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一人ひとりの強みを活かして創り上げた、LITALICOワンダーってどんな組織?

左:元木一喜(もとき・かずよし)
北海道情報大学大学院卒。情報系の専門学校教師を務めたのち、2016年にLITALICOワンダーへジョイン。秋葉原教室の立ち上げに参画後、新規出店である吉祥寺教室の教室長に就任。現在は新規事業であるLITALICOワンダーオンライン所属。
右:窪田沙耶(くぼた・さや)
立命館アジア太平洋大学卒。大学3~4年までの間、教育学を学ぶためノルウェーへ留学。LITALICOへ20年新卒として入社。初任地はLITALICOワンダー配属。入社当時店舗型ビジネスのみだったLITALICOワンダーのオンラインサービス立ち上げに従事。現在は同部署で顧客満足度向上施策を担当中。

誰もが想像していなかったであろう、withコロナの時代。
サービスのオンライン化が、見事にマッチした瞬間。

「子どもが主役」の教育を掲げるLITALICOワンダー(https://wonder.litalico.jp/)は、IT×ものづくりの授業を提供しています。関東圏内に17店舗の教室を展開しており、2021年には、世界中どこからでも参加できるオンラインサービスも開始しました。生徒数はのべ4,000名に達します。

新規事業「LITALICOワンダーオンライン」は、どのような経緯でつくられたのでしょうか。

元木「きっかけは、2020年から現在まで流行している新型コロナウィルスです。2020年4月に初めての緊急事態宣言がありました。学校は休校になり、映画館やジム、飲食店など不要不急のサービスは全て営業停止になりましたよね。当時店舗型ビジネスのみを運営していたLITALICOワンダーも、影響を受けた事業所のひとつでした。」

窪田「はじめはオンラインサービスを新規事業にするという動きはなくて、教室で行っていた授業のオンライン授業への切り替えから始めました。しかし次第にIT×ものづくりとオンラインの相性の良さに気づいたんです。『LITALICOワンダーオンライン』という名の新規事業ができる、と。そんな経緯でオンラインサービスの立ち上げが決まりました。」

元木「今では国内の他にもシンガポールやドイツなど、国境を越えて1,000名以上のお子さまにLITALICOワンダーオンラインを活用いただいています。まさかwithコロナの時代が来るとは思ってもいなかったし、こうやってLITALICOワンダーのサービスをオンライン化して世界に発信できるということは想像していませんでした。」

「一人ひとりの強みを活かせるチームを創りたい」
凸凹がうまくはまれば、チームとして成果を発揮できる。

オンラインサービスの立ち上げは目まぐるしいものだったと語る二人。

そんな中で最もこだわったのは”スタッフ一人ひとりの強みを活かせるチームを創ること”だったと言います。

元木「挑戦することを後押しできる組織にしたい。誰かが失敗しても『大丈夫』と言えるような心理的安全性の高い組織にしたい。そんなことを考えていました。」

窪田「LITALICOワンダーオンラインでは毎月10名程度のスタッフが新たに入社してくれています。そのなかには、プログラミング未経験の学生や、大学の授業もオンラインに変わったばかりでまだ慣れないスタッフも。安心して働けるように、トータル24時間分の研修をつくったり、入社後1か月のタイミングで必ず面談をしたりと、様々な体制を整えていきました。」

元木「スタッフが苦手なところを伸ばす意識ではなく、スタッフそれぞれが既に持っている強みをみつけて、発揮できるような環境づくりをイメージしてサポートしていましたね。そんな想いでスタッフと関わっていると、自然と『今日は〇〇をして上手くできました!次は××をしてみたいです』など、前向きで主体的な声が聞こえるようになりました。失敗経験をするよりも、成功経験をする方が次のチャレンジをする時に一歩が踏み出しやすいですよね。」

二人が語る理想のチーム像の背景には、何があるのでしょうか。

元木「お子さまと関わる際のスタンスとして『可能性を信じる』『挑戦のサイクルをつくる』『その子の社会を拡げる』等の、LITALICOワンダースタイルと言う6つの視点があります。このLITALICOワンダースタイルを、対スタッフとのコミュニケーションでも大切にするようにしています。」

窪田「私はLITALICOワンダースタイルを活用した実践を繰り返すことで、スタッフの可能性を信じたり、挑戦を後押しするような関わりができるようになりました。少し前に学生スタッフから『僕はLITALICOワンダーでアルバイトしてから、変わることができました。失敗をしたときに怒られたり、嫌な言い方をされることがなくて、”どうしたら改善できるか”という観点で話をしてくれる。失敗したときに、それを素直に言える組織で働けてよかったです。』と嬉しい声をいただくこともできました。」

もっとたくさんの方にサービスを届けられるように。

最後に、今後のLITALICOワンダーオンラインの展望について聞いてみました。

元木「現在1,000名を超えるお子さまにお通いいただいていますが、もっとたくさんの方にサービスを届けられたら、と考えています。なかには入院先の病院から授業を受けてくださっている方や、LITALICOジュニア※と併用して通っている方もいらっしゃるんですね。今以上に個別最適にお子さまに合った教材やサービス内容をプログラムとして提供していきたいですし、それができるスタッフの採用・育成をしていきたいですね。また、働く学生スタッフがたくさんの学びを得られて、将来『LITALICOワンダーでの経験が成長なり、自分の第一希望の企業に就職できました』とか『LITALICOに新卒社員として入社したいです』とか、そんな声が聞けるようになるととても嬉しいなと思います。」

※LITALICOジュニアとは…発達が気になる0~18歳までのお子さまに向けた学習&ソーシャルスキルトレーニングを提供している教室。全国に120拠点展開しています。
詳細:https://junior.litalico.jp/

窪田「私は『オンラインだからこそ』という観点で、田舎など情報が届きづらい地域に住んでいることや国境などの概念にとらわれず、より色んな人にLITALICOワンダーのサービスを届けたいと思っています。他にも、特性のある・なしに関わらず学びたい人が学べるような、そんな体制をつくっていけたらいいな、と考えています。」

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「障害」とはなにか。 社会生活に大きな困難があるために「障害者」と括られている人がいますが、もし、肢体不自由の方が軽快に移動できるカッコイイ車イスがあったら、「移動する困難」はなくせるのではないか。もし、精神的に不安の強い方でも安心して働ける職場があたりまえにあったら、「働く困難」はなくせるのではないか。社会には多様な人がいます。社会の側に人々の多様な生き方を実現するサービスや技術があれば、障害はなくしていける。 障害は人ではなく、社会の側にある。 そのように考え、働くことに困難のある方向けの就労支援サービス「LITALICOワークス」、学ぶことに困難がある子ども向けのオーダーメイド学習教室「LITALICOジュニア」、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を展開してまいりました。さらに2015年には、ネット事業を開始。発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」に加え、働くことに障害のある方の就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」をリリース。さらに、障害や特性がある方の自分らしい人生をサポートするサービスとして「LITALICOライフ」も事業化しました。 ◆教育課題: http://litalico.co.jp/vision/education/ ◇LITALICOジュニア: http://litalico.co.jp/service/junior/ ◇LITALICOワンダー: http://litalico.co.jp/service/wonder/ ◇LITALICO発達ナビ: http://litalico.co.jp/service/h-navi/ ◆雇用課題: http://litalico.co.jp/vision/employment/ ◇LITALICOワークス: http://litalico.co.jp/service/works/ ◇LITALICO仕事ナビ: http://litalico.co.jp/service/snavi/
株式会社LITALICO

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「子どもが主役」の教育を実践する、LITALICOワンダー(https://wonder.litalico.jp/)。 LITALICOワンダーでは、IT×ものづくりの機会を通して、その子らしい世界を拡げられる社会をつくることを目指しています。 現在は関東圏内に17店舗の教室を展開しており、世界中どこからでも参加できるオンラインサービスも開始しました。生徒数はのべ4,000人におよびます。
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