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保育園へ新卒入社した私が、LITALICOジュニアへ転職。1日、1週間のスケジュールって?

LITALICOジュニア指導員 鄭(てい)
2018年 鎌倉女子大学児童学部卒。在学中に保育士・幼稚園教諭一種・小学校教諭一種の免許を取得。1社目では認可保育園へ就職。在職中に出会った専門家からのアドバイスを感銘を受けたことをきっかけに、発達支援への関心が高まる。現在はLITALICOジュニア反町教室/綱島教室を兼務し支援員として従事。2021年 LITALICOジュニアへジョイン。

「自分にもっと専門的な知識があれば…」
そんな思いから、新しい道へチャレンジ。

ー学生時代はどのような就活をされていたのでしょうか。

鄭:幼少期から保育士になることが夢で、保育系の大学に進学しました。もともと 両親が医療系の仕事をしていたり、親戚に少し障害のあるお兄ちゃんがいたという背景があって、療育(発達支援)の領域にも興味はありました。就職活動では保育園・幼稚園・小学校・民間企業すべてを視野に入れて探していましたね。その中で 一人ひとりに寄り添える保育園を見つけ、認可保育園に就職を決めたんです。

ー認可保育園からLITALICOジュニアへ転職した経緯を教えてください。

鄭:保育園で働いていた頃は2歳児と3歳児のクラス担任を経験しました。一人ひとりに寄り添う保育がコンセプトだったからこそ、自身の中で「もっと知識があれば、それぞれの子どもたちへ幅広い保育を届けられるだろうな」という思いがあったのですが、そんな折、児童福祉分野に詳しい作業療法士や心理職の方とお話しする機会があって。作業療法士や心理職の方が持っている専門的な知識に感銘を受けたんです。次第に療育(発達支援)にチャレンジしたいという気持ちが強くなり、LITALICOジュニアへの転職を決めました。

お子さまだけでなく、環境面にもアプローチを。
保護者や園・学校の先生とチームになって支援していく。

ーLITALICOジュニアで働く支援員は、どのような業務を担っているのでしょうか。

鄭:大きく分けて5つの業務を担っています。

(1)お子さまへの支援
(2)保護者さまへの支援
(3)園連携(訪問支援)
(4)個別支援計画の作成・策定会議
(5)教室運営に関わる業務

メイン業務は(1)お子さまへの支援ですね。1コマ45分授業、お子さまによって通う頻度は異なります。少ない方だと2週間に1回程度の通所、多い方だと週に3~4日程度通所するという方も。
半年ごとに立案する個別支援計画で定めた目標をもとに、支援を実施します。

また「個と環境の相互作用によってお子さまの困りは生まれる」という考えから、環境(家族や園連携)へのアプローチにも注力しています。

(2)保護者さまへの支援として、毎回授業ごとに5分間のフィードバックの時間があったり、希望される保護者さまには月1回30分間の面談をご案内したりすることも可能です。

(3)園連携(訪問支援)については、園の先生は 大人数の子どもを1人ないし2人で担当することになりますよね。大人数の中で気になるお子さまを保育することの大変さが理解できる分、普段工夫してくださっていることに共感しながら連携できるということは、保育園で働いていた前職の経験を最も活かせていると感じています。

教室には保育士の他にも作業療法士・言語聴覚士・理学療法士・臨床心理士・公認心理師などの様々な専門職の方が勤務されています。一人のお子さまに対してさまざまな分野で支援に携わることができるのも、特長のひとつです。

お子さま一人ひとりに合わせ、じっくりと支援する。
LITALICOジュニアの1日、1週間のスケジュールは?

ー保育園とLITALICOジュニアで、働き方に違いはあるのでしょうか?

鄭:早番・遅番という勤務体制ではなく、定時が決まっているというのには違いがあるかもしれません。
園へ訪問支援に伺うこともあるので、教室内外で支援に関わるということにも違いがありますね。さらに、LITALICOジュニアは土日祝を含むシフト制での勤務となります。教室の人員配置をもとに毎月シフトが組まれますが、毎月複数日の希望休を提出できるので、休暇をとりたい日には曜日関係なく希望休を活用できるのも嬉しいポイントです。

ーLITALICOジュニアで働く場合、1日のスケジュールはどのようなものですか?

鄭:定時は9時30分~18時30分です。

9時30分: 出勤後、朝の掃除や朝礼を行います。支援を担当するお子さまの前回の記録をチェックします。教室にキャンセル連絡が入っていることもあるので、LINEを使って保護者さまに連絡します。

13時: 昼休憩は1時間。教室内でお弁当を食べたり、近くの飲食店へスタッフと一緒に食べに行ったり。それぞれが自由に過ごしています。

14時: 午後の支援に向けて、準備を始めます。お子さま一人ひとりによって支援計画が異なるため、お子さまに合わせて教材やおもちゃを準備します。

15時: 1コマ45分×2コマの支援を実施します。支援後は、お子さま一人ひとりの支援記録をPCで入力します。

17時45分: 教室運営業務や片付けを行います。終礼ではお子さまや保護者さまの情報を共有し、記録を残します。
※午前中に園・学校の訪問支援のため外出することもあります。

ー1週間のスケジュールはどのようなものですか?

鄭:先週のスケジュールを共有させてください。

■月曜日
午前:支援計画の策定会議・修正
午後:支援2コマ
■火曜日
休暇
■水曜日
午前:園訪問1件
午後:支援2コマ、園訪問の記録作成1件
■木曜日
休暇
■金曜日
午前:支援計画作成、土日の支援準備
午後:支援2コマ
■土曜日
午前:支援2コマ、園訪問の結果を保護者さまにフィードバック
午後:支援1コマ、週次ミーティング※

※ヒヤリハットの案件がなかったか、リスクの高いケースがないか、おもちゃや備品など補充が必要なものはないか等、チームで話し合います。

■日曜日
午前:支援2コマ
午後:支援1コマ、その後は事業部の成果報告会※に参加しました。
※LITALICOジュニアでは年に1回、一年間の成果を称える成果報告会を開催しています。
全国の教室が一年間の取り組みを発表し、MVP教室が選出されます。

鄭:今回は、LITALICOジュニアを様々な観点から紹介させていただきました。転職するまでは 業務内容に関して想像がつきづらく不安もあったのですが、下記3点が用意されていたため、入社当時から変わらずやりがいを持って働くことができています。

(1)少人数に対してじっくり関われる点
(2)専門的な理論をもとに実践していく点
(3)未経験でも安心できる、半年間の研修制度がある点

LITALICOジュニアで働くことに関心を持ってくださった方は、ぜひお気軽に説明会へご参加ください。



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「障害」とはなにか。 社会生活に大きな困難があるために「障害者」と括られている人がいますが、もし、肢体不自由の方が軽快に移動できるカッコイイ車イスがあったら、「移動する困難」はなくせるのではないか。もし、精神的に不安の強い方でも安心して働ける職場があたりまえにあったら、「働く困難」はなくせるのではないか。社会には多様な人がいます。社会の側に人々の多様な生き方を実現するサービスや技術があれば、障害はなくしていける。 障害は人ではなく、社会の側にある。 そのように考え、働くことに困難のある方向けの就労支援サービス「LITALICOワークス」、学ぶことに困難がある子ども向けのオーダーメイド学習教室「LITALICOジュニア」、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を展開してまいりました。さらに2015年には、ネット事業を開始。発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」に加え、働くことに障害のある方の就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」をリリース。さらに、障害や特性がある方の自分らしい人生をサポートするサービスとして「LITALICOライフ」も事業化しました。 現在は各教室やセンターなどの全国の事業所運営の実践から得たナレッジをプラットフォーム事業を通し、福祉事業所全体へ普及し、プラットフォーム事業で得たデータを活かし、R&Dなどを通して、再びリアル事業所に活かしていくといった相互に連携しあうことで提供価値の最大化を目指しています。 ◇LITALICOジュニア: https://junior.litalico.jp/ ◇LITALICOワンダー: https://wonder.litalico.jp/ ◇LITALICOワークス: https://works.litalico.jp/ ◇LITALICOライフ: https://litalico-life.co.jp/ ◇LITALICO発達ナビ: https://h-navi.jp/ ◇LITALICO仕事ナビ: https://snabi.jp/ ◇LITALICOキャリア: https://litalico-c.jp/ ◇学校教育ソフト: https://s-edu-soft.litalico.jp/
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