあったので、安心感が生まれました。

野田さん:入社1ヶ月経った頃に、”取扱説明書”に自分の取り扱い方を記入して、チームメンバーに自分を知ってもらうという時間がありました。

ーそれが組織施策としてあるんですよね。ユニークな試みですよね。

野田さん:はい。それがとても良い時間でした。その冊子では、自分を面白おかしく語るという側面もあったので、5,6人ぐらいのグループで集まって、それぞれが自己紹介をしたり、LMIに来る前の話とか、笑い話などをフランクに話すんですね。その時間でだいぶ仲間意識が生まれたと思います。

新メンバーの声をできるだけ反映し、未来の仲間のために組織全体でオンボーディングを設計する

ーこれからもLMIでは、どんどんエンジニアが増えていくと思います。そんな中で、もっとこうしていきたい、というような思いがあれば聞かせてください。

黒崎さん:オンボーディングプログラムには大満足してます。プログラムについて、何か改善点を上げるならエンジニアのオンボーディングの部分ですかね。中途入社の思いとしては、もう少し早く成果を出したりしたいなと思っていたので、そのための必要な情報はオンボーディングプログラムでまとめたいと思いました。

野田さん:会社理解のためのプログラムはとても充実していて素晴らしいなと思いました。ただ、僕も黒崎さんと同じで、エンジニア向けのプログラムにはプロダクトの構造やドキュメント仕様などの記載は必要だと感じています。課題感はみんなもっていますし、自分が力になれるのなら、一緒にやっていきたいと思っています。

白井さん:職種別のオンボーディングプログラムは、新しく入ってくれた皆さんと一緒にプログラムを作っていくというお願いもしていきたいと考えています。受け入れ側はプログラムを作っていますが新メンバーが最新のプログラムの体験者になるので。アドミンスタッフとしては、新メンバーの方には、できる限り早い段階で安心感や信頼関係を築いてもらえることがとても大事だと思っています。特に中途入社の方々は、これまで色々な会社や社会経験がありますし、過去培ってきた経験や価値がそのまま発揮できる環境がベストかなと思います。新しく入った人でも率直に意見が言える、それによって会社もアップデートしていく、というような関係を作っていきたいなと思っています。私もまだまだ日々成長中なので、オンボーディングを経験した人たち全員から、提案や改善点をもらってどんどんブラッシュアップしていきたいです。


ーありがとうございます。最後にLMIへの入社を検討されている方にメッセージをお願いします。

黒崎さん:エンジニアとして流行りの技術を使用したり、もっと大きなプロダクトの開発に携わることができる会社は他にもありますが、LMIがやろうとしている”個々のモチベーションをあげて、組織や個人が「夢」や「生きがい」を持ち続ける社会を創る”ということは、現代社会においてとても意義のあることだと感じています。なにか社会的意義のあることをしたい方には、LMIはとても面白い職場だと思います。また、現在のフェーズは、これからどんどんプロダクトを作っていくタイミングでもあるので、やりがいも十分にあります。

野田さん:LMIは自分が入社した理由でもあるように、組織力が非常に高いです。その点は他のエンジニア組織と比べても、オリジナリティがありますし、強みだなと感じています。なので、チームで働くことに興味がある、組織作りに興味があるという人には、とてもフィットすると思います。ほかにも組織作りをプロダクトを通してできる、という貴重な経験もできますので、ぜひ一緒に働きましょう。

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