株式会社Lifull FinTechに入る前

大学を卒業し、入社した半導体検査装置のメーカー（上場企業）が粉飾決算で倒産してしまい、新卒8ヶ月で失業保険のお世話になりました。「もう失うものはない」と吹っ切れて飛び込んだのが当時社員4名の株式会社ネクスト。不動産ポータルサイト「HOME'S」の営業・商品企画・事業企画に新規事業と、とにかくなんでもやりましたね。執行役員として新規事業まわりを管掌していた時に、なかなか黒字化しなかった金融関連サービスに携わったのがきっかけで、Lifull FinTechの設立にあたり代表を務めることになりました。

株式会社Lifull FinTechについて

一言で言えば、ベンチャーと上場企業のいいとこ取り。

まだ十数名の所帯なので、全員が全員とコミュニケーションを取れるフラットな組織構造で、意思決定の先延ばしもありません。ひとりひとりのカバーエリアは広いですが、誰もが「やれば責任者」とですのでチャレンジしたいことにはどんどん取り組めます（責任も伴いますが）。

ビジョンやカルチャーについては親会社である株式会社ネクスト（東証2120）からスピンオフしたのが2015年7月ということもあり、その多くを引き継いでいます。事業・サービスプランコンテストや社内ゼミなどはネクストグループとして行われているため、自由に参加することが可能です。

今後どういうことをしていきたいか

「保険は人生で2番目に大きな買い物」ということもあり、まだまだやるべきことがたくさんあるため深掘りしていきます。そして保険を真剣に考えていくと、実は不動産や住宅ローン、他の金融商品なども含めたライフプランニングが必要であることがわかってきました。一人ひとりのライフプランニングを中心にFinTechによる金融サービスとの新しい接点を作っていきたいと考えています。