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大事なのは「水平思考」、「成果を出すためのフロー」、そして「責任と覚悟」 byリーディング・コミュニケーション代表 細矢義明

『コミュニケーション/コミュニティが人生に与える価値に無限の可能性を見出し、リアルとデジタルを融合させた本物の体験を世の中に提供していく』新会社Leading communication(以下LC)で代表取締役社長を務める細矢 義明さんに、自社で大切にしていきたい考え方(バリューや行動指針の基になるもの)についてお話を伺いました!

プロフィール(代表取締役社長 細矢 義明)

ホストグループを創業し年商60億の事業に成長させた後に同事業を退任し、2017年Leading Communication設立。現在はインフルエンサーマーケティング、WEBメディア(danCe)、ライブ配信アプリ(toU)などデジタル領域に力を入れたサービスを運営する会社を経営。ユニークな経歴、コミュニティー形成ノウハウを活用し、あらゆる人財が過去のバックグラウンドに縛られず挑戦でき、価値提供できる新規事業の立ち上げに奮闘中。

“水平思考”で、新しい刺激を受け、感性を磨き続ける

- 前回のインタビューでは、『リーディング・コミュニケーション』を社名として掲げる御社のミッション、ビジョンについてお話を伺いました。今後は“バリュー(価値観)”や“行動指針”を固めていくフェーズだと思います。そのために、今社内で大切にしている考え方について、お話を聞かせてください。

「水平思考」の考え方は大事だな、というのがまずひとつあります。柔軟性という言葉にもなるかと思います。そして「成果を出すためのフロー」の部分。まず理解して、スピード感を持ってアクションをして、提案して、成果を出すというサイクル。当たり前といえば当たり前のことなのですが、できていない人が多い。だからこそ大事にしていきたいことです。後は任せること。自由には必ず責任が伴いますので、「責任と覚悟」を持ってやっている人じゃないと。仕事において中途半端じゃだめですよと。

- なるほど、ありがとうございます。それではひとつずつ、お話を聞かせてください。まずは“水平思考”とは、どのような意味ですか?

例えば、「これってこういうものだから」と、常識にとらわれてしまっている人がいると思います。それは考えることへの放棄だと思うし、情報にコントロールされてしまっている。それでは良いものを生み出せません。安定は衰退のはじまりとも言えます。仕事において、言われないと動けない人というのも、そういう人が多いかなと思っています。

そうではなくて、何かを提示されているとして、「そもそもこれってなぜ提示されているのだろう?」、「…ということは、これでもいいよね」と、柔軟に、新しい視点から考えることが大事です。それが、水平に考えられるということです。組織にとっても、縦軸の常識だけにとらわれるような人ではなくて、横串で考えられる人が必要と思っています。

時代が変わっていく中で、水平思考で、リスクを恐れずに新しいことにトライし続けること、新しい刺激を受けて、感性を磨き続けることが大切だと思っています。

- なるほど。御社において、なぜ水平思考が大事なのでしょうか?

例えばホストクラブの場合、「ホストってこういうものだ」という見方が世の中にあります。ホストクラブっていう業界自体にも、「この業界ってこういうものだ」って考え方があって、ホストのコたちも、「僕らこういうものなので」っていうのがあるんです。それに捕らわれていたら、私たちは新しいことを何もできてなかったし、きっと成功していなかった。

そしてこの新しい会社で、コミュニケーションとコミュニティ形成を通したビジネスで、今までにないものをどんどん作っていくということは、「これってこういうものだ」ではなくて、「これってこういうもの、その理由はそもそも何だろう?」を考えて、新しいものを生み出していく必要があります。そのように水平思考は、会社のミッション、ビジョンにも繋がっている考え方です。

理解していないなら、行動する必要はない

- 水平思考の大切さがよく分かりました。次に、「成果を出すためのフロー」について、聞かせてください。

キーワードで表すと、5つあります。理解、スピード、アクション、提案、成果です。この“理解”に始まる5つのキーワードは、順序があって繋がっています。文章にすると、「まず“理解”を深めてから、速い“スピード”で “アクション”を起こし、自ら“提案”をして、“結果”を意識しよう」と、なります。

- まず“理解”するところから始まるのですね。

表面上、分かったようでも、実は全然わかってないことが多いと思います。忖度しちゃって、深く理解せずに「分かりました」って言っちゃう人は多いと思います。そして分かっていないのなら、行動する必要はないと思っています。無駄になるからです。だから、分かるまでとことん質問しよう、まずしっかり理解しよう、と。

- 確かに、理解あってこそ、物事が始まりますね。次に、“スピード”についてはいかがでしょうか?

自分の得意なことばかりしていて、スピードを意識できない人が多いと思います。デジタルが急速に発展している中で、あらゆる物事のスピードも速まっています。何か優れたアイデアや企画があっても、もたもたしていると、競合に先を越されてしまうでしょう。だから常に危機感を持っています。他社が2日でやるようなことを、弊社では1日でやってしまって、トップ走っちゃおう、という考え方を大切にしています。

経営的な観点では、作業コストですとか、人件費にも関わります。固定的に発生する費用に対して、費用対効果は常に意識しなければなりません。1日の過ごし方でも、効率ですとか生産性を意識している人と、たらたらと作業をしている人では、仕事の質がまるで変わってきます。そのような意識をメンバーそれぞれが持つことが、強い組織には大切です。

- ありがとうございます。次に、“アクション”ですね。

弊社では、戦略を考えたり戦術を練ったりの会議を行う機会が多いです。それはそれで重要ですが、要はそれだけで満足してはいけないということです。実行しないと、PDCAも回せないし、検証することも改善することもできません。頭でっかちで何もしない評論家はいりません。

スピーディにアクションを起こして、やりながら修正していく、そのようなスタンスでないと、今の時代では勝ち残れないと思っています。だから社内では、小さくてもいいからアクションを起こそうよ、と話していますし、そのためのアクションプランがどうなっているかも常に確認しています。

- “提案”については、いかがでしょうか?

アクションの中には、上司あるいは誰かに指示されて行うものもあります。なので、アクションをもとに、自分で考えて提案してほしいと思っています。それがないと、ただの指示待ち人間になってしまいます。

自分の考えをベースに更に次なる行動を起こしていくことが大切です。もしやることが決まっているなら、自分で考えて工夫してほしいし、今までと違うことでもいいので、こんなことも考えましたよという提案を持ってきてほしいと思っています。

成果を意識している人は、“責任と覚悟”がある人

- アクションする本人だからこそ気づけること、提案できることって、きっとありますよね。

はい。なかなか提案をせず成果に繋がらない人もいると思います。そして提案までは、プロセスの話になります。やっぱりプロセスのゴールは成果なので、そこを意識することが大事です。

- 「成果」と「責任と覚悟」に繋がりますね。

よくプロセスゴールの人がいます。プロセスのこれをやったから僕すごいよねって、自己評価を求めてプロセスを求めるような人です。そうなってしまうと、結果に通じません。泥臭くてもなんでも、成果を意識しているか。成果を意識して、結果が出るまで泥臭くやっていこう、と話しています。

そして意識している人としていない人で、何が違うか。それが“責任と覚悟”なんです。責任と覚悟がない人、例えば何かが起きたときに他責にしちゃう人とかには、重要な仕事って振れないものです。

戦略、戦術を社員たちが考える中で、常に言っているのは、ゴールからブレイクダウンしていくクセをつけようということです。積み上げ式の考え方って結局、どこに向かっているんだっけ、となりやすくなる。なので、理想の状態は何かを常に確認しています。理想ってこうだよね、現状こうだよね、だからこうやってしていこう、と、みんなで意識合わせをしてから動くようにしています。

まとめると、水平思考で、そのような理解とか提案とかアクションスピードを大事にしながら、ゴールを意識して、理想を考えて、責任と覚悟を持てている人、ってすごくいいなと思いますね。

ライフグラフの上昇時は、多様な価値観に触れていた

- 大切にしている考え方について、深く理解させていただくことができました。ところで細矢さんがゴールを意識できるようになったり、逆算して考えられるようになったりしたのは、どうしてでしょうか?

長年ホストの会社をやっていた中で、バッと勢いでいっていたので、一瞬迷う時期があったんです。自分がやりたいことってなんだろう、最終的に求めるものは何だろう、と。

- それはいつ頃の話ですか?

20代の半ばなので、8年くらい前ですね。ちょうど20歳で立ち上げてから、がむしゃらにやっていました。同じ業界の人たちとしか触れ合わず、メンターもいなくて。仕事ばかりしていて学ぶ時間もなくて、このままでいいのかなと迷ったことがありました。そのときに友人と出会い、コーチングを知って受けたことがありました。そして自分の中での価値感と向き合うということをまずやりました。

- 価値観とどのように向き合い、ゴールを意識するようになりましたか?

自分の人生のライフグラフというのを書きます。そして上昇している時って何があったっけ、と振り返ると、新しい刺激を得て、いろいろな価値観に触れていた時でした。下がっている時は、同じことを繰り返しているときでした。そこから自分の価値観で重要視しているものがこれだと分かり、このあたりまでいきたいよね、というのが明確になりました。

そしてその結論をゴールとしたときに、そこに辿り着くために今がこうだとしたら、自分のプライベートってどうあるべきか、仕事の環境ってどうあるべきか、と考えて。そしてゴールを達成するために必要なものがあるとしたら、自分がどこまで覚悟をもってアクセルを踏めるか、 その許容範囲を踏まえて、それをもとにスケジュールを作っていって、と。それから考えられるようになりました。

やっぱり、目先のことしか見ていないと、視点が狭まってしまうし、考えが浅くなる。忙しくて、時間に追われると、対処になりやすい。本当のゴールを見失うと、この1カ月が無駄になる、そういうことがありました。だから、何のためにやっているのかって、ゴールのためだよね、ゴール意識しない行動って意味ないよね、というのがありますね。

世の中を変え、新しい価値観を作ることに興味を持つ

- がむしゃらな経営者についていくのも面白いかもしれませんが、細矢さんのようにある意味で悟っているというか、凄いレベルに達している方と一緒に、更に高いフェーズ、新しいステージを目指していけるのは面白そうだと感じます。

がむしゃらな時期、あの時はあの時で良かったなと思っていて。当時ってやるしかないっていうか、突き進んでいくような、本当にがむしゃらだった。“渋谷ではたらく社長のブログ”で有名なF社長が、「全力で回り道」みたいな話をすると思うんですけど、僕自身も全力で右行って左行って失敗してきたからこそ、いろんなことが経験できて、失敗も経験になりました。もし最短の道だったら、今どうなっていたかな、というのはあります。もっと効率のいいやりかたはあると思いますけど、全力がむしゃらも、いい経験だったと思います。

やはりホストというのは、人のビジネスなので、人が行動するところ、人の動機形成ってなんだろう、というところが価値観だと思っています。将来自分ってどうなりたいの、というときに、みんなが「楽をして生きていければいい」と思うかって、そんなこともないと思います。もともとは「こういうことやりたい、ああいうことやりたい」、というのがあったのに、あるいは失敗してきた人をみてきたから、波風立てたくないって考えに至ってしまうのではないでしょうか。

- もともとの「やりたい」が、今もし埋もれていたら、活かしたいですね。

小さいころの価値観とか動機形成を見直すと、行動の源泉があるはず。そこに気付いて、そこを引き出してあげて、会社のビジョンとか自己目標にリンクすると、その人の行動のクオリティは上がっていくはず。教育にも関わる話だと思います。どんなにテクニックを教えたところで、活用するのは本人だし、活用しないと、なかなか生産性はあがっていかないだろうし。

ミッションのところで刺激と成長の話をしたと思いますけど、会社も常に成長し続けていくべきであるし、人材であるべきです。一緒に仕事をするのは、バリューを共有できることもそうですが、やっぱり1日1日、成長を意識できる人がいいなと思っています。そして考え方が柔軟な方。弊社にはアセットがありますので、バイアスもかかります。そのような環境の中で、会社が決めたことってこうだよね、じゃなくて、自分の頭でこの方がいいよねって考えていけるような柔軟な方がいいですね。面白いことに興味を持てる、世の中を変える、新しい価値観を作ることに興味が持てる、という人が理想的です。

- そのような人材が、御社でイキイキとしているイメージが持てます。御社が大切にしている考え方についてのお話、自分自身にとってもタメになりました。ありがとうございました!

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