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顧客志向を追求して転職。元経営コンサルタントが語るLightblueの強さ

野村総合研究所(以下、NRI)で経営コンサルタントとして働いていた佐藤さん。スタートアップに転職してきた経緯と、様々な会社を見てきたからこそわかるLightblue Technology(以下、Lightblue)の良さについてお話を伺いました。

意図せず辿り着いた経営コンサルタントという仕事

どういう経緯でコンサルを志望したんですか?

実は、入社当初から退社するときまで一度もコンサルを志望していないんです。元々大学では石化資源の代わりに木材から樹脂原料を取り出す研究をしていたので、環境に携わりたい、中央省庁は自分の性格に合わなさそう、といった思いがありました。なので、メーカの環境分野に関わる技術職か、シンクタンクで政策立案をする仕事、という軸で就活して、”研究職”として内定をいただいたNRIに就職することにしました。でも入社後配属されたのはコンサルティング業務を行っている部署で、「あなたは今日から経営コンサルタントです」と言われ衝撃を受けたことをよく覚えています。

当初の希望とは違う業務をやってみて、どう感じましたか?

経営コンサルタントの仕事は、いざやってみるとすごく面白かったです。社風も性に合って、結局10年以上も楽しく続けることができました。コンサル業を必要としない世の中を作りたかったので、クライアントが今後コンサル発注を極力しないで済むように意識してプロジェクト設計をしていました。そういうことが許されるのも、NRIコンサル本部の良いところだったと思います。

NRIではどんな仕事をしていたんですか?

新規事業企画・実行支援・R&D投資戦略策定や、プレM&A・中計策定・マクロ経済予測&需要予測、あたりがメインですね。クライアントは材料/資源・医療機器分野、B2B製造業や商社・時々中央省庁あたり。NRIのコンサルは、コンサルとしては特殊な体制で、ジュニアもシニアもやれる事の範囲が広く、自由度が非常に高い環境でした。仕事はいくらでもあったので、広報・マーケから営業・企画・提案・クロージング・契約交渉や、PM・タスクリーダー・メンバー・アドバイザー、時にはボスの代わりに採用面接まで全部やっていました。

環境面ではどんな会社でしたか?

NRIは徹底した顧客志向を持つフラットな集団でした。「お客さんにとってそれは価値があるのか?」が絶対の判断基準なところはとても面白い文化だったと思います。顧客に価値を出せるのであれば上司やPMへの反論は正しく、場の空気を読んで言うべきことを言わないのは責められる行為でした。顧客にとって価値がないタスクは削る裁量もあり、本気でやらないとPJTが炎上して自分が困ることになるので、みんな常に全力で働いていたので一体感がある職場でした。

多岐にわたる業務の中で、どのような部分に面白さがありましたか?

製造業のクライアントの技術の方が「意図せず凄い技術ができた。でも用途も開発方針も見えない。どう仕立ててどこに売ればよいのか」と困っている案件ですかね。私自身、技術職になりたくてもなれなかったという悔恨を今でも抱えているので、そういった技術屋の真摯な努力や想いを形にする仕事はやりがいがあって面白かったです。

顧客志向の環境を模索した過去と、Lightblueとの出会い

そんな中、どうして転職しようと思ったんですか?

環境の変化が一番の原因だったと思います。新卒採用市場でのコンサル人気上昇と事業成長に伴って人手不足が進み、新卒採用数が増加しました。その結果、顧客志向な組織風土が薄れてきたと感じるようになって転職を考え始めました。業種や職種に大きなこだわりが無く自由な社風が好きだったので、「社風が合うか」という軸を重視して転職先を探し、自由闊達を売りにする大手不動産デベロッパーに行くことにしました。

非常に人気の企業群の一つですね。不動産デベロッパーではどのような仕事をしていましたか?

大抵の中途採用と同じようにオフィスリーシングの法人営業部に配属されました。私の場合はルート営業はせず、新規開拓と、新築案件の物元(物件広報・営業企画)を担当しました。どうやら社内では最も人気のない部署の一つらしく、3年~程度の激しいローテーションする人事制度でを理由に「数年の我慢だ」と言われました。

コンサルの複雑多様な業務に比べ、不動産業務のような「収益モデルの確立された既存事業」の業務はとてもシンプルでした。何をやれば成果が出せるかは明確で、ひとつひとつの達成難易度もそこまで高くはない。コンサルの仕事が爪楊枝で高速道路を作れと言われることだとすると、ここでの仕事は高速で千羽鶴を折りまくる、という感じでした。未知の仕事しか振られず、睡眠時間を確保するために必死で創意工夫をする働き方しかしたことが無かった自分には本当に衝撃的でした。

そういったところに転職のきっかけがあるんですか?

そうですね。ルーチン業務やお客さんに無関係の社内政治に全く興味を持てない私には合わないと直感的に感じました。そして、品質・価値追及や顧客志向というよりは、自身の直感やアイデアを強く推進していく文化風土なところにミスマッチを感じ、かなり早めに転職を決めました。

安定して楽に稼ぐという点でいうと、ネームバリューや給与の保証された大企業にいる方が良かったのですが、二人の子供が私の生き方を真似すると考えると、このまま社内政治に労力を割く仕事をやり続けてはだめだ、と思い、顧客志向で働ける場所へ移ることにしました。年功序列・ルーチン・合理性のない社内ルール・遅い意思決定といったものが壊滅的に苦手で普通の大手事業会社ではすぐに息が詰まるだろうと思ったので、スタートアップを検討することにしました。

他にはどのような企業で働いたんですか?

本当に色々です。複数のスタートアップでインターンや業務委託をし、現地現物で自分に合いそうな会社か判断して、Lightblueに移るまでの約2年間に、2社で働き、1社腰掛けで手伝い、5社以上で短期インターンや業務委託をしました。履歴書上は2社ですが、相当多くの会社の内情を見てきました。高齢化していたり、トップの営業力で資金調達は出来ても内情はあまり成果を出せていなかったり、若いメンバーが高度な仕事をしていたり、本当に様々です。自分に合うかどうか、良い会社かどうかは、一度中で働いてみないと絶対に分からないと思います。

過去の経験全てが活きている

Lightblueに転職を決めたポイントは何ですか?

Lightblueに入社した当時、私が重要視していたのは3点です。まず経営トップが優秀で、新しい物を取り入れて成長していける若さを持っている事。そして、技術開発をしている企業である事、最後に、社風が合うこと、つまりは社長と波長が合いそうな事でした。代表の園田とはウェブ面談で一度話して、「3か月間試しに働かせてほしい」と申し出て快諾をもらい、参加することになりました。気付いたら半年経っているので、合ったという事だと思います。

前職とはどんな違いがありますか?

前職含め、内実を見てきたスタートアップ企業と比べると、意思決定と方針転換の判断が非常に早いです。代表、園田のビジネス的な能力の高さ・成長スピードも群を抜いていると思いました。メンバーも優秀で、顧客志向・成果志向。自分個人が輝いているかに興味がない人達です。優秀なだけじゃなく、ちゃんと常識的です。遅刻しないとか、礼儀正しいとか、嘘をつかないとか、自己中心的な振る舞いをしないとか。多くのスタートアップはそういう”ちゃんとした人”を採用できなくて苦しんでいるケースが多いのでとても驚きました。スタートアップとしては雰囲気が地味で派手さはないですが、理系男子の集団慣れしているのでそれが適度に心地よいです。

入社して驚いたことはありますか?

ちゃんとボーナスが出るだとか、昇給することですかね。こういうことをきっちりできているベンチャーは珍しいです。あとは、代表が経理・法務・労務にちゃんと詳しく、かつ適正処理をしているということや、補助金や国プロの収入をちゃんと営業外に入れていることだとか。このステージのスタートアップとして、これは驚きで、そもそも全てを理解している代表者は見たことがありませんでした。

これまでの経験はLightblueでの現在にどう活きていますか?

私は今、コーポレート・営業問わずビジネスサイドに関わるあらゆる業務に携わっていますが、コンサル・スタートアップでの経験は全部活きていると思います。多種多様な産業の事情や特徴、個別企業名といった知識は若いメンバーをフォローするのに役立っていますし、「何をどうしていいか良く分からない」ような事案に対して、「これがあるからできない」ではなく「こうすればできる」を脊髄反射で考えようとするコンサル的思考は、強い要素技術を持つ当社の事業にも向いていると思います。色んなスタートアップの内情と、常識では信じられないような事象やトラブルも多数見てきたので、大抵の事に驚かない冷静さも役に立っていると思います。Lightblueでは大した事件は起きませんけどね。

最後に、Lightblueに興味を持った方へメッセージをお願いします!

Lightblueはスタートアップらしい0→1フェーズの挑戦的な仕事と、大企業と全く遜色ない優秀なメンバー陣の両方が揃う、良い意味でとても珍しい会社です。コンサルやスタートアップでの経験も活かせます。

世界でも先進的な技術開発から生まれるプロダクトを社会実装したい方、優秀なエンジニアの開発する技術を社会に貢献できるように仕立て、開発を全力でバックアップしたい方、ご応募お待ちしています!

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