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ブライダルと人材業界の経験を活かしてLITALICOへ。採用担当の私が考える、選択の基準とは。

小川美緒(おがわ・みお)
大学卒業後、新卒で人生の岐路に立つ仕事がしたいという思いからブライダルコーディネーター、ウェディングプランナーの道へ。2015年株式会社リクルートへ転職、キャリアアドバイザーとして従事。2019年1月よりLITALICOへジョイン。現在は人材採用部にてLITALICOジュニア/ワンダーのリクルーターとして従事。

「あなたに出会えてよかった」
そう思ってもらえる人生にしたかったから。

ブライダルや人材業界での経験がある小川さんは、

教育・福祉のサービスを展開するLITALICOへなぜ転職したのでしょうか?

小川:もともと11新卒として就職活動をしていた頃、リーマンショックの直後だったことも背景にあって、進路選択はかなり難航しました。

「私って何がしたいのかな?」って、初めてちゃんと考えた機会だったと思います。

何がやりたいのかはうまく出てこなかったので、「どう死にたいか?」を問うてみたんですね。

そうしたら自然と「小川さんに出会えて良かった」と言ってもらえるような人生にしたいというビジョンがおりてきて。

大切な人が人生の選択で悩んだときに相談に乗れる人になれたらいいなと思って、1社目はウェディング業界を選びました。

2社目でリクルートへ転職したのも、同じ軸があったからなんです。

働くことは人の生活の一部であり、就活で悩む人がいた時に相談に乗れる自分でいたい。

そう思って、キャリアアドバイザーになることを決意しました。

ただ、多くの転職者を支援する中で転職後半年と間もないタイミングで退職をされる方もいらっしゃって…。

「あの人にとって最適な仕事を紹介できたと思ったけど、違うかったのかな」と思ってモヤモヤすることがありました。

だから今度は、事業会社側の人事の仕事に関心を持つようになったんです。

働くことに困りがあったり、不安があったりする人の支援がしたいという思いもあったので、LITALICOでリクルーターの求人があることを知り、転職を決意しました。

自分の中で、「なにをやるか」も大事にしたい点ですが、

それ以上に「何のためにやるか」を大事にしたいと思っていて。

LITALICOの事業・ビジョンが昔から好きだった点も、選んだ理由かなと思います。

ビジョン実現に向け、一貫した事業展開を。

LITALICOの強みだと思うのはどんなところですか?

小川:LITALICOに転職して早3年。

「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと様々な事業展開をしたり、年間数百名単位で新しく仲間が増えたりする中で、非常に一貫性のある会社だと感じています。

例えば発達が気になるお子さまにオーダーメイドの教育を届けるLITALICOジュニア※が立ち上がった背景には、就労移行支援事業LITALICOワークスにあります。

LITALICOワークスに通う利用者のうち7割の方に精神疾患の診断があり、幼少期に一人ひとりに合った学びの環境が用意できればよいのではないか?という問いから始まった事業が、LITALICOジュニアなんですね。

このように、ビジョンの実現に向けて一貫した事業展開をしている点がLITALICOの強みだと考えています。

※LITALICOジュニアとは

発達が気になる0~18歳のお子さまに発達支援の最適な学びを提供する教室。

詳細:https://junior.litalico.jp/

「自分にだって、困りを感じる場面がある」
LITALICOで働く中で気づいた、ひとつの考え。

入社してから得られた気づきや学びはありますか?

小川:LITALICOに入社してから、聞こえや見るということに対して難しさがある社員や、セクシュアルマイノリティの社員、他にも多様な社員に出会い、価値観が大きく変わりました。

LITALICOに入社するまで私は、無自覚に「マイノリティに対して理解がある」と思い込んでいたのですが、ただよく知らないだけだったんですよね。

知らないことで、過去の発言や行動から、誰かを傷つけたことだってあるかもしれないということに気づきました。

LITALICOでは「障害は人ではなく社会の側にある」と考えています。

一人ひとりにうまくいかないことがあっても、環境を変えれば良くなることがある。

だから、個と環境の相互にアプローチすることで、ビジョン「障害のない社会をつくる」を実現しようとしています。

ここで、私自身の話になってしまうのですが…

私は幼少期の原体験から、自分で自分のことを肯定するのが難しく、誰かに肯定してもらえないと自分のことを肯定できない一面があると感じています。

2人姉妹の末っ子として生まれたのですが、姉の意見は通るけど自分の意見は通らないとか、いつも両親から心配されたりだとか…家の中での立場はいつも弱いように感じていて。

「自分は家族から信用されていないのかな?」という否定的な考えが根本にあったんです。

そんな考えがあったので、自分の決断に自信が持てなかったこともありましたし、誰かに謝されないと自分にマルをつけられないことも。

こんな原体験があるので、「自分らしく生きる力を育む」「個と環境の相互にアプローチする」といったLITALICOジュニアの支援スタンスに強く共感しています。

失敗してもいいし、ありのままでいい。

今困っていることがあっても、自分に合った環境をつくればきっと良くなれる。

120%がんばって初めて自分を褒めるのではなくて、70%の自分も褒めていい。

そんな風に思えるようになったのは、LITALICOで働く中で得られた大きな学びです。

選択の基準は「自分を好きでいれるかどうか」でいいと思う。

最後に、LITALICOへの就職を検討されている方に向けてメッセージをお願いいたします。

小川:私は何かを決断する時、「自分を好きでいれるかどうか」で決めると良いなと考えています。

これからの人生の中で色んな判断をしていくことになるけれど、「その選択をした自分が好きでいれるか?」を想像してYESになるのだとしたら、きっとその選択はその人に合っているんだろうな、と思うんですよね。

LITALICOで働くご自身の姿をイメージして、そんな自分が好きだなと思ってもらえたら、ぜひ選考にお進みいただけると嬉しいです。

選考の中で、あなたのお話を詳しくお伺いできることを楽しみにしています。

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