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社員4名の会社に新卒で飛び込んだら、数億円の会社になった (後半)

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はじめまして、リーディングマーク の新卒一期生の後藤です。

前回の投稿を読んでいただいた方は、お久しぶりです。

前回投稿をした、「社員4名の会社に新卒で飛び込んだら、数億円の会社になった(前半)」が反響よく、ありがたいことに続きはいつ書くのだというご要望を多くいただきましたので、今回は

「4名のスタートアップに飛び込むってどういうことなのか」

について書きます。

(※あくまで私個人の経験と超個人的な意見であり、世の中のスタートアップ全てがこれに当てはまるわけではないのはご理解いただきながらお読み下さい。)


4名のスタートアップに飛び込むってどういうことなのか

よく、スタートアップの会社で働くってことは、全く寝ずに朝から晩まで仕事をしている。とか、
土日や休みなんて概念はなく、仕事とプライベートは完璧に一緒なものだ、など言われると思いますが、結論、あれはガチです

彼女とデートで行った東京ディズニーランドでの待ち時間は、パソコン持ち込みで作業してて、怒られて別れた原因になりましたし 、お正月も実家に帰って友達の車で初日の出を見に行きつつ、ひたすら車の中でパソコンをカタカタしながら、横目で初日の出を一応拝んでました。

当時の会社の体制

当時僕が飛び込んだ時は、

① 社長 : 飯田さん / 今も社長
② エンジニア : Sさま / 飯田さんと会社(当時は株式会社ist という名称) を立上げたえらい人
③ 社員: Mさん / 新卒で飛び込んできたすごい (変な) 人
④ 社員: Iさん / 総務関係色々お手伝いしてくれている(実は)お嬢様な人

の4名だけで、
そこにインターン生が2名でした。

インターン生は一人は一橋大学の非常に優秀な人でしたが、学校との両立で常時いるわけではありませんでした。

もう一人は僕ですが、僕は九州から大学を休学し、はるばる引っ越して来たのに数日間の社長からの放置プレイ洗礼を受けつつも、九州に帰れず参画していたので、フルタイムで働いていました。


当時の事業内容

当時は写真の様な東大生、慶應生、早稲田生に向けた就活の合同企業説明会等の開催を行っていました。
4名でやってた割に規模感は大きくて、こんなイベントを年間10種類くらい開催していたのですが、年間で、合計1万名くらいの学生さんが参加するイベントをやってました、(1イベントで500~1000名くらい)

ただ、4名でやるのはかなり無理ゲーで、
だって、1万名参加するイベントの ① 複数の企画 ②数百社の企業向けの営業 ③1万人の学生向け集客 ④ 当日の運営 を全てこの人数でやるのだから、色々無理は出てました。


当時やってた仕事内容

当時は、前の記事にも書いたようにマンションオフィスにおり、いわゆる"会社!" といった感じにする余裕もないほど、お金には余裕はありませんでした。

そのため、出来る限りの作業はすべて自分たちでお金をかけずに手作業でやろうという感じで、"なんでも屋"というような仕事の仕方をしてました。

例えば参加学生に向けた当日配布のイベント参加資料。
これを家庭用プリンターで一晩で数万部印刷していたので、トナーなんかすぐ無くなるし、だから安いサードパーティー製のトナーを何本も積み木のように隣に積み上げながら、プリンター様の顔色を伺いながら回してました。
しかも、その後に待ってるホッチキス留め作業。数枚を一つにしてひたすらホッチキスで留めていくという簡単な作業ですが、そんなことはもちろん家庭用プリンターなんかではやってくれません。
イベント前日の夜中の2時くらいに、機嫌よく最後まで刷り上げてくれた資料を、数枚集めホッチキスをカチャリと留める。という、作業を数万回繰り替えす、といったことをを朝までやったりしてました。

今は流石にオフィス用プリンターが全部やってくれますが、本当に便利だし、物が揃っているって幸せだなと思います。

こんなの


その他には、イベントの運営準備だけでなく① 企画 ② 企業向けの営業 ③ 学生向けの集客 ④ 当日の運営 の全てもやってました。

今では「営業」とか「マーケ」とか「運営チーム」とか、分かれて行うのが普通だし、似たようなことをやってる他社でも、分けてるのだと思いますが、当時は超少人数でやっていたので、分けれるほど人がいるわけもなく、ほぼ全て担当してました。


一応メインは営業をでしたが、当時はまだ学生で就職活動もしたことがなかったにも関わらず、日本を代表する企業や、お国の官公庁へと出向き、人事の方へ新卒採用に関して語りつつ、イベントのお話をする、などもしてました。


当時の営業のお仕事で一番記憶にあるのが、初めての営業でした。
4名しかいない状態なので、丁寧に営業の方法やマナーなどを教えてもらうなど、期待もしてませんでしたが、さすが期待を外すことなく、一度社長と一緒に営業に行き、「次の日からは一人だから、全ここで覚えてね」というやり方でした。

行ったところは、お国の某官公庁様。

営業トークを携帯で録音し(ホントはだめだけどこっそり)その日の晩に全て丸暗記し、そのまま話そうと、次の日意気込み、お客様へ行くと

「新しい人事メンバーを勉強がてら2名同席させたいのだけれどよい?」と言われ、

内心(こっちが勉強したいわ)と強く思ったのを隠しつつ、なんだかんだで1.5時間喋り続け、次のお客様へのアポに30分遅刻をするという失態を犯したのもいい思い出。

こっぴどく叱られました。


あとは、集客のために大学の前2週間くらい朝から晩までチラシ配りをするというのもやってました。

当時はネット集客よりもリアルの方が集客効果が良く、口コミを生ませるためにもほとんどリアルだけで集客を行っていました。

警察署に行って、「路上使用許可書」っていう許可書を取ってから、大学の校門の前で朝から晩までチラシを配り続けるんですが、

これも色々試すうちにクリアファイルの中に入れて配ると受け取ってもらいやすい!という画期的な方法を発見し、数万部あるチラシ全てを一枚一枚手作業でクリアファイルに入れてから、次の日朝から配布するということもやってました。

もし、チラシをクリアファイルに早く詰めるお仕事があれば、上位1%くらいにはなれる自信があります。

         懐かしい赤門


あとは、中国でもイベントを開催しており、北京にも何度か行ってイベントを開いたりもしてましたね。

        こんなとこ

それでも楽しかったこと

すごいブラック臭漂う、ただただ泥臭いことしか書いていないですが、当時はそれが辛いとか、仕事が嫌だとか、そんなことは微塵も思わなかったですし、一般的にはブラックなんだろうなとは思ってましたが、休日の朝9時に家の近くのマックに行ってそのまま夜の23時までカタカタしてるのも、自分の仕事が直に形になっていくのを感じることが出来て、とても楽しかったのを覚えています。
(マックの人、居座ってごめんなさい)

ある日、会社の通帳を見たら、当時時給換算で ◯00円で働いてた自分の通帳よりもお金がないことがあったんですよ。
(今では笑い話で過ごせるものの、完全にキャッシュアウト寸前だったなと思います)

その後、たまたま今ではテレビにもCM打ってて、マザーズにも上場し時価総額も数百億の社長さんが、当時はまだ事業も立ち上げた直後くらいなんじゃないかと思いますが、ふらっとうちのマンションオフィスへ来ていただいたことがあって、一緒にピザを食べたのですが、そのときに言われたのが、

「ベンチャーで働くなら "給料日は怖いものだ" というのを忘れてはいけないよ」

っていうことを言われたのが今でも強く記憶に残ってます。

他にも今を輝いている様々な方との出会いや、自分の仕事がどストレートに市場へ影響を与えられること。など、本当に様々な経験をしてきました。

こんな経験ができたのは、この時期のベンチャーに運良く入れたからだと思っています。


個人的な考えですが、仕事が大変だと思うことは、よくあることなのだと思うのですが、

「仕事が大変だと感じるのは、自分が個人がやりたいと思っていることと違うことをやっているから」

なんだと思います。

そういう意味では、ベンチャーとは会社の方向性が自分のやりたいことと合ってさえすれば、働いている人にとってはとても居心地の良い空間であり、自己実現の場になりえると思います。

また会社としては、その環境を守ることが会社のミッションを守り続け、会社がやりたい方向に向かっていき、そして、一緒に働いている従業員の自己実現を助ける近道なんじゃないかと思っています。


ベンチャーへ興味を持っているが、迷っている人へ

安定してるのだろうか、自分は楽しめるんだろうか。自分の人生は良くなるのだろうか。
など、色々悩むことがあると思います。

そりゃ大手のほうが、よっぽど安定してお金は稼ぐことが出来るし、社会的なブランドは高いし、合コンでも◯◯(大手)だよ。と言えば、モテモテだろうし。
良いことたくさんあると思います。

それでも、「これがやりたい」 と自分に思いがある人。 

そんな人は、うちの会社に限らずベンチャーで働くということが、自分のやりたいことへの近道になる可能性が非常に高い方法になると思います。

ただし、会社の方向性がやりたいことと違った場合は、非常に辛い選択になってしまう可能性も背中合わせです。

是非一度ベンチャーのお話を聞くだけでも、新しい道が見えるようになると思います。
そして、それがリーディングマークであり、同じ志を持って働けるのであれば
これにまさる嬉しいことはないです。

長文、読んでいただきありがとうございました。

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